【急募！】5/30-6/1撮影・ムサビ課題制作「Maybe in Heaven」50代男性・女性の両親役募集！5/12締切

◇はじめに
はじめまして。武蔵野美術大学3年の山辺と申します。
この度、大学の課題にて自身が監督する10minの短編映画を制作するにあたり50代前半の両親役を募集したく、投稿いたしました。よろしくお願いいたします。

◇ストーリー
ほぼ確実となった地球滅亡の1日前。滅亡が予測されてから生まれた主人公・渚（19）は未来が存在しないことに絶望を抱え、こんな世界に産み落とした両親を、最後に殺そうと決めていた。そしてついに毒を盛り、実行する。頭に血が上り、最後、父親のことは何度も殴打する。
少しの喪失感はあったものの、達成感に満たされる少年。自らも世界と共に終わりを迎えようと眠りにつく。ここで全てが終わるはずだった。しかし何も起こらないまま翌朝が訪れる。冷たくなった両親と、昨日の晩餐の名残にどうしようもない虚無感と絶望を覚える。美しい日差しの下、それでも人生は続いていく。

◇企画意図
NASA が小惑星の軌道を逸らすことに成功したニュースを見たが、実際に地球の危機を救うには前もって人工衛星を発射しないといけないらしい。もし数十年前に地球に小惑星がぶつかるのが確定し、その時点で助かる余地がないと分かったら、絶望を抱えながら何年も生きなければならない。
自殺者や犯罪が増加し、カルトが流行り、一方で未来がないと分かっていても子供が欲しい人がいるのではないか。生まれたときから終わると分かっていた日に何事も起こらなかったら、喜ぶことはできないと思う。そしてそういった子供たちのなかに、親に憎しみを抱えている人も多いはずだ。こういった状況は現代に漂う不安感に共通しており、描きたいと思った。

◇募集内容　
下記の登場人物のうち、①と②の主人公の両親役を募集します。演技経験があり、その年齢に見える方ならどなたでも歓迎いたします。
※直接的なグロテスク描写は作風的に避けますが、毒殺・殴打されるシーンがあります。主人公の行為を肯定する内容では全くありませんが、精神的な不安がある方、企画内容に賛同しかねる方は応募をお控えください。暴力的なシーンでテイクを多く重ねないことや撮影時の精神的配慮などは徹底いたします。

▼登場人物　(①、②の募集。どちらも物語に大きく関わる大切な役です)
・水上渚（19）
引きこもりがちな少年。臆病で大きな反抗はしたことがないが、躾が厳しかったため特に父親のことを強く憎んでいる。

①水上沙由里/母親（50）　
おしゃれ好きで比較的細身。強い心配性で過保護な性格で、父親と渚の摩擦を理解しているが放置。スピリチュアルなものに影響されがち。ヘルパーのパートをしている。

②水上史郎/父親（52）
中肉中背〜太めの体格。固定観念が強く、渚らしくない渚に厳しい。奇跡的に生存できるかもしれないという根拠のない希望を抱いている。高学歴で専門職。

◇応募方法
5/12までに下記のメールアドレスに内容を記入の上、お送りください。
皆様に順次ご連絡し、作品イメージに合いそうな方に脚本をお送りいたします。閲覧後の辞退も可能ですので、その際はお申し付けください。
その後、日程をご相談の上、オンラインでの面談、または対面での面談/オーディションを実施いたします。応募者数によっては早めの締め切りまたは締め切りの延長の可能性があることをご了承ください。

Mail:　yamabe.oboe.926@gmail.com
・希望の役柄
・お名前、簡単な自己紹介
・出演した映像作品（URLなど、閲覧できる方法）
・不安なこと、質問事項など（ある方のみ）

◇報酬について
誠に申し訳ございませんが、大学の課題での制作となるため、交通費と食費のみの支給となります。
撮影地は東京・神奈川エリアになるため、近辺にお住まいの方の応募をお願いいたします。

◇監督について
山辺 愛咲子（やまべ あさこ）
武蔵野美術大学三年。山辺茉耶名義でも活動しています。過去に2本の短編映画やMV、アニメーション作品などを制作。詳しくはプロフィールや各種SNS（X/Instagram：packmikanjuice）をご覧ください。

◇おわりに
小規模の撮影で至らぬところもあるかと思いますが、機会や関係を大切に制作したいと思っています。また、撮影スケジュールは余裕のあるものにいたします。
皆様にお会いできるのが楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。

【ハラスメント防止対策ポリシー】
10分間の映画ですが、3日間以上の余裕を持った撮影スケジュールを設定し、威圧的な行動や発言が起こらないよう徹底します。また、暴力や殺人のシーンがあるため、直接的な身体的暴行を行わないことはもちろん、テイクを多く重ねない、事前に撮影方法について説明を行う、当日も丁寧に確認をとりながら撮影するなど、精神的な配慮も行います。