立本夏山「表現の教室」
この教室は、演出家・俳優として20年積み重ねてきた経験をもとに、参加者それぞれの表現のタネを育てることを目的とした場所です。
演技やコミュニケーション、表現が上達するには、それより手前の「なぜその表現をするのか」ということがなければ片手落ちの状態になってしまいます。しかし多くの創作の現場では、作品をつくることが優先されるために、この根本的な問題は棚にあげられる場合が多いという現状があります。
なぜかといえば、その表現が発生する手前にあるものは人それぞれで正解はなく、しかもそれを身体に落としていく作業も必要になります。とても時間がかかる。
しかし本当に人の心に触れる表現には、この根本は絶対に必要です。
僕は多くのひとり芝居を上演してきました。ひとりで多くのお客様の前に立ち、表現する。どこにも逃げ場はありません。嘘やごまかしは見破られるのです。
僕自身の表現も、すべてが完璧にできているなんてことはなく、その都度七転八倒しながらなんとかその時の根本を掴み取っていくのですが…。
しかしそこが表現の面白いところだと思っています。
そこで、そういう学びの場があったらいいなと思いつくってみることにしました。
何か決まったメソッドやスタイルを学ぶ場所ではなく、自分の表現をもとに新たなスタイルを創るきっかけになる場所へ。
まずは試しにはじめてみます。俳優にかぎらず、ダンサーや身体表現者、美術家に音楽家、詩人など、身体を使う様々な表現者が集う場になったらと考えています。素人の方も大歓迎です。
まずは出会いに来てください。
[日程]
2月21日(火)18時〜21時
2月23日(木)18時〜21時
3月5日(日)18時〜21時
3月12日(日)18時〜21時
3月19日(日)18時〜21時
[場所]
港区(場所は参加者にお知らせします)
[定員]
5名(先着順)
[料金]
3000円(一回)
[連絡先]
mail@kazan-office.com
(前日の24時までにご連絡下さい)
【立本夏山プロフィール】
文学座、俳優座演劇研究所を経て新宿梁山泊、燐光群、小池博史、伊藤キムの作品などに出演。2011年よりひとり芝居を始め、ダンテ、ドストエフスキー、太宰治、夢野久作などの文学作品を舞台化している。2016〜18年アヴィニヨン演劇祭にてスペインの演出家アンジェリカ・リデル作品に出演し、世界各国を巡演。 2020年に劇団、人間劇場を結成。2023年2月、イタリア・ミラノのTeatro No’hmaに招聘され、神曲・地獄篇を元にしたひとり芝居「inferno」を上演。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
・恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。
・あらゆる差別と暴力を容認せず、誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。
・ワークショップ指導者と参加者が2人きりになることはありません。
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掲載者情報
掲載者 | 株式会社Kazan office. |
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担当者 | 市川喜愛瑠 |
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