京都芸術大学卒業制作作品『呱々(ここ)』 30代から40代の女性キャスト募集 8/8締め切り
はじめまして。京都芸術大学(旧 京都造形芸術大学)映画学科 卒業制作ゼミ 礒田組です。この度は、卒業制作『呱々(ここ)』への出演をご検討いただき、ありがとうございます。
この作品は、本校で行われる卒業制作展に加えて国内外の映画祭出品、学科配信サイト「D STUDIO」(https://www.takahara-dst.com)での配信などを予定しています。
以下、概要を記載させていただきます。
【あらすじ】
1997年初夏 海辺の町。
中学生の高野千佳(13)は銀行員の父、専業主婦の母、進学校に通う姉と共に高級住宅街で暮らしていた。何不自由ない暮らし。しかし千佳は何処にも居場所を見つけられずにいた。
中学生の櫻井一斗(13)は工場で働く母と団地で暮らしている。しかし男の家と自宅を行き来する母に一斗は嫌悪感を抱いている。母は一斗に「愛してる」と言い、今日も自宅を後にする。一斗は何処にも愛を見つけられずにいた。
「一緒に失踪しよう」
夏祭りの夜、町の夜空には花火が打ち上がる。
海で落ち合った千佳と一斗は走り出す。
あてのない二人の逃避行がはじまる。
【企画意図】
1990 年代以降、以前にも増して会社や学校、地域などいわゆる外のコミュニティで居場所を失った人々が、家庭/家族にしがみつくようになった。外のコミュニティに甘えることができていた時代は、人は”成熟”せずとも生きていくことが可能だった。家庭/家族以外にも拠り所をもうけ自身の足だけでは立てずとも、いくつもの支えによって歩いて行くことが出来た。しかし、家庭/家族にしがみつくようになると人は自身の足だけで歩いて行く“成熟”が求められた。
今回、中学生の家出を描くにあたり、外のコミュニティを知ることによって家庭/家族の重要性や必要性に気付く物語にしたいわけではない。家庭はあるが家族がいない少女と、家庭はないが家族を持つ少年。ふたりの逃避行を経て、少年少女と彼らの家族がそれぞれの現実に向き合い、”成熟”を求められる瞬間を真実性を持って描きたいと思い、この企画を立ち上げた。
人が“成熟”を求められる時、家庭/家族はその拠り所になり得るのか。
【撮影期間】
9/2〜9/7 6日間(日程・日数を変更する可能性がございます)
ナイターのシーンがあります。(夜撮影20時完全撤収)
【撮影場所】
姫路市内
※日数を変更する可能性がございます。
【募集キャスト】
・高野靖子 (41)
高野千佳の母
○該当シーンの脚本をお求めの際は応募先メールアドレスへご連絡ください。
【出演料に関して】
出演料はご相談させていただきたいと考えております。
【注意事項】
スタッフ・キャストの検温、アルコール消毒、マスク着用、室内換気など、新型コロナウイルスの感染対策を徹底したうえで撮影を行います。
【応募方法】
応募先メールアドレス seiiori611@gmail.com
上記のメールアドレスに
・件名:礒田組『呱々』キャストの募集
①氏名
②性別
③年齢
④身長
⑤現住所、最寄駅
⑥連絡先(メールアドレス、電話番号)
⑦希望する役名
⑧ご自身のバストアップ写真と全身写真の2枚
⑨演技経験がある方は出演作品や経歴を、ない方は「なし」とお書きください
演技経験がない方は、ご自身の自己紹介動画(名前、年齢、趣味)もメールでお送りしてください。
⑩事務所に所属している、していない
以上の内容を記載のうえ、ご応募ください。
8/8の募集締切以降、追ってご連絡させて頂きます。
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掲載者情報
掲載者 | 京都芸術大学映画学科 礒田組 |
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担当者 | 薬師寺初音 |
お問い合せ先 | seiiori611@gmail.com |
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