【11/14迄】京都が舞台の自主制作映画、60代以上女性キャスト1名募集！

閲覧いただきありがとうございます。
本作品の監督を努めさせて頂きます、倉谷真由と申します。この度、京都を舞台に自主制作映画「ガンガー様の魚」を制作することになり、協力して頂ける役者さんを１名募集しております。撮影まで時間がないですが、zoom本読みやリハーサルで出来る限り濃密に共に作品について考えてゆけたらと思っております。

以下に募集要項と簡単な企画内容を記載させて頂くので、合わせてご覧ください。

【企画概要】
作品名：「ガンガー様の魚」
監督：倉谷真由
完成尺：40~50分予想
撮影場所：京都府京都市、大阪府茨木市
撮影日程：12月12日〜17日（予備日含む）
スタッフ：一部プロを交えて、映画美学校の同級生、地元の学生と協力して撮影予定
完成予定：2022年2月下旬

【制作動機】
死について、日常の一部として向き合う作品を描きたいと思い、脚本を書きました。たいそうなことを言っているなと自分でも思いますが、認知症のおばあちゃんからも、女子大生からも、美味しいインドカレーや、ドジョウ鍋、小さいアパート、その辺を流れる川からさえも切り離せないことだと思うのです。大切な作品なので地元である京都で撮りたいと思い、全編関西弁になっています。また、大変個人的で恐縮ですが、大学と二年間通った映画美学校を卒業する集大成としてこの作品を撮りたいという思いもあります。完成後は、国内外の映画祭に出品することを視野に入れております。

【あらすじ】
インドカレー屋のソファに大きなドラッグストアの袋と一緒に腰掛けながら、私（18）は友達(18)の恋愛相談を聞いていた。18歳らしいみずみずしい表情で、“従兄弟”という希望の薄い相手への恋心を語る幼なじみに、苦笑いをしながらも適当に相槌を打ち、ラッシーを飲み干す私。母と二人、重度の認知症を患う祖母を介護をする日々を送っている私にとって、友達との時間は唯一の息抜きであった。そんなある日、私の元へ友達から泣きながら電話がかかってくる。「……殺しちゃったかもしれへん」私がアパートへ到着すると、一言そう呟く友達。大好きな従兄弟のカケルくんと同じ名前をつけて育てていたドジョウが、水槽の掃除中に死んでしまったと言うのだ。鍋の具材として友達が食べることによって弔われたドジョウは、腹の中でだんだんと歪に姿を変え、彼女を突き動かしてゆく。そんな友達の面倒を見ることで一時的に実家から離れることになった私。しかし依然として重たい何かから解放されることはなく、18歳の冬、ぼんやりと今も遠い地を洋々と流れる「ガンガー様」に思いを馳せる。
二人の若者が、それぞれ「死」に対して向き合うお話です。タイトルの「ガンガー様」というのはインドのガンジス川のことで、主人公である私がいつか行って見たいと憧れを持っている川です。

【募集要項】
上記の企画において以下の役を演じてくださる役者さんを募集いたします。

●祖母(79)
・女性、痩せ型〜普通体型、関西弁
・私の祖母で重度の認知症を患っている。
・元々は穏やかな性格だった。
・介護を拒絶し、暴れるシーンがあります。

「認知症」を患ってはいますが、認知症の人という一括りではなく、一人の祖母という人間について一緒に考えてゆけたらと思っています。

12月12日〜17日の間の、1-2日拘束
（12日が含まれる可能性が高いです）

条件
・普段から関西弁を使っている、または指導なしでも自然に話せる方
・ご自宅から京都市内までの距離が遠すぎない（交通費が往復1000円程度）方
・役柄の年齢から遠くても大丈夫ですが、外見や話し方を寄せられる方

報酬について
・小額となり大変恐縮ですが、出演料は丸1日で8000円を目安とさせて頂きます。(拘束時間が減った場合など、変更の可能性あり)
・撮影日の交通費、食事はご用意いたします。


【オーディション】
一次審査　書類審査
二次審査　ズームにて面接（一次通過者のみ）
オーディション時間：10〜20分程度一次審査の結果は通過者のみ11月18日までにご連絡いたします。
二次審査の日程についてはメールにて予定をお聞きし、11月の後半に設定させて頂きます。
最終的な決定のご連絡は11月中にさせて頂きます。

【今後の予定】
・11月18日までに一次審査通過者発表
・11月3週目に二次面接
・11月中に結果発表
・選考が終了次第、予定を合わせてZoom本読み（本番前まで複数回を予定）
・本番までに衣装合わせ（ご自身で衣装をご用意頂く場合がございます）
・12月上旬に1日リハ
・12月12日〜17日に撮影
・2月下旬に完成予定
・3月〜国内外の映画祭に随時出品予定

【感染症対策について】
・スタッフ全員とキャストの皆様には、撮影日の直前にP C R検査を受けて頂き、陰性だった方のみの参加となります。（状況に応じてやむなく予定を変更する可能性があります）
・換気、小道具等のこまめな消毒、黙食など、撮影現場での対策も徹底して行う予定です。
・演出の都合上、撮影の本番ではマスクを外していただきます。

【応募方法】
2021年9月30日までに下記の必要事項を明記の上、kmayu990924@gmail.comまでご応募ください。件名は　「ガンガー様の魚」従兄弟役応募　でお願いいたします。

①お名前
②年齢・身長
③最寄駅
④所属事務所の有無
⑤連絡先（電話番号、メールアドレス）
⑥写真数枚を添付
⑦出演経歴（お持ちであれば、過去出演作リンク等も）
⑧志望動機や自己PRなど、あれば

必要事項が多く恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

当企画に興味を持って頂き、最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
もしも、少しでも気になる点や不明な点などあればお気軽にお問い合わせください。
まだまだ勉強中の身ですが、皆様と共にこの作品を完成させ、素敵な形で世に送り出すことが出来たらと思っております。ご応募を心よりお待ちしております。

【監督プロフィール】
1999年生まれ。京都の伏見出身。立教大学現代心理学部映像身体学科に所属。元々創作が好きだったこともあり、大学2年次から映画制作に興味を持って映画美学校に通い始める。現在までに５本程の短編映画を制作。今回が初めての中編映画制作となる。