映画「俺たちライターズ、はい！」主演/ヒロイン募集！9/25締切！

この度、湯淺士監督による90分尺の映画を制作するにあたり主演ヒロインを募集いたします。

【概略】
　“新人小説家とゴーストライター”の二人は、互いの持つ無責任さを自覚していない。「まいいか」で問題を延ばす前田、それを受容し看過する中村。やがて依存から自立へ踏み出すとき、別れが訪れる。

【製作意図】
　タイトルの軽さとは裏腹に“無責任さが招く悲劇”そして“依存と自立”というテーマを繊細かつ辛辣に描きます。それは、私が過去作で追求してきた“ブロマンスの美しさ”をより深く見つめ、決着を付けるための最適なテーマであると思うからです。「新人小説賞を獲った小説家とそのゴーストライター」という関係になってしまった二人は、互いに投げつけ合う“無責任さ”を自覚していません。映画は、いつまでも続くことのない悪循環に終止符を打つことができるのか、というメインクエスチョンに迫ります。
さらに、出版業界への長期のシナリオハンティングで見えた理解を、皮肉をもって表現しています。不況にあえぐ出版業界は、新人賞で箔付けされた作家から多額の自費出版費を取るといった出版社も少なくありません。愛おしく過ぎていった時間はお互いの成長を妨げていた訳で、やがて自立へ踏み出すその足を祝福するエンドであるということをここに強調します。




【応募要項】
　募集するキャストは以下の４役となります。


・前田 日明（24）……小説家志望のフリーター。新人賞で準グランプリを獲得する。強烈な経験からアイデアを捻り出す不定期型燃焼タイプ。オフィシャルな場では作務衣を着用する。極端な猫背。三島由紀夫ファン。

・中村 祐輔（24）……目標のないフリーター。前田のゴーストライター。卓越した構成力を持つが、異常に自信がないため依存的性格である。批判を恐れるイエスマン。スマホの充電は常に90%以上でないと不安になる。川端康成ファン。

中村マユ（19）……中村の妹。薬局でアルバイトをしている。極端に低姿勢、笑顔で話すため周りからは頭の弱いコと思われている。兄との共依存によって生活が保たれている。人間の欠点や発言をメモに取る癖がある。

小津修平(22)……小説家兼男性モデル。角海文庫新人賞のグランプリ。派手な性格でマイペースだが、執筆のスピードはハイペース。どんなジャンルにも手を出すため純文学ファンである前田からは嫌われている。主人公二人のライバルとなる存在。


今後も他キャストやエキストラの募集など随時行って参りますので何卒よろしくお願い致します。



【撮影場所・期間】
　大阪府内・12月13日～1月13日（予定）
※12月31日・1月1日は撮影を行いません。

【オーディションについて】
　30分程度の集団面接となります。当日はこちらで用意した抜粋シナリオを元に簡単な本読みを行なっていただきます。

　9月28日（土）13:00～　　大阪芸術大学
　9月29日（日）13:00～　　大阪芸術大学

※以上、二日間のオーディション候補日から希望する日程を、メールに記載しお伝え下さいますようお願いします。

【ギャランティー】
　主演のお二方（前田日明・中村祐輔）とヒロイン（中村マユ）の方には交通費・食事代とは別に謝礼をお支払い致します。小津修平役の方は交通費食事代の支給はございますが謝礼は無しとなります。


ご興味のある方は下記をおまとめの上、メールにてご連絡をお願いいたします。

件名：オーディション希望
1．氏名（読み仮名）
2．年齢
3．身長
4．顔写真（バストショットと全身の二枚）
5．所属事務所の有無
6．最寄り駅
7．希望する役柄
8．オーディション希望日（両日どちらでも参加可能な方は「どちらでも可」の記入をよろしくお願いします）


応募宛先→we.are.writers.high@gmail.com
※不明点、ご質問も合わせてこちらへご連絡ください。

※書類選考通過者のみ3日以内にこちらからご連絡させて頂きます。



【確認事項】
　オーディションにお越し頂いた際の交通費はお支払いすることができません。ご応募いただいた個人情報は選考目的以外では使用いたしません。事務所等所属している方は出演の了承を得てご応募下さい。演技経験は問いません。沢山のご応募をお待ちしております。



【監督プロフィール】
湯淺 士（ゆあさ あきら）
1996年1月1日生まれ、大阪府在住。大阪芸術大学映像学科卒、現在は同大学で助手として勤務。
HP：https://yuasaakira.theblog.me/
facebook：https://www.facebook.com/yuasa.akira.7
twitter：@Eiga1manzai

『びっぐすり〜』（2017）
・映文連アワード2018　パーソナル・コミュニケーション部門優秀賞
・うえだ城下町映画祭2018　審査員賞
・ハンブルク日本映画祭　上映
・第五回 新人監督映画祭　入選
・カナザワ映画祭2019 期待の新人監督　入選

『糸を引く』（2019）
・48時間映画祭 審査員特別賞