（完成）シドニー映画祭映画『かさぶた』主人公母役募集（3~4月の土日/2時間拘束）

2020年3月上旬より撮影予定の片山拓監督作品『かさぶた』の主演 七海の母親役を募集します。
東京の名物や下町情緒を入れ込んだ作品で、国内外の映画賞に応募予定です。

【あらすじ】
主人公は、幼馴染でバンドマンの彼氏と同棲している桜井七海(27)。夢も語らず、目標もなくなった恋人に対して、七海は日に日に不満をつのらせていくが……。

【募集要項】
こちらの主人公・七海の母親　桜井加奈子(45~55)の役者様を募集します。
日時：3月～4月の土日。1日のみ、2-3時間程度。
場所：狛江か、世田谷区周辺。
オーディション：2月7日（金）、2月13日（木）午前中～16時まで新宿にて監督と対面オーディション
報酬：交通費支給。もし6時間以上の待機時間になった場合には、昼食支給。

【応募方法】
メールの件名：映画『かさぶた』桜井加奈子役／（役者名）
①自己PR、趣味、特技
②バストアップの写真、全身写真
③メイキング撮影可否。その際、SNSやネットにアップ可能か？タグ付けは大丈夫か？
　お持ちであれば、twitterやinstagramやFACEBOOKやnoteのアカウント名
④他のキャストになった場合の可否。
　屋形船にのる客2人も募集しております。台詞は2－3個です。
⑤下記掲載の台詞を音声録音したデータ
　スマホやPCで録音可能です。不明な場合は⑥のみご連絡下さい。
⑥オーディションの希望時間
　2月7日（金）、2月13日（木）午前中～16時までの20分程度です。
　第一希望から第三希望までお知らせください。場所は新宿の喫茶店です。

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３４　喫茶店
　　　ぽたぽたと落ちていくサイフォンのなかの珈琲。
　　　その前にいる店長とかな、何かを見ている。
　　　客席にいる七海と母・桜井加奈子。
加奈子「（方言）もう入院ばっかりなんよぉ。おじいちゃんもなぁ、今年の冬は越せんかもしれんって」
七海「……（東京弁）そりゃぁ大変だ」
加奈子「（方言）なんよ、他人事みたいに……。戻ってきんさいよ。こげんとこでバイトしとったってしょうがなかよ」
　　　かな、何か言おうとするが、店長がとめる。
加奈子「（方言）翔太君、まだ音楽やっとるんやろ」
七海「（方言）別にええやん……。翔太は翔太で。好きにやっとるんよ」
加奈子「（方言）もうすぐ30になるんやけ、もっとしっかり考えんといけんよ」
七海「(方言)まだ27じゃけ。大体将来んこととか、考えられるんは未来がある人だけや」
加奈子「……」
七海「（方言）うちにはもう、……なんもない。なんも」
加奈子「（方言）じゃ、拾うてきぃ」
七海「……」
加奈子「（方言）もとは持っとったんよ。持たせて産んだんじゃけぇなぁ。落っことしたんなら、また探すしたらええやないの」
七海「……」
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たくさんのご応募、お待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。

監督 - 片山　拓 Taku Katayama

1987年生まれ。写真家、映像作家
・2012 365日フォトコンテスト　佳作受賞
・GEISAI#19　出展
・ONWARD competition13 二次審査選出
・第47回　Canon photocontest　ネイチャー部門　準大賞受賞
・アメリカ、New York　Fountain art fair にて展示　販売
・「Photo Jam ASAKUSA」展示
・月刊デジタルファクトリーにて連載写真集
　Taku Katayama 眠るまでのお話　連載中
・PHOTOJAM TOKYO6 展示、販売
・PHOTOJAM TOKYO6 展示、販売
・米子映画事変　3分映画宴2019 グランプリ受賞

脚本 - 高村 狐堂 Kodo Takamura

監督、脚本家。
・2019年イルミナシオン映画祭最終選考（別名義）
・NHK創作ドラマ賞佳作（別名義）
・米子映画事変　3分映画宴2019 グランプリ受賞
・クロアチア映画祭長編映画『311の子どもたち』脚本担当（2020年撮影）
・青森県自治体との共催長編映画『セブンズドア』脚本担当（2020年撮影）
・実在のバンドと手を組んだ音楽長編映画『かさぶた』脚本担当（2020年撮影）
・埼玉県自治体との共催中編映画『真夏の通り雨』脚本担当（2020年撮影）
・（別監督）カンヌ短編映画祭出展用短編映画『茶色い水』脚本担当（2020年撮影）