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日本工学院専門学校卒業制作「郷愁の色」高校生役募集(男女とも)9/5締切

投稿日時:2020/08/30 00:Aug:th
投稿者:沢井
募集地域:埼玉 / 千葉 / 東京 / 神奈川
締切:2020/09/05

はじめまして。
日本工学院専門学校の沢井冬輝です。
この度は、卒業制作に出演していただける協力者を募集させて頂きます。

【概要】
〔タイトル〕『郷愁の色』
 監督 沢井冬輝
〔尺〕40分前後
〔撮影期間〕 10月中旬から10月下旬(役者さんの都合に合わせ日程を調整します)
〔撮影場所〕撮影の大部分は都内のゲストハウスでのロケです。(泊りしようと考えています)
〔完成後〕各種コンテストに応募しようと考えています。

【あらすじ】
映画研究会の4人、鮎川有、井出南、内崎瞳、島圭吾は鮎川有の企画で映画をつくることになった。有の企画は自らが映画の登場人物であり、だんだん世界から一つずつ色がなくなっていくというもの、さらに色がなくなるとともにそれに伴った感情もなくなるという。
そんな色と感情がなくなる世界でのヒューマンドラマ。

あらすじでは伝わりにくいので作品の冒頭とその後の展開を記載します

有「ねぇ映画つくるか」
瞳「まぁ、映画研究会だしね」
有「教室の椅子にに身を委ねスマホを見ながら脱力感あふれる返事をする彼女は内崎瞳である。映画研究会の一人。そもそも放課後のこの教室に居座るのはメンバーくらいなものだ。この家にはほかに、島圭吾、井出南の3人がいる。」
島「どうした、あたま打ったか??」
瞳「いつにもまして頭いかれてる」
有「だからいったろ映画つくろって」
瞳「それは、聞いたけどちょっと意味が分からない。」
有「だから映画は始まってるんだって」
(寝てる南が起きてくる。)
南「メタフィクション、虚構内虚構、映画内映画だね」
瞳「電波が増えた」
有「俺たちが映画をつくる。それそのものを映画にしようと思って」
南「面白いね。そういうの好き」
島「つまり?」
有「もう映画の冒頭だよ。僕らは演者兼シナリオライター」
南「今から私たちが物語を繰り広げていく登場人物になるわけだ。」
瞳「つまり何?自分たちが映画の登場人物って知ってる映画を作ると?」
島「わけわかんねー」
有「惜しい、自分たちが映画の登場人物だって知ってる映画がもう始まってるんだよ。」
瞳「まぁ、今の説明と虚構という言葉から何とか察するよ。」
島「虚構…ようはフィクションの中に僕らが生きてるってこと?」
有「そうそう、やっとわかってきたみたいだね」
島「なんかばかにしてるか?」
有「してないしてない」
瞳「でもいきなり、虚構って言われてもピンとこないよ」
南「何、不思議なことはないよ。最近私たちはシュールレアリズムと評される時代に生きるようになった」
有「そうだね。インターネットの普及によって既に僕たちは虚構の中に生きているようなものだからね。そして、虚構の中ならどんな不可思議が起こってもおかしくはないさ」
島「つまり、今から何か起こると?」
瞳「そういうことよね?物語なら何かおきないと面白くないし。」
南「鮎川有くん。そこは君、考えてあるんだろう?」
有「もちろん。この世界から、どんどん色が失われていくんだ。色に対応した感情もね。」
瞳「色っていったって、実際は無限にあるでしょ」
南「ニュートンは虹の色は7色だっていったけど、実際には7色の間に無数に色が存在する」
島「あたまいてぇ」
有「だからこっちで決まり事を作ったよ。」


赤      愛

青      悲しみ

紫      恐怖

黄      勇気        

緑      困惑

オレンジ   幸福感

ピンク    性的興奮

茶      怒り

薄橙     安心

白      孤独

黒      絶望

有「映画の中にある色はすべてこの11色のどれかに細分化する。黄緑なんかは黄色にちかければ黄色に、緑に近ければ緑に、といった風に」
南「なるほどね。この11色あれば大概はどこかの色に振り分けられる」
島「それでもってその色がなくなったときに、対応した感情もなくなると。」
有「そう。そして色がなくなるっていうのは、彩度がなくなるって認識にしてもらったほうがいい。この映画を電子的な画面という媒体で見る以上、無色透明というわけにはいかないからね。」
瞳「色がなくなったこと、つまり感情がなくなったことに関しては私たちは認知できるの?」
有「僕たちが、この映画の企画者である以上は多少は。でも、感情そのものがなくなるんだから完全に認知できるというわけにはいかないだろうね。それはその時になってみないと」
島「でも怒りなんて、そうそうに起こる感情でもないよね。」
有「たしかに」(窓を見ながら)
有「うわっ虫っ」(窓の溝のところ指しながら)(怖がってる感じで)
南「軟弱ものめ」
島「いなかに生きる男児としてあるまじき行為だ」
有「うるさいな。」(窓際の席からそっと隣の席に移る)
瞳「とりあえず、なんか撮りに行こうよ。」
南「じゃぁさっそくだけど今夜、打ち合わせでOK?諸君」
その他全員「り」
島「帰り、アイス買ってこうよ」
その他全員「り」

その後、仮の企画の映画を撮り始める4人、いくつかの感情が消えていきながらも、なお、ありふれた日常が過ぎていくが内崎瞳が通り魔に刺されて死んでしまう。
彼氏である島は悲しみに暮れるが、青色(悲しみ)も画面から消えてしまい、感情を失ってします。
有と瞳は、無くなった感情が画面に唯一残された赤(愛)にすり替わり、互いに求めあうようになるが、キス寸前で赤が画面から消え喪失感に襲われEND
という作品です。
冒頭からはかなり端折りましたが、だんだん感情がなくなっていく作品という認識を持っていただければ幸いです。

【募集キャスト】
・鮎川有(あゆかわゆう) 18歳(高校3年生)男。映画研所属の映画マニア。映画好き以外は普通の高校生で落ち着いた印象。博識。南のことが好き。
・井出南(いでみなみ)  18歳(高校3年生)女。有の同類。普通の高校生だが、自分の好きなことには信念をもっている。多少変人気質。
・内崎瞳(うちざきひとみ)18歳(高校3年生)女。特別映画が好きなわけではないが、映画研にいる。映画研のメンバーとは仲がいい。映画研メンバー4人のうち一番普通。元気な女の子。今回募集してないキャストの島圭吾という登場人物と付き合っています。


【謝礼】交通費・飲食費・宿泊費のみとなってしまいますがご了承ください。
    完成しました作品はCDに焼き付けてお渡しいたします。

【募集に際して】*演技経験の有無は選定において影響はありません。
以下の内容をメールに添付お願いします。

1:希望の役(複数明記も可)
2:氏名・年齢・身長・靴のサイズ・最寄駅の明記。
3:顔写真・全身写真。
4:撮影日程の予定。 (演者さん4人の都合がつくように日程を合わせます)
5:演技経験のある場合は過去作品のURL。

今回、新型コロナウイルスが流行っているためオーディション等はおこないませんので、演技力を見ることのできる視準となる経歴や動画URLを送っていただける方を優遇します。
しかしながら、未経験者可の募集ですので、無い方でも気兼ねなく応募していただけたら幸いです。
その場合は顔写真・全身写真を見て役の雰囲気に合ってるかで選定します。
美少年や美少女だからということは選定には影響しません。
高校生役の募集ですが、見た目年齢で構いません。

また、濡れ場やキスシーンはありませんが、しようとするシーン(感情がなくなり結局はしない)はありますので、そういったシーンに過敏に反応される方はご遠慮なさってくださいました方が幸いと考えます。

【今後の流れ】
合否問わず締切後3日以内にメールにて返信します。




※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。

掲載者情報

掲載者日本工学院専門学校CG映像科
担当者沢井冬輝
お問い合せ先fate0126kayura@gmail.com
その他情報
お問い合わせ ※ご利用の端末に設定されたメールソフトが開きます。

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