「急募!18〜25才男女 早稲田大学映画サークル自主制作映画」
※以前こちらのサイトで募集をした映画企画の一部役を追加募集させて頂きます。
締切、オーディションまで時間があまりありませんが、よろしくお願いします。
■タイトル
未定
■企画概要
80分ほどの中編映画です。スタッフは早稲田大学映画サークル・日大芸術学部映画学科・映画美学校などの学生で構成されておりまして、自主映画ならではの機動性と自由な発想力を生かし、商業映画に拮抗し得るクオリティの作品を目指します。 この映画の完成後は、ぴあフィルムフェスを始め各種映画祭に出品、また積極的に上映活動も行う予定です。撮影はSONYの業務用ハイヴィジョンカメラHVR-Z1Jで行います。
■あらすじ
地方に住むフリーの女性編集者のヒロミ(46)は、もうすぐ再婚しようとしていた。相手のヒトシ(35)は自分より一回りも若く、ノゾム(12)という連れ子もいるがヒロミの年齢的にも最後のチャンスだ。3人の間には徐々に家族的信頼関係が生まれつつあるが、再婚をまだ連れ子には言っていない。
そんな折り、ヒロミに一本の電話がかかってくる。それはかつて自分が捨てて出て行った家庭の元夫ジョウジ(47)からで、なんと「息子ケン(22)が死んだ」ということを伝える電話だった。10年前、ヒロミは東京で結婚生活を送っていたが、一生主婦を続けることに嫌気がさして、編集者として身を立てることを決意し、夫と衝突して家を出て行った。その際、しばらくは息子を養う余裕が無いだろうという判断で、息子は元夫の元に残していったのだった。だが、そのまま徐々に疎遠になっていき、結局10年近く息子とは会っていなかった。
東京に行き、息子の死体を見せられ、葬式に参列するヒロミ。しかしヒロミには悲壮感が無かった。実は元夫から電話がかかってくる直前、何気なくテレビを見ていて、インタビューに答えているモザイクがかけられた匿名の若者の姿を見た時に、何故だろうか、「今のは自分の息子だ」とヒロミは直感してしまったのだ。そしてそれは今目の前にいる死体とは別人なのである。しかしジョウジもそんな話を信じるはずがなかった。現にヒロミが連れられていった、息子のケンが一人暮らしをしていたアパートにはしばらく人が立ち入った形跡が無かった。
その葬式には昔家族ぐるみで付き合いがあったユウコ(46)も来ていた。「息子を捨てて出て行った母親」ということで特に夫側の親族からは冷たい目で見らているヒロミを心配して、ユウコはヒロミを自分の家に招待する。そしてその夜、ユウコの夫タカヒロ(46)、息子のサトシ(19)と共に四人で食卓を囲う。思いの外明るいヒロミに引きづられるように、久々の再会を懐かしみ様々な話をする。ヒロミはその場でも「息子は生きているんじゃないか」という話をするが、ユウコ、タカヒロにはショックのあまりそのようなことを言うのだと思われてしまう。しかしサトシだけは、生きているかどうかは半信半疑にしても、何か確たる根拠の元に言っているらしいヒロミに興味を持つ。
その夜一人ホテルに帰るヒロミ。元夫すらも、既に息子の死を受け入れつつある。警察に言っても10年間息子と会っていなかった自分の判断など信じてもらえる訳がない。もはや、ケンを助けることができるとしたら自分しかいない・・・ヒロミはジョウジに電話をかけた。「ケンの部屋を引き払うのは待って。私がそこに住む。」
そしてヒロミは、サトシとその恋人のマキの手を借り、実は生きているかもしれない息子を捜すことを決意する。
■追加キャスト募集
○ユウコの息子 「サトシ」
19才。親の強い希望もあり現在大学生だが、早く完全に自活したい。母親の奔放なところを軽蔑しつつも、少し羨ましい気持ちで見ている。父親の浮気を知っていて、父親に同情しつつもどこか他人であると言う感情を持たざるを得ない。本人も軽いノリを持っているが、母親が奔放な分サトシは生活力があり、しっかりした青年である。家族のことを根の部分では嫌いじゃないからこそ、仮面家族に嫌気がさしている。
恋人のマキが妊娠したのを知ると即座結婚を決意する(実は心からの決意ではないのだが)。また、恋人マキの妊娠により、急に自分が親になるということ。自分の両親を見て、自分が親・夫婦になることへの不安・恐怖感を無意識に感じているが、自覚していない。そんな時にヒロミに出会って、一時は理想の大人像を見れた気がして期待した分、ヒロミが隠していたことを知った時の失望感は大きい。
○サトシの恋人「マキ」
22才。いまいち働くという事に意欲も沸かず、家にかなりの居心地の悪さを感じている。現在、就職はしていないが、バイトはしており、そこでサトシと出会い付き合う事になった。
現在実家に住んでいるが、早く家から出て行きたいと思っている。自身特にやりたいこともなく、妊娠と結婚話と家から出たいというタイミングが重なり、愛もあるが、実情的な面もあり結婚に傾いていた。しかし妊娠したと思っていたのが実はしていなかったことが途中で分かるが、それをサトシには隠している。ヒロミとは仲良くなり色々相談に乗ってもらう。ヒロミは、サトシの考えについてもサトシ本人からよりはむしろマキの口から聞くことになる。
■監督・スタッフについて
監督 嶺隼樹
1985年札幌生まれ。現在早稲田大学映画サークル「CINEMAX SIDEVARG」に所属。
受賞歴
『水女』(2006/撮影・編集担当)第19回早稲田映画まつり準グランプリ
『長い廊下』(2007)第20回早稲田映画まつり内田けんじ賞
『風招き』(2007)黒澤明記念ショート・フィルムコンペティション2007本選ノミネート
スタッフ参加歴
『ラッシュライフ』 (東京芸術大学大学院映像研究科3期生制作オムニバス映画) 助監督
※映画は2009年一般公開予定
『トウキョウソナタ』(2008/黒沢清監督)装飾応援
『Tokyo Real』(2007/笠木望・湯本美谷子監督)メイキング編集
■撮影期間
2009年2月下旬〜3月下旬のうち三週間程度。
ちなみに、役ごとの出演日数としては、サトシ役で一週間程度、マキ役で五日程度になります。
■主なロケ地
東京都
■ギャラについて
自主映画であるため、申し訳ありませんがノーギャラでお願いします。
ただし、撮影期間中の交通費・食費・その他経費は支給します。
■ 募集期限
2009年1月20日(火)
■選考方法・問い合わせ先
出演希望の方は、
h.motoi1021@gmail.com (助監督 基はるか)
までメールを送って下さい。
氏名、年齢、身長、出演希望の役、自己PR、過去の出 演歴、メールアドレス、電話番号を記入して、写メールでも構いませんので顔写真を添付して下さい。
ちなみに今回、募集条件として年齢が18〜25才の方とさせて頂きます。
現在、1月21・22日(水・木)にオーディションを行う予定です。日程都合つかない方はご相談ください。
なにかご不明な点がありましたら、メールにてお問い合わせください。
以上、よろしくお願いします。皆様のご応募をおまちしております。
※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
※ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。
掲載者情報
掲載者 |
---|