(メインキャスト募集)立命館大学卒業制作『G3フォース』
##はじめに##
閲覧いただきありがとうございます。
立命館大学映像学部の宮島悠帆と申します。
現在、水野暁監督のもとで50分程度の長編映画作品を制作しております。
さて、今回下記の募集要項の通り、キャスト2役を募集いたします。
##企画内容##
【撮影日】:8/27-9/12
【ロケ地】:立命館大学 衣笠キャンパス 他京都市内各所
【タイトル】:『G3フォース』
【時間】: 約50分
【作品テーマ】 「目的を達成するための暴力は許されてはならない」
【企画意図】
この作品は「非暴力を是とするヒーロー像の確立」をテーマとして企画した作品である。ヒーローとは、「正義の味方」という言葉を盾に、暴力行為を容認し自らとは異なる主張を攻撃する存在であると考えることもできる。この点において、ヒーロー作品に登場する「悪の秘密結社」と類似点があると考えられるのではないか。目標達成のためにはどのような手段も問わないとあれば、ヒーローが悪の秘密結社や怪人を撃退するという構図に、正当性は生まれないと考えられる。
今回描くのは、あくまで「意見の対立」が基本である。その中で私たちは、人間として、手を伸ばすべき人々に手を伸ばし、暴力を振るうものに対しては理性的に対処しなければならない。
この作品では新たなヒーロー像の確立、特に「非暴力に目覚める」と言う過程を、未熟な青年たちの姿を通して表現する。月光仮面のように「憎むな。殺すな、許しましょう」と言う人間が立ち返るべき視点から、ヒーローは描けるはずである。
【プロット】
超能力者・ギフテッドが存在する現代。彼らの能力は時として安定せず、人間たちの間ではギフテッドに対する強い偏見が存在していた。製薬グループの一員・霧島イチロウは新サービスとして『MEDUSA』を運営。ギフテッドを医療の観点からサポートしていた。一方、主人公・小鳥カサネとその友人・葛城トーコは自警団『G2フォース』を結成。人知れず暴走するギフテッドの鎮圧およびケアを行なっていた。
ある日、カサネたちは相談者・藤田から彼女の恋人・更科のケアを依頼される。『赤い薬』と呼ばれる薬物を使用し、自身の力を底上げしているとのことで、早速調査に向かうカサネとトーコ。二人、調査先で更科に襲われ、ピンチに陥る。そこへ、同じく『赤い薬』について調査をしている青年・黒野ジローに救出される。3人は利害が一致。共に行動することとなる。
しかし、更科による妨害により、3人の不和が明白となる。カサネは苛立ちから更科を強かに攻撃してしまう。その際発生した副作用により更科は死亡。運悪く、『赤い薬』の覆面ブローカー・タローに遭遇しカサネたちはマークされてしまう。さらに、更科を救えなかったことを、藤田にも強く責められてしまう、カサネ。「戦う」ことしか考えていなかったカサネは、思い詰め、『赤い薬』を頼ろうとする。
タローと会話するカサネ。タローは「霧島の日本掌握の野望」をこぼす。理想社会を生み出すためには手段を問わない態度に、カサネは反発。自らは「誰も傷つけず、皆が認め合う社会」のために戦うことを誓う。タローと対決するカサネたち。誓い通り、暴力を振るわずにタローを打倒するカサネたち。しかし、タローの正体は霧島イチロウであった。イチロウはジローへの憧れと自身の意志の弱さを嘆きつつ、身体改造の影響で死亡してしまう。
カサネたちはイチロウの弱さが自分達にもあると知る。その弱さを共感し、分かり、助けるものとして、真のヒーローを目指すと誓う。ここにヒーローチーム「G3フォース」が誕生する。
##募集内容##
《霧島イチロウ》
製薬グループ「霧島」一族の本家嫡男。26歳。バッタによく似た能力を持つ超能力者・ギフテッド。紳士的で物腰の柔らかい、理想主義者。経営手腕を買われ、若くしてグループ団体『MEDUSA』を立ち上げる。
霧島家に養子として入ったジローを気にかけ、いつしか自身の憧れとなった。また、ギフテッドそのものにも憧れを抱いているため、彼らの身体構造の研究にも、多額の支援をおこなっている。
一方で、「『赤い薬』で人類をギフテッドとし、能力安定剤『グリーニア』でギフテッドを人間の上位存在とする」という計画のもと、『赤い薬』をばら撒いている。
他者の脳内に入り込み、他者を操ることができる。
《黒野ジロー》
大学生、男性。22歳。冷静沈着な現実主義者。コウモリによく似た能力を持つ超能力者・ギフテッド。個人的な事情から、「赤い薬」を追っていた。
「『赤い薬』の服用者は被害者であると同時に加害者である」という思想を持ち、被害者を沈静化させるためには暴力も厭わない。霧島イチロウとは血のつながりのない兄弟である。霧島家の養子。
上記2役とも、下記の日程が出番となります。
撮影日:8月29日~8月31日 9月1日, 2日, 5日, 7日~11日
予備日:9月6日, 12日
##応募方法##
応募フォームに必要事項を記入の上、ご応募いただければと存じます。
https://form.run/@mizuno-g-force-1660671406
##報酬について##
各役とも、交通費・食費込みで2万円の報酬をお支払いいたします。
##審査の流れ##
組内で審査の上、フォームにご記入いただいたメールアドレスにご返信いたします。
##実績・経歴等##
【制作者情報】
監督:水野暁(立命館大学映像学部4回生)
ラインプロデューサー:宮島悠帆(立命館大学映像学部3回生)
大学入学より、主に制作部・プロデューサーとして40本を越える映像作品の制作に携わる。
本企画の渉外を担当。
##おわりに##
感染症対策ならびにハラスメント防止について、最大限の配慮を行い撮影いたします。宜しくお願い致します。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
卒制水野組『G3フォース』 ハラスメント防止ガイドライン
2022年8月14日 ラインプロデューサー 宮島悠帆
0. 文献等
・立命館大学ならびに学校法人立命館の設置する小学校、中学校および高等学校ハラスメント防止に関する規程(規程第731号) 2007年6月20日
・立命館大学・立命館付属校ハラスメント防止のためのガイドライン
1. 目的・定義
このガイドラインは、当組でにおけるハラスメントの防止のための措置およびハラスメントに起因する問題が生じた場合に適切に対応するための措置に関し、必要な事項を定めることにより、当組における制作上の公正の確保ならびに制作クルー・キャストの利益の保護を図ることを目的とする。
本ガイドラインにおいて「ハラスメント」とは、次の各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に定める要件に該当する行為をいう。
(1) 「セクシュアル・ハラスメント」
当組における各種の活動と関連して、性的な言動により、相手に対し、不利益な処遇を与え、またはその活動に係る環境を害する行為(適正な権限の行使にあたるものを除く。)
(2) 「パワー・ハラスメント」
次のいずれかに該当する行為
イ 制作活動と関連して、業務上の優位な立場にもとづく言動(性的な言動を除く。)により、相手に対し、当該業務上の関係において不利益な処遇を与え、またはその就業に係る環境を害する行為(業務上必要かつ相当な範囲内のものを除く。)
ロ 制作活動と関連して、学生活動上の優位な立場にもとづく言動(性的な言動を除く。)により、相手に対し、当該学生活動上の関係において不利益な処遇を与え、またはその学生活動に係る環境を害する行為(学生活動上必要かつ相当な範囲内のものを除く。)
2. ハラスメントをしないための基本的な心構え
当組の制作に関係する者は何人も、自らのコミュニケーションにおいて基本的人権の尊重の観点を重視し、自身の行為がハラスメントとならないよう心がけなければならない。個人間のきわめて多様な価値観が、認識の齟齬を生みうることを認識し、表現には配慮しなければならない。また受け手が不快感を明示的または黙示的に、或いは形式的または実質的な形を以て示した場合、謝罪の上同じ言動を繰り返してはならない。
3. ハラスメント被害に対する対処
ハラスメントが行われたことについて、被害者にはいかなる責任も負うことはない。被害を受けた際には、行為者には自覚なき場合もある。敵対関係にない場合であれば、行為者の行為がハラスメントにあたり、自分がこれに不快感を抱いていることを、口頭または文書で直接伝えることができる。何人も行為者としてこれを伝えられた場合、これを即座に否定することはしてはならない。また、何らかの理由で加害者に直接伝えることができない場合は、所属する部署の長・助監督・監督・プロデューサー等の要職者に状況を伝えることも、問題の解決については有効である。
このほか、身体に危険が及ぶ場合には、友人や映像学部事務室等に助けを求め、場合によれば警察へ連絡する。なお警察に行く場合には、助監督・監督・プロデューサー等の要職者が同行することができる。
※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
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※ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。
掲載者情報
担当者 | 宮島 悠帆 |
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お問い合せ先 | im0192ix@ed.ritsumei.ac.jp |
関連URL | https://form.run/@mizuno-g-force-1660671406 |
その他情報 |