8/6〆切 立教大学大学院修了制作『夢の塔』にご出演いただける役者さん募集中!
初めまして。募集をご覧いただきありがとうございます。
立教大学大学院現代心理学研究科映像身体学専攻の倉谷と申します。
この度、自主制作映画『夢の塔』第2部・第3部の制作にあたりまして、ご出演頂ける役者さんを募集いたします。ご興味のある方はぜひご応募いただけますと幸いです。下記内容をご確認くださいませ。
【作品詳細】
作品名:『夢の塔』第2部・第3部
作品尺:60分程度(第2部30〜40分ほど 第3部は10〜15分ほど)
撮影場所:東京都内・
作品展開:国内外の映画祭へ出品予定
制作経緯:本作品『夢の塔』は、第1部〜第3部を通して異なる3つの物語を描く長編映画です。逃れることの出来ない人間の「欲望」を全体の主題としており、全編を通してどこかシュールでおかしな人間の葛藤を描こうと思っています。第1部は既に所属する立教大学のスカラシップ制度を通して、2023年に制作・各映画祭にて上映しました。今回、自主制作映画として第2部・第3部を撮影し『夢の塔』全編を完成させる目的で制作を進めております。
【あらすじ】
第1部
造形美を追求する新社長の方針転換によりパーツモデルの事務所を解雇された女は、物も人間も規則正しく動く工場で体を気遣うことなく働き始める。そんな時に出会った「食べる」ことを専門に撮影する写真家に自身の「食べる」行為を否定されたことで、女は胃袋を一部切除して食欲をコントロールしようと闇医者の元へ向かう。ところが究極的な不食思想を持っていた闇医者は女の胃袋を全摘出し、助手はそれを捨てにいく最中に街中に落としてしまう。女は退院後、何も食べなくても生きてゆけるようになるが、一方で胃袋はとあるサラリーマンに拾われており…。
第2部
街では子供だけが死ぬ病が流行しており、郊外に住む少女は自分勝手な大人たちに苛立ちながら毎日のように街を徘徊している。ある日少女が家で食事をしていると、母親が大切にしている石たちがひとりでに出ていくのを目撃する。父と母は口論していて気付かない。少女は追いかけ石を拾っていると、透明なもの売るおかしな物売りに出会う。物売りが見せる景色は自身の記憶や想像の一部だと気付いた少女は、物売りに自分の家で起こっている奇妙なことについて話し出す。母親は寝床から動こうとせず自身が収集した石の所在ばかりを気にしており、父親は蔓延する病が新しく出来た工場のせいだと決めつけて強引な操作を行い、挙げ句の果てに人の胃袋のような奇妙な生き物を拾って育て始めたと言うのだ。少女は苛立ちの裏側にある自身の寂しさや望みからは目を逸らして過ごしてきた。物売りも自分が望むように生きてこなかった半生を語り、二人は心の赴くままに旅をしながら自らの無意識化にあった欲望を自覚してゆく。
第3部
少年の夢には毎日白い塔が出てくる。少年はスケッチブックに白い塔を書き留めては眺め、将来の自分が立派な人物になり白い塔に関わって生きていく妄想をして、学校を休んでいる。ある日、少年は公園で呑気なおじさんと出会う。おじさんは満たされているが、少年は成功者でないおじさんが幸せそうにしている理由が分からない。少年は自身の夢の塔について、おじさんに話し出す。
【募集する役】
■第2部
少女(17):死んでいる。自分を無視する両親や街の人々への苛立ちを抱えている。
10~20代の女性の方を募集します。
母親(47):少女の母親。少女の死後、病床に臥している。昔集めた石を大切に持っている。家の隙間から石を含めた様々なものが逃げていくことや、変化を恐れている。40~50代の女性の方を募集します。
物売り(30):旅をしながら透明な物を売っている。
20〜30代の男性の方を募集します。
■第3部
少年(10):不登校の少年。毎日夢に白い塔が出てくることから、自分の将来は成功が保証されていると信じている。15歳以下で小学校4年生くらいに見える見た目の方を募集します。
おじさん(67):公園にいつもいるおじさん。
夜は清掃工場で働いている。
40~70代位で、役の年齢に見える見た目の方を募集します。
※髭や髪を伸ばして頂く可能性があります。
【リハーサル・撮影期間】
①ホン読み・リハーサル(衣装合わせ)
第2部:9/1(日)〜10/4(金)の内、5日程(各2〜3時間程度)
第3部:9/1(日)〜10/4(金)の内、3日程(各2〜3時間程度)
※こちらはキャスティングが決まり次第、日程を調整させていただけますと幸いです。
②撮影日
■第2部
10/5(土)〜11/4(月)の内の土日祝日、合計8日程
■第3部
10/5(土)〜11/4(月)の内の土日祝日、合計2日程
※撮影日、リハサール日共に集まった皆様のご予定に合わせて決定致します。
※①、②ともにご参加いただけることが条件です。
※撮影日・リハーサル日共に、ご相談の上で曜日などを変更する可能性がございます。
【謝礼について】
出演料:ご出演時間に応じて1日5000円~10000円お支払い致します。
リハーサル・本読み、撮影時の交通費はお支払いいたします。
撮影の際のお弁当も準備いたします。
※オーディションの際の交通費はお支払いできませんので、あらかじめご了承いただけますと幸いです。
【ご協力のお願い】
撮影時、自前の衣装や小物をお借りする可能性があります。
また、メイクやヘアメイクもご自身で行なっていただく可能性があります。(撮影時のチェックはスタッフが行わせて頂きます)
少人数での撮影のため現場の進行が遅れる可能性もございますが、精一杯努めますのでお力添えいただけますと幸いです。
【応募方法】
メールの件名に「『夢の塔』〇〇役応募」(〇〇には希望役名)と記載し、下記内容をメールにてお送りくださいませ。
送付先:yumenotou.project@gmail.com
①お名前(ふりがな)
②生年月日・年齢
③身長
④演技経験の有無
⑤顔写真及び全身写真
⑥応募動機や自己PR
⑦最寄駅(交通費計算のため)
⑧リハーサル・撮影日程で現状NGな日
⑨過去出演作品の動画(もしあれば、演技の参考にいたしますのでご提出ください)
※もしポートフォリオをお持ちの方は、そちらをご提出いただいても問題ございません。
必要事項が多く恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
【審査の流れ】
一次:書類選考
二次:対面or zoomでのオーディション
一次審査への応募の締切は、8月6日(火)23時59分です。
一次審査の選考結果に関しましては、皆様に8月8日(木)中にご連絡差し上げます。
二次審査の日程については、8月10日(土)〜8月17日(土)の予定です。
【最後に】
当企画に興味を持って頂き、最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。もしも、少しでも気になる点や不明な点などあればお気軽にお問い合わせください。まだまだ勉強中の身ですが、皆様と共にこの作品を完成させ、良い形で世に送り出すことが出来たらと思っております。ご応募を心よりお待ちしております。倉谷
【監督プロフィール】
1999年生まれ、京都府出身。現在は立教大学の大学院にて映画制作を学んでいる。
大学在学中に映画美学校に通い始め、初監督短編『幸福キロカロリー』(20)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭に入選。『ガンガー様の魚』(21)がTAMA NEW WAVE ある視点部門にて上映。立教大学2022年度スカラシップ制度に採択され、『夢の塔』第一部を制作。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
・本作品の撮影及び準備期間における、出演者・スタッフを含む作品に関わる全てに対して、あらゆるハラスメント行為防止に努めます。
・暴言、恫喝などの威圧的な言葉や行動、差別に対しては、そのような言動があった場合は撮影を中断し、話し合いの場を設けます。
・身体接触などを必要とする場合は、本読み・リハーサルの段階で共有し、撮影当日も十分確認しながら進めます。
・トラブルがあった際には、倉谷までお問い合わせください。誠意をもって早急に対処致します。
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掲載者情報
担当者 | 倉谷 |
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お問い合せ先 | yumenotou.project@gmail.com |
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