【急募】東北芸術工科大学映像実習作品「水槽」メインキャスト募集　

ご覧いただきありがとうございます。
東北芸術工科大学、映像学科２年の中里有希と申します。
現在、授業内で映画の制作を行なっております。
この度、映像制作実習作品「水槽」を制作するにあたり、主演キャストを募集いたします。


【作品概要】

タイトル：水槽

作品尺：40分程度

脚本・監督：中里有希

あらすじ：
閉塞感のあふれる田舎町。高校２年生のツグミはいつものように学校へ向かう。毎日が月曜日。何も変わらない日々にメスを入れようとも痛みさえ日常へと変わり、そして麻痺していく。ツグミの心臓を鼓動させるものがこの陰気な町には何もないのだ。
しかし、今日は違った。放課後の図書室、ツグミは貧乏ゆすりをする男子生徒（ハル）を見つける。その今にも走り出しそうな、何かを待ちきれない右足に釘付けになり、ツグミは男子生徒のあとを追うが......。

企画意図：
ガラスを破りたい、と
どのような映画をつくろうか考えた時、私は真っ先に思いました。
何かを破壊することの行動原理。それは私にとって、本能とか、欲求とか、揺らぎ続ける衝動の爆発であって、ときにその爆発は私と他者との間にある透明な壁を破壊することを必要とします。たとえばそれは他者への愛（恋愛的な意味に限らず）。どのような形でそれが表面に出現するかは人によって違うと思いますが、本能的に相手の真ん中を見つめるためには、本質同士がぶつかり合う過程が不可欠であり、だから透明な壁を破壊し続ける必要があります。ここで強調したいのは、1人ひとりが自分という水槽の中にいるので、誰かと深く関わるためにはまず自分の殻を破らなければならないということです。そして、私と他者との間にある壁は、勝手に溶けていくわけでもありませんが、破れないというわけでもなくただ、すべて自分次第で。ある意味、私と誰かを隔てるものは、水槽のガラスだけなのかもしれません。
もしも、衝動の爆発の中に何も変わらないという事実があってもそれはそれでよくて、そこに誰かのためにもがいたという泥臭い美しさがあれば、たぶんそれだけでいいです。
私は、そういうのを描きたいです。

公開：学内での講評会の他、映画祭や動画サイトでの公開の可能性があります。


【募集要項】

募集キャスト：主人公・ツグミ（17）高校２年生　10代後半から20代前半の女性を募集いたします。
　　　　　　　男子生徒・ハル（17）高校２年生　10代後半から20代前半の男性を募集いたします。
・髪を染めている方は撮影期間のみ黒染めしていただく必要がございます。
・演技経験のある方、または演技経験がなくても情熱のある方なら誰でも大歓迎です。

撮影期間：12月下旬から1月下旬を予定しております。

撮影場所：山形県内

報酬・謝礼：今回は出演料をお支払いできません。交通費は自費となります。協力者として参加していただける方を募集します。

応募締切：11/30

審査：書類審査結果通知（12/2）選出された方のみ、メールでお知らせします。
　　　二次審査（12/3〜12/5）オンライン上（zoom）での5分程度の簡単な面接を予定しております。
　　　二次審査結果通知（12/7）

応募方法：〔宛先〕nakazatonoyuuki@gmail.com　〔件名〕「水槽」メインキャスト募集
以下の内容をメールでお送りください。
①応募する役名
②氏名
③年齢
④連絡先（携帯電話の番号）
⑤最寄り駅
⑥身長
⑦職業
⑧写真（全身写真とバストアップ写真）
⑨自己PR
⑩その他（自己PR映像や閲覧可能な過去の出演作品などがある場合のみで大丈夫です）


☆質問やご要望などございましたらお気軽にメールにてお尋ねください。皆様からのご応募お待ちしております☆