CINEMA PLANNERS > キャスト / 役者募集 > 国際映画祭に出品予定、自主映画『守墓人』役者募集致します。!10月撮影

国際映画祭に出品予定、自主映画『守墓人』役者募集致します。!10月撮影

投稿日時:2025/08/09 12:Aug:th
投稿者:イリン
募集地域:千葉 / 東京 / 神奈川
締切:2025/08/20

ご閲覧いただきありがとうございます。

本作品のプロデューサー孫藝寧と申します。


この度、自主映画『守墓人』に出演してくださる役者さんを募集致します。




完成予定 : 2025年10月末
撮影場所:東京都、千葉県


あらすじ
舞台劇『墓守り』の稽古が進む中、主演女優・桜井喜恵子は、旧友の北野加奈からインタビューを受けていた。
やがて、何気ない会話の端々から、忘れかけていた幼き日の記憶がゆっくりと姿を現し始める——

かつて、田舎の養鶏場で双子の姉・喜美子とともに祖母・宮本久子に育てられた日々。夕焼けに染まる鶏舎、古びた木の床、夜毎に語られる不思議な物語。
そして物語の中にはいつも一匹のサルがいた。
サルは、人々の“いちばん大切なもの”を、そっと奪っていくという。

祖母の語る物語は、やがて現実と溶け合い始める。時計職人、橋の下の旅人……町の人々の暮らしの中に、物語の影が忍び込む。
舞台を夢見る姉・喜美子と、物語を書くことに密かに心を寄せる妹・喜恵子。祖母が鶏舎に作った即席の舞台は、二人だけの秘密の遊び場だった。だが、ある日の小さな喧嘩と予期せぬ事故が、二人の時間を引き裂く。姉は七歳のまま、永遠に時を止めた。
祖母は物語を語らなくなり、家には静かな痛みだけが残された。
成長した喜恵子は上京し、女優として生きる道を選ぶ。しかし過去は、影のように彼女に寄り添い続ける。舞台の袖に現れるサルの気配。卵の着ぐるみを着た謎の少女。見え隠れする幻のような存在に導かれるように、
喜恵子は『墓守り』という物語を書き始める。それは、語れなかった悲しみを、物語に託して守るための行為だった。
そしてある日、祖母の訃報が届く。
久しぶりに戻る故郷の風景の中、彼女は再び問い直す。
——“墓守り”とは誰のことなのか。
彼女が守ってきたのは、墓なのか。それとも、失われたあの夏の記憶なのか。

・監督
張 心宇(チョウ シンウ)

2022年、コロンビア大学バーナード・カレッジにて哲学を専攻、映画学を副専攻として学士課程を修了。
現在は日本大学芸術学部映像芸術専攻の大学院に在籍し、映画監督コースにて松島哲也教授の指導のもと修
士課程に取り組んでいる。
2023年、自身が監督・脚本・プロデュースを手がけたオリジナル短編映画『荼蘼(とび)』および『蝈(く
つわむし)』を制作。

『荼蘼』は、2024年カナダ・中国国際映画祭、カナダ新進レンズ文化映画祭、ロサンゼルス映画&ミュージックビデオ賞、
アジア影芸国際映画祭にて正式出品され、ロードアイランド国際映画祭ではセミファイナリストとして入選。
さらに、盆ダンス国際映画祭では特別ノミネート賞、ロサンゼルス・ショートフィルムアワードでは最優秀短編賞を受賞し、
ニューヨーク映画&撮影賞では2024年度最優秀女性監督賞を獲得。
全アジア独立映画祭においては、アジア最優秀独立短編ドラマ映画賞を受賞した。
また『蝈』も2024年のロードアイランド国際映画祭にてセミファイナリストとして入選している。
映画制作のほかにも、長編・短編小説を複数発表。
脚本家や舞台監督として学生演劇の制作にも多数携わり、アメリカ・ウィスコンシン州およびニューヨーク州にて上演された経験を持つ。

 ・プロデューサー
孫 藝寧(そん げいねい)


東京藝術大学大学院にて映画プロデュースを専攻。
桝井省志氏、市山尚三氏をはじめとする日本映画界を代表するプロデューサー陣に師事し、映画制作の実践的な知識と精神を学ぶ。
プロデューサーとしての視点に加え、俳優としても活動することで、作品づくりを多角的に捉える独自の創作観を培ってきた。
現在は、「非家族」という社会的概念を軸に、異文化・異民族をテーマとした映画企画に取り組み、映像を通じて新たな関係性の可能性を探っている。
これまでに手がけた作品は、金馬奨やベルリン国際映画祭など、国内外の著名な映画祭に入選。
商業領域においても、アリババ、フィリップス、ネットイースなど、国際的ブランドとのコラボレーションを実現している。


・募集役

・双子(7−12歳)主役。
桜井 喜恵子(さくらい・きえこ)
舞台女優/物語を“語れなかった”語り手
幼い頃に双子の姉・喜美子を事故で失って以来、心に言葉にならない喪失を抱えて生きてきた。
祖母・久子の養鶏場で育ち、物語の声と匂いに包まれていた少女時代。姉は舞台で輝く存在だったが、自分はいつも一歩引いて、物語を心の中にだけ書き留めていた。
内向的で感受性が強く、人の気配や沈黙の裏にある感情を敏感に受け取ってしまう性質を持つ。
祖母が語っていた“サル”の物語に、彼女はどこかで自分自身を重ねている。
上京後、舞台の世界へ足を踏み入れるが、演じるたびに浮かび上がってくるのは、まだ語れていない過去の記憶——
話せなかったこと、失ったもの、そして今もなお自分の中で生き続けている姉の存在。
舞台の上では他人の人生を生きながら、物語を書くことでようやく自分の声を取り戻し始める。
彼女にとって「演じること」とは、“語れなかった自分”と向き合うための、もうひとつの言葉なのかもしれない。

桜井 喜美子(さくらい・きみこ)
双子の姉 / 舞台を夢見た少女
喜恵子の双子の姉。幼い頃から表現することが大好きで、明るく朗らかな性格。内向的な妹をいつも気にかけ、姉らしく見守っていた。
ある日、ふとしたきっかけで、喜恵子が密かに書き綴っていた物語帳を読んでしまう。
それが小さなすれ違いとなり、言葉を交わせぬまま、彼女は卵の着ぐるみに閉じ込められたまま、命を落とす——七歳という年齢で、時間が止まってしまった。
あれから、彼女は“卵の着ぐるみを着た少女”として、影のように妹のそばに寄り添い続ける。
それは幻か、それとも罪の記憶か。大人になった喜恵子が物語を綴る勇気を持つその時まで、
喜美子は、妹が「語ること」を取り戻す旅の静かな伴走者であり続ける。
それは、幼き日々から続く、かたちを変えた“さよなら”の物語でもある。

・宮本 久子(みやもと ひさこ)(60−70)
祖母/語り手/沈黙の“墓守り”
田舎で一人、養鶏場を営みながら、双子の孫・喜恵子と喜美子を育ててきた女性。若い頃に様々な痛みを経験し、その分すべての愛情を孫たちに注いで生きてきた。
彼女は、毎晩のように物語を語る人だった。
現実のつらさや寂しさを包み込むように、サルの話や不思議な登場人物たちを作り出し、子どもたちに“想像する余白”を与えてくれていた。
養鶏場は、単なる暮らしの場ではなく、久子にとっても、子どもたちにとっても、小さな「劇場」だった。
だが、喜美子が事故で亡くなったその日から、彼女は物語を語らなくなった。
沈黙と後悔を抱えたまま、喜恵子が家を離れたあとも、彼女は誰にも語ることなく、静かに日々を過ごしていた。
久子は“物語を失った語り手”であり、同時に“過去”と“記憶”をそっと守り続けた存在でもある。
彼女は、語られなかったままの痛みと愛を、ひとりで抱え続けた——まるで、誰にも気づかれぬ「墓守り」のように。

・小町 和真(こまち・かずまさ)
小町時計店の店主。生涯を時計作りと修理に捧げてきた職人。
仕事にのめり込みすぎたあまり、病気の娘と過ごす時間を十分に持てなかった。
娘の死後、彼は執拗に、娘が遺した子ども用の腕時計を修理し続ける。
家庭は崩壊し、妻には責められ、離婚。晩年は、唯一の友人・田島秀明だけが時おり彼のそばにいる。
その時計の中にある大切な歯車は、いつの間にかサルに盗まれていた。
そして今、彼の元にやってきたのは、喜恵子からの「死んだ卵を直してほしい」という不可解な依頼。
彼に、もう一度“時間を取り戻す”ことはできるのだろうか?

・Eileen
橋の下に暮らすバックパッカー/音楽から“逃げた”旅人
アメリカ育ちの華僑女性。幼い頃から音楽に魅了され、ピアノを人生の中心としてきた。
だが、ある大きな舞台での演奏ミスをきっかけに、自信を喪失。
それ以来、音楽と向き合うことが怖くなり、“音”から逃げるように旅を続けている。
現在は町の橋の下に身を寄せ、流浪する生活を送っている。
川辺の古びたピアノが、彼女と過去とをつなぐ、唯一の存在だった。
だが、そのピアノの大切な鍵盤も、“サル”によって持ち去られてしまう。
時折、久子にこう尋ねる――
「あなたの物語に、英語版はないんですか?」
基準を失った“音”は、果たしてまだ“間違い”なのだろうか?
彼女の問いかけは、誰の心にもそっと届く余白を残している。

・田島 秀明(たじま・ひであき)
町の警察官で、小町和真の古くからの友人。
喜恵子のことも小さい頃から見守ってきた一人で、宮本久子とも旧知の仲。
町に静かに寄り添い続ける、少し不器用で、あたたかい人。

・西村 照子(にしむら・てるこ)
町の豆腐屋「西村豆腐店」の女将。
誰にでも気さくに声をかける、世話好きで明るくて、優しい性格。
久子や町の人々とは古くからの顔なじみで、地元の“ちょっとした情報通”。

・小町 葵(こまち・あおい)
小町和真のひとり娘。10歳前後で病に倒れ、若くしてこの世を去った少女。
病気と闘う日々のなかで、父と過ごす時間を何よりも願っていたが、時計職人として仕事に没頭する父は、その願いに十分応えることができなかった。
彼女の死は、父・和真の中に深い後悔を残すこととなる。
劇中では、“幽霊”のような存在としてわずかに登場し、言葉にならなかった想いと、止まってしまった時間の気配を静かに宿している。

・古井(ふるい)さん
エッジシアター劇団の道具チーフ。50代の男性。
長年舞台の裏方を支えてきたベテランで、職人気質でありながら、どこか飄々とした雰囲気も持ち合わせている。
喜恵子が『墓守り』の脚本を自ら手がけていることを知る数少ない人物のひとりで、そのことについて多くを語らず、ただ静かに理解し、見守っている。
知識も経験も豊富で、劇団内では頼れる存在。
若い俳優やスタッフたちにとっても、話しかけやすく、懐の深い“おとな”として慕われている。
喜恵子に対しては、一人の創作者としての彼女を尊重し、決して干渉せず、それでも必要な時にはそっと支える、そんな大人の距離感を大切にしている。



・出演料
 相談


・スケジュール
オーディション 個別で連絡
本番撮影
10月上旬ー下旬
具体的な撮影日、役による違います。


・衣装・小道具等

キャストの方にご持参をお願いする場合がございます。



・応募方法

下記を添付または記載の上、タイトルを「役者応募」として、メールにてご連絡をお願いいたします。

1.氏名・ふりがな

2.年齢

3.身長

4.演技経験の有無

5.バストアップ写真+全身写真(何枚でも可能です)
6.お持ちであれば、過去出演作品リンク




たくさんご応募お待ちしております。
宜しくお願い致します。


【ハラスメント防止対策ポリシー】
相談者がいます。




※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。

掲載者情報

担当者孫藝寧
お問い合せ先nia10gogo@gmail.com
その他情報
お問い合わせ ※ご利用の端末に設定されたメールソフトが開きます。

最新の投稿

[映画][キャスト / 役者募集]
【8/13(水)締切】大学卒業制作作品『レイカ(仮)』20代男性キャスト募集!(撮影期間2日、9月撮影)
投稿日:2025-08-09 14:45:06
[映画][キャスト / 役者募集]
縦型ショートドラマ新シリーズ 男女キャスト募集
投稿日:2025-08-09 13:55:37
[映画][キャスト / 役者募集]
17日〆切 映画美学校修了生による短編『今日の首都の状況(仮)』【男性役1名募集】
投稿日:2025-08-09 13:19:12
[映画][キャスト / 役者募集]
子役(女子小学生)募集中!4時間撮影1万円!撮影9月6日-7日!NCW映画スクール短編実習作品「涙の文法」キャスト募集
投稿日:2025-08-09 12:54:28
[舞台][キャスト / 役者募集]
◆ぶたのちょきんばこ第6回公演 テアトルBONBON◆ メイン含むキャストオーディション!! 8月23日〆切
投稿日:2025-08-09 12:54:20
[映画][キャスト / 役者募集]
国際映画祭に出品予定、自主映画『守墓人』役者募集致します。!10月撮影
投稿日:2025-08-09 12:30:28

クラウドファンディング