短編映画作品「無知と魚」キャスト募集

東京藝術大学大学院 映像研究科 映画専攻 製作領域の加藤と申します。
5月に投稿させていただきました短編作品、「来る宛てもなく」キャスト募集への応募ありがとうございました。

8月に短編映画作品を制作することになり、下記の作品に出演していただける方を探しております。

○作品タイトル
「無知と魚」

○撮影期間
　8月の中旬以降(現在20〜30日あたりで調整中。撮影期間は7日程度)

○撮影場所
　関東圏

○あらすじ
　高校生の渡辺ナナコ(17)と川口マキ(17)は、同じ高校に通っていることをきっかけに、高校2年生の夏休みに「無知ちゃん」「魚ちゃん」としてネット上で友達になる。高校3年生にになった春、２人は同じクラスになった。
　２人は元々中学生のときに不登校の時期があったこと、サブカル系の小説や漫画が好きであること、過度にインターネット上のSNSツールに依存していること等、共通点が多く、学校の内外で一緒に話すことが多くなっていった。
　将来の不安を漠然と抱え、自分自身や両親に不満を持つ、一見同じような、どこにでもいそうな女子高生の２人。しかし、アスペルガー症候群であるマキと、専門学校生である彼氏(19)の影響を受けるナナコとの間にある決定的な違いが徐々に明らかになる。
　マキはクラスの男子(田中、17)と仲良くなるが、恋愛感情を履き違え、過度な甘えを押し付ける関係になっていく。ある日、田中の個人情報がネットに晒され、田中はマキが犯人なのではないかと疑う。マキは、咄嗟に仲の悪い先輩による自分を貶めるための仕業であると思い込み、彼女を殴ってしまう。
　高校3年の2月、ナナコは大学を受験し、マキは学校を停学になり自宅に篭って過ごす。ナナコは新生活に対する期待が膨らんでいくと同時に、彼氏に対する尊厳が薄れる。マキは自分がナナコとは違い、同じものを手に入れ、同じような人生を送ることは不可能であることを悟る。彼女は2度目の高校3年生の4月を迎え、ナナコとの付き合いをやめる。
　ある日、マキは１人で出かけたライブハウスで、元ホストの郵便局員(30)と出会い、親との関係や自分自身の将来について真剣に考え始める。

○募集するキャスト
　・ ナナコ…都立高校生、サブカル少女役(17歳、女)
　・ マキ…無知の同級生役(17歳、女)
　・ ナナコの彼氏…美術系専門学校生役(19歳、男)
　・ 田中…ナナコ、マキの同級生役(17歳、男)
　・ 飯田…ナナコ、マキの先輩役(18歳、女)
　・ 永瀬…ナナコのバイト先の大学生の同僚役(22歳、男)
　・ 医者…マキが通院する病院の医者役(40歳、女)
　・ のぼる…ナナコ、マキの教師(35歳、男)
　・ 裕也…元ホスト、現在は郵便局勤務役(30歳、男)
　※ 年齢は、目安です。

○応募について
　ご出演を希望される方は、下記プロフィールを2012年7月23日24時までに送付願　います。
　送付先 : 加藤 圭祐　s3212356@fm.geidai.ac.jp
　・ 氏名
　・ 連絡先(携帯電話、メールアドレス)
　・ 写真(顔、全身)
　・ 身長
　・ 体重
　・ 年齢
　・ 希望する役名
　・ その他、これまでに他の作品に出演された経験のある方は、その旨を教えてく　　 ださい。

○その他
　短期間の募集で申し訳ありませんが、ご関心のある方、ご質問等はお気軽にご連　絡下さい。
　また、本作品は一般公開は予定しておりませんが、短編映画祭等に出展する可能　性があります。