【緊急】自主制作映画『海の雫』男性キャスト募集 (撮影期間:7月〜8月)締め切り7月1日
※協力者として参加いただける方募集
自主制作長編映画『海の雫』にてキャストとして参加していただける男性の方を複数名募集しています。
現在アメリカの州立大学にて映画、映像製作を学んでおり、この夏休みでの帰国中に日本で通っていた大学の映画学科で出会ったキャスト、スタッフとともに映画『海の雫』の製作を進めております。
本作は国内外のインディーズ映画祭、コンペティションへの出品を目的としています。
画像は本作のスピンオフ企画であり昨年に撮影した短編映画『欠損東京』のスチール写真です。
18〜30歳の男性キャストを1〜3名募集しています。ロケは東京都と埼玉県でのものが主になります。
交通費、食事代、ロケ中に発生した飲み物代や諸経費はお支払いいたします。
7・8月が撮影期間であるため、時間があまりありませんがご応募をよろしくお願いいたします。
以下が映画の概要と募集要綱です。
【応募方法】
件名に「『海の雫』キャスト募集」とご明記ください。応募期限は2019年7月1日です。
メールアドレス<shintaro.yano@gmail.com>に下記の内容を記入した上で送信してください。
・氏名(ふりがな)
・年齢
・最寄駅(東京/埼玉での撮影が主です。交通費はお支払いいたします。)
・電話番号
・メールアドレス
・所属事務所(無ければ「無し」と記入してください)
・顔写真/全身写真
・7月、8月の大まかなスケジュール
・その他伝えておきたい事項
【映画『海の雫』概要】
・ジャンル:ヒューマンドラマ
・尺:90分前後
・制作期間:〜2020年2月(今年度分のPFFを目標に)
・撮影期間:〜8月16日(監督矢野アメリカ帰国まで)、12月〜2020年1月に追撮の可能性あり
・監督/脚本:矢野真太郎
・予算:ポケットマネー
・撮影場所:東京都、埼玉県新座市、千葉県海岸
・応募予定のコンペ
・ぴあフィルムフェスティバル …2020年3月
・TAMA NEW WAVE(100分以内) …2020年6月
その他応募出来るコンペティションへ
【映画『海の雫』あらすじ】
・主人公のトオルは、所属している大学の演劇サークルでの次回公演『現代版ハムレット』の稽古を脚本/演出担当として他のメンバーとともに進めていた。しかし稽古期間中、トオルの彼女で、次回公演ではヒロインであるオフィーリア役を務める予定だったマリが突然失踪してしまう。トオルは偶然であったマリの兄であるマサヒコとともに彼女の行方を探るが見つからず、次第に彼女の暗い過去がマサヒコから明かされている。マリは突然トオルも前に現れるが、その姿は変わりきっており、どうやら彼女はストレス性の記憶障害によりトオルのことを忘れてしまっているようだった。ショックを受けるトオルであったが、事情を知るマリの兄、マサヒコは彼女をトオルから遠ざけようとする。トオルは『現代版ハムレット』の準備を進めながらマリとの接触を図るものの、妹を愛するマサヒコはトオルを罠にはめようとする。果たしてマリにとって最適な選択はどのようなものなのだろうか…。
【映画『海の雫』コンセプト】
・誰かを好きになる、その人のことを思う、とはどういうことなのか?
大学生(もしくは大学生でなくても)の恋愛は相手のことをどれほど思ってするものなのだろうという問い。失ってから気付くとよく言うが、主人公トオルは彼女マリを失ってから知らなかった彼女についての情報を得ていく。他社承認欲求のために恋愛をしてしまう人間の性について。そして他者承認から自己承認へ移る瞬間について(マリは自分を認められずに自殺を試み、逆にトオルは他者から認められているからこそ自分で自分を認められるようになる)。
・東京という混沌とした街とそこに若者としているということ
東京では人が人混みとして均質化されてしまう。情報過多。誰も街ゆく人々の持つ経緯に注意を払わずないため、東京の人間ははっきりとした輪郭を持たない。上京してきたマリとトオル 、マサヒコの三人は東京という街にそれぞれの形で順応していこうとする。マサヒコは東京の影の部分に身を置くことでマリのことを支える。トオルとマリは東京へ染まっていない若者であったが、トオルは自らの創作スタンスの変化をきっかけにラストでは「東京の人」の一人になる。
・記憶が人を形成するという考え方に対する今を生きる人間の立ち向かい方
経験と記憶が人間の性格を形成する。人々は過去の自分が辿ってきて道の中か現在の自分が置かれている状況における最適解と思われる行動をとる。記憶を失ってしまったマリは性格も変わる。その姿を見たトオルはショックを受けてしまい、以前と変わってしまったマリをまた自分の彼女に戻そうと強く思えなくなってしまう。そしてそれは暗に変わってしまったマリを変わらずに肯定し続けているマサヒコの血縁者であるがゆえの愛情を際立たせる。現在のトオルにとってマリとの出来事は過去であるが、それは今のトオルのあり方を大きく決定付けた出来事であり、それはオンライン上の写真を通して今も想起される。
・創作が他人から認められることと自分の好きなことをやることのバランス
先述の自己承認、他者承認の続き。トオルに起こるその変化は果たして良いものなのだろうか。自分の創作や活動、行動が認められない時に、人はどのような選択を取るべきなのか。
・インターネット上に残る記録とそれを見て想起される人間の中の記憶
劇中で何度も引用されるマリのSNS上に投稿された写真達はマリが変わってしまっても、記憶を失って新たな別人格の人間になったとしてもそこに残り続ける。そして過去であるそれは現在を生きる人々に現在的な生きた記憶として蘇る。アナログなアルバムを利用しない人が増えている中で、オンライン上に蓄積されたアルバムは現在を生きる人(トオル)によって歪められながら再現前される。一方でその情報は誰からもみられるものであり、マサヒコはそれによって自分たちの居所がバレることを極端に恐れている。現代の学生としてはSNSをやらないことの方が逸脱だが、マリにとってそれは必要なことであり、その代わりにチェキカメラというアナログな方法でマリにとっての大切な記録を残す。
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掲載者情報
掲載者 | 立教大学映像サークル act3 Arkansas State University (Creative Media Production) |
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担当者 | 矢野真太郎 |
お問い合せ先 | shintaro.jolie@gmail.com |
関連URL | https://shintarojolie.wixsite.com/portfolio |
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