【1/31〆切】短編映画『ノンネイティブ』20〜30代の男性（関西弁ネイティブ）募集

この度、短編映画『ノンネイティブ』の制作にあたり、20〜30代の男性（必須：関西弁ネイティブ、歓迎：京都弁ネイティブ）を募集します。
詳細は、以下の通りです。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。

〇作品概要
作品タイトル：『ノンネイティブ』
予定作品時間：10〜15分

〇募集役
本人役（20〜30代の男性）

〇あらすじ
役者仲間の原から、知人に関西弁を教えてほしいと公園に呼び出された関西人の男（募集の男性）。
原が遅刻したため、男は非関西人の藤谷と気まずい初対面を果たす。
長年の夢であった関西弁を話せるようになりたいと真剣に話す藤谷に対し、はじめは笑いを堪えていた男も、次第にその本気度を知ると同時に、彼が言葉を通して、満足できない現状に対し、変わろうと踠いていることを理解する。
二人の友情が芽生えはじめた矢先、遅れて到着した挙句、似非関西弁を炸裂させる原の登場により空気は一変し、事態は思わぬ方向へと展開していく…
平日の昼中、春の訪れを待つ公園で巻き起こる男三人の小さな物語。

〇企画意図
映画から生まれた存在ではなく、存在から生まれた映画を撮りたいと気持ちが年々強くなっています。
今作は、昔から『きょうのできごと』という関西を舞台にした映画が好きで、以来ずっと関西弁に憧れを抱き続けた長年の夢を形にした短編映画です。
多様性が謳われる時代にも関わらず、非関西人が関西弁を話すことに二の足を踏んでしまうのはなぜでしょうか。
今作を通して、実際に関西弁を習いながら、複雑な「ひと」と「ことば」の機微について表現できればと思っています。

〇今後の展開
撮影後に完成した短編映画（2024年4〜5月完成予定）は、国内の映画祭を中心に応募し、上映機会を探していきます。
また、本作は短編映画として一旦は完結しますが、今後も実際に関西弁を習っていく過程で生まれた喜怒哀楽を物語にし、短編映画を制作していく予定です。

〇撮影概要
日　数：１日
予定日：3月1日
予備日：3月8日　※予定日が雨天の場合
場　所：公園（現在のところ、千葉県松戸市の21世紀と森の広場を予定）

〇現地リハーサル
日　数：半日（13〜16時の3時間程度）
予定日：2月16日
予備日：2月19日　※予定日が雨天の場合
場　所：公園（現在のところ、千葉県松戸市の21世紀と森の広場を予定）

〇報酬等
報　酬　1万2千円（税込）
交通費 　　2千円（撮影、現地リハーサルの往復電車代の合計）
食　費 　　 千円（撮影、現地リハーサルの昼食代の合計）
合計で1万5千円（税込）となります。
その他、撮影以外での稼働（顔合わせ、現地リハーサル等）につきましては、恐れ入りますが、報酬に含む形でご参加をお願いします。

〇応募条件
関西弁ネイティブであること（京都弁ネイティブを歓迎します）。
撮影、現地リハーサルの予定日（予備日を含め）ともに参加できること。
お手持ちの中からご自身の衣装・小道具等に関して撮影での利用が可能なこと。

〇留意事項
「演じている人」ではなく「存在している人」が映っている作品を撮りたいと思っています。
このため、シナリオは存在しますが、できる限りお渡しはせず、状況説明とキーワードをお伝えし、現地で感じたそれぞれの言葉で会話し、展開できればと考えています。
また、同じ理由でカメラの後ろにいるスタッフを最小限まで少なくして撮影に臨みたいと考えています。
ただし、机上の空論になっては元も子もないので、現地リハーサルの状況により方向転換が必要であれば、速やかに対応し最善を尽くします。

◯応募方法
上記の記載内容についてご確認いただいた上で、応募フォームよりご応募ください。
＜応募フォーム＞
https://forms.gle/4RevzFV9KshcTNHTA

◯選考方法
書類選考通過者には、個人面接・演技審査にご参加いただき、選考の上で配役を決定します。
予定日：2月4日又は2月6日の13〜17時（30分程度を予定）
会　場：東京都内の公園を予定

◯監督プロフィール
藤谷東
地方公務員として働く傍ら、映画制作をはじめ、2020年に独立。
現実の連なりの先にある作品づくりを志し、実際の短編映画制作ワークショップの体験を軸に物語として再構築した長編映画『映画に群がる我ら』、戦後の逆縁婚を題材とした短編映画『在りし人』などの作品がある。
また、ベトナムに短期滞在し、現地の人々から見聞きした事実に虚構を織り交ぜた短編映画『向こう岸の在る』、『若い二人』など異国での制作にも精力的に取り組んでいる。

2023年
『映画に群がる我ら』
第22回伊参スタジオ映画祭
2021年
『向こう岸の在る』
イメージフォーラム・フェスティバル2021
『My Films』
おおぶ映画祭2021
2020年
『在りし人』
伊参スタジオ映画祭2020〈シナリオ大賞2019 短編の部大賞〉
神戸インディペンデント映画祭2020〈企画賞〉
横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル2020
〈ジャック&ベティ賞、中編部門 最優秀賞、観客賞〉
門真国際映画祭2021 〈最優秀J:COM賞〉
第18回モナコ国際映画祭
〈最優秀編集賞、最優秀脚本賞、最優秀美術賞（短編部門）〉
2019年
『若い二人』
DigiCon6 JAPAN 2019〈話題賞〉
2018年
『スリー・ピース』

【ハラスメント防止対策ポリシー】
・暴言、強要、恫喝、人格否定等のいかなるハラスメント行為を行ないません。
・人種やジェンダーなどの差別はしません。
・あらゆるハラスメントに反対の立場を取り、お互いを尊重しながら撮影に集中できる場を目指して撮影いたします。