シアターユニットQD ミュージカル「Two Angles(仮)」試演会キャスト募集!都内・9/7締切
オーディション募集要項
公演名 :シアターユニットQD ミュージカル「Two Angles(仮)」試演会
主催 :シアターユニットQD
本番日程:2026年3月7日(土)〜8日(日)(計6公演)
会場 :東京都内(最終調整中)
公演形態:ソングスルーミュージカル試演会(1幕、約100分予定)
募集概要
オリジナルのソングスルーミュージカル「Two Angles(仮)」の試演会を行うにあたり、キャストを公募いたします。本作は2026年3月に試演会としてリーディング形式で上演したのち、フィードバックを元に作品を練り上げ、同年7月下旬~8月上旬に本公演を予定しているものです。
本作は、大学時代の親友であった2人の登場人物が、卒業・就職を経て異なる経験を辿るうちに全く違う方向に向かっていく様を、50年以上の歳月のなか、繰り返し空港で再会する場面を通じて描きます。
シアターユニットQDとしては、試演会という取り組みは初となります。まず2人で製作してきた作品をキャストの皆様と共に1つの形にしてお客様にお見せし、さらにそれをブラッシュアップして本公演を目指すという新たな道筋にワクワクしています。この製作過程に携わってくださる素敵な皆様に出会えることが非常に楽しみです。ご応募を心よりお待ちしております。
<シアターユニットQDとは>
脚本家・演出家の植田望裕(うえだのゆ)と、作曲家・役者の片山絵里(かたやまえり)による劇作ユニット。「普通」「正解」を押し付けられがちな毎日に、そうではない視点を持つ選択を投げかける。脚本を書き上げる段階から曲、劇伴を同時進行で製作し、相互に影響しあうスタイルのため、脚本演出・音楽共同製作ならではの作品の一体感・世界観を持つ。
これまでの公演
2023年10月 プレ旗揚げ公演 ミュージカル「ポーズ」
2024年6月 旗揚げ公演 ミュージカル「The WALL」
2025年1,2月 APOFES2025参加作品 一人芝居ミュージカル「ベーコン・ワンダーランド」
公演概要
<公演概要>
・タイトル:『Two Angles(仮)』試演会
・製作:
・脚本 植田望裕
・作詞 植田望裕・片山絵里
・作曲 片山絵里
・会場 :東京都内(最終調整中)
・本番日程:2026年3月7日(土)〜8日(日)(計6公演)
・チケット:基本料金2500円(ワンドリンク付き)予定、その他応援チケット等設定
・会場規模:1公演60席程度
・上演形態:リーディング形式、生演奏、トリプルキャスト(計6名)、終演後にQ&Aセッションを予定
・上演時間:約100分(予定)
・キャスト:2人+伴奏1人
<スケジュール(予定)>
2025年8月:キャスト公募開始
2025年9月12,13日:オーディション二次審査催行
2025年9月〜10月上旬:全キャスト決定
2025年10~11月:スケジュール調整、稽古日程決定
2025年1月中旬:顔合わせ、チケット販売開始、稽古開始
2026年3月6日:会場仕込み、ゲネプロ
2026年3月7日:本番(3公演)
2026年3月8日:本番(3公演)、バラシ
<稽古について>
・2026年1月中旬開始
・全キャストで2回程度歌稽古のち、各ペア毎に5回程度稽古。計7回程度の稽古を予定
・具体的な稽古日程、曜日、時間帯は採用キャストと相談の上決定
・演出のみ海外滞在中のためフルリモート参加となります(現場には演出助手在籍予定)。複雑な演出等をつける予定はありませんが、ご理解の上ご応募ください。
※稽古回数が少ないため、キャストの皆様と相談の上稽古日程を決定いたします。そのため、稽古スケジュール決定後のNGは原則認められません。
<ギャランティ>
・1ステージ 10000円
・チケットノルマなし(販売にはご協力ください)
・販売枚数31枚目からチケットバックあり
・その他応援チケット等のバックを設定予定
<キャストに求めること>
脚本・演出 植田望裕より
・新しいこと・実験的な試みを積極的に行ない・楽しめること
・脚本の読解を重視し、それを演技に反映すること
作曲・作詞 片山絵里より
・楽譜を読むことができ、丁寧かつ正確な音取りを重視できること
・リーディング形式ではあるものの「コンサート」ではないため、演技を基盤として感情を歌にできること
・共演者や伴奏者との融合、まだ世に誕生していない作品を共に生み出すことを楽しめること
<内容に関する警告>
本作には以下のような描写・セリフが登場する可能性があります(作品制作中のため変更・追加の可能性あり)。
・強い言葉、差別的な言葉、暴力への言及
<あらすじ>
2001年夏、成田空港。東京での学生生活を終えたミキは、大学院進学のために生まれ育ったアメリカに帰国する。安心と期待の一方、二国の間での居場所を探し続けることに不安も抱えている。一方、周囲の反対もよそに進学を決めたミキの強さは、やりたいこともなく留年したジンには眩しく見える。どんな友情も続かないと思いつつ、どこかでジンとは続くと期待するミキと、いつかアメリカを訪ねることを夢見るジンは別れを交わす。
50年以上の歳月のなか、繰り返し空港で再会する二人の”親友”の人生は徐々に全く違う方向に向かっていく。
<製作背景>
「Two Angles(仮)」はシアターユニットQDの作品としては初めて、片山絵里の初期コンセプトを元に製作しています。『一つの事実に対して何を見るか/見えるかは個々人によって異なる』という状況を、『ある出来事が二人の視点から繰り返し語られる形式でミュージカル化したらどうか』、という片山のアイディアを聞き、それならば今世界中を覆う人々の分断、換言すれば対話の拒否を描こうと思いました。分断を防ぐためには対話が必要不可欠である一方、『大人』になるということは『他人のことに口出しをしない』という意味を含んでいるのが現代社会だと思います。本作はある2人の『親友』が50年の時を経て、彼らが最も親しかった大学時代から、徐々に相手が自分にとっては間違っている方向に向かっていくのを見つめる過程を、空港という場所に限定して描きます。
我々は今、歴史の分岐点に立っていると思います。芸術の影響力は社会において微細なものかもしれませんが、同時に社会の警鐘として計り知れない力を持つこともあります。この作品もそうなってほしいと思いますし、それを共に作り上げることのできる皆様にお会いできることを楽しみにしています。
植田望裕
<登場人物・配役>
ミキ
1978年生まれ。アメリカのエネルギー資源会社で働く。英日バイリンガル。裕福な両親の元で育ち、自分も高収入。両親の仕事の影響で幼い頃から各地を転々としてきた。ストイックで芯が強い。リベラル。大学生〜70代。
ジン
1978年生まれ。地方出身、音楽家。結婚して妻子がおり、家族を非常に大事にしている。ロスジェネ。愛嬌があり仕事もできる。ポピュリズムに取り込まれがち。大学生〜100歳。
<参考動画>
今までのシアターユニットQDの作品の一部を公開しています。作風の参考に、ぜひご覧ください。
プレ旗揚げ公演 ミュージカル「ポーズ」(2023年): https://youtu.be/TmkrI9aR3FU
一人芝居ミュージカル「ベーコン・ワンダーランド」(2025年): https://youtu.be/r8xDgHrNg48
<ハラスメント防止ポリシー>
詳しくは公式ウェブサイトにあります「ハラスメント防止ポリシー」(https://qdtheatre.wixsite.com/qdtheatre/ハラスメント防止ポリシー)をご覧ください。
シアターユニットQDでは、健全で平等な創作の場を作ることを重視しています。
気になること、心配なことがあればお気軽にお問い合わせください。
応募方法
<一次審査>
下記フォームにアクセスし、必要情報を全て記入の上ご送信ください。
・歌唱動画の提出が必須です。(日本語のミュージカル曲、2分程度)
https://forms.gle/kd1fUByEQoiaXB33A
応募期限:2025年9月7日(日)23:59
事務所所属の場合は、必ず事前に事務所の許可をとってからご応募ください。
<二次審査>
一次審査の合否結果は、合否の結果にかかわらず9月9日(火)までに以下のアドレスから通知いたします。
qd.theatre@gmail.com
二次審査の日程は以下の通りです。一次審査通過者には、一次審査応募の際に記入していただいた情報を元に、来ていただく具体的な日時・場所をお伝えします。
日時:9月12日(金)、9月13日(土)
場所:大田区内施設
課題内容は以下の通りです。
・簡単な自己紹介
・課題曲歌唱(2曲)
・質疑応答
課題曲2曲の楽譜、カラオケ音源、該当部の台本は以下から事前にご確認いただけます。参考動画もぜひご覧ください。
二次審査課題:https://drive.google.com/drive/folders/19BXdSngmKuZWOCESuo4X0SInypYyzHv5?usp=drive_link
参考動画:「ベーコン・ワンダーランド」(2025年)https://youtu.be/r8xDgHrNg48
最終結果は、9月30日(火)までに上記のアドレスから通知いたします。
皆様からのご応募をお待ちしております。
お問い合わせ:qd.theatre@gmail.com
【ハラスメント防止対策ポリシー】
はじめに
当ポリシーはシアターユニットQDの創作の場における方針を記したものです。
シアターユニットQDは、ユニットメンバー・演出家・キャスト・スタッフ・その他当ユニットの活動に関わる全ての関係者の人格や発言を尊重し、いかなるハラスメントも許容いたしません。
ハラスメントとは
ハラスメントとは、行為者の意図に関わらず、個々人の属性や人格に関する言動により、相手に不利益や不快感を与え尊厳を傷つけることを指します。
属性には性別や年齢、宗教、社会的出自、人種、民族、国籍、身体的特徴、セクシュアリティなどが含まれます。
ハラスメントの主な例として下記があげられます。
<セクシャル・ハラスメント>
性的性質を有する行為など
<パワー・ハラスメント>
暴力行為や過度な労働、暴言や恫喝などの威圧的な言葉や行動など
ハラスメントの防止のために
各公演の顔合わせ時に、当ポリシーおよび相談窓口に関して周知し徹底いたします。
また、関係者全員が下記について十分に認識していることを確認いたします。
・お互いの人格や信条、信仰を尊重する。
・創作の場において、お互いが大切なメンバーである。
・個人や立場等により言動に対する認識に差がある。
・ハラスメントに当たるか否かは、受け手の判断が重要である。
・好意的な言動を意図していても、相手を不快にさせてしまう場合がある。
・言動に対する感じ方には個人差があるため、相手が許容するだろうという勝手な憶測をしない。
・相手が拒否している、又は不快に感じていることが分かった際には、以後決して同じ言動を繰り返さない。
・相手からの意思表示がないと、差別やハラスメントには当たらない、というわけではない。
ハラスメントを受けたら、見かけたら
シアターユニットQDでは、ハラスメントに関して匿名での申告が可能なフォームを設置しておりますので、ハラスメントかどうか迷った場合も、気軽に投稿いただけます。
ハラスメント匿名申告フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScMW0zyYaMwIL2Ztaswt1VZr0LwCWlvy8lr48YfijELmbo6eA/viewform)
このフォームの投稿記録は関係者がいつでも確認ができるよう公開いたします。また、フォームへの投稿があった場合には、何よりも優先してハラスメントに直面している方の心理的および身体的安全を確保し、状況の把握と改善に努めます。
また、下記のような外部相談窓口もございますので、併せてご活用ください。
参考:厚生労働省「ハラスメント悩み相談室」https://harasu-soudan.mhlw.go.jp/#aboutHarassment
男女共同参画局「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html
「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」http://nosekuhara.com/
一般社団法人日本産業カウンセラー協会「こころの耳」https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/
問い合わせ先
当ポリシーに関して、ご意見やご不明点等ございましたら、下記連絡先までお問合せくださいませ。
シアターユニットQD
email:qd.theatre@gmail.com
※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
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※ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。
掲載者情報
掲載者 | シアターユニットQD |
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担当者 | 片山絵里 |
お問い合せ先 | qd.theatre@gmail.com |
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