東京芸術大学映画研究会HUMONIUMです。自主制作映画のキャストを募集します。

東京芸術大学、学部生による映像制作集団、HUMONIUMです。
この度は、自主制作映画に出演協力していただける方を募集します。

作品タイトル『asymptote（新しい乗り物への搭乗）』仮

尺、30分の短編を予定。

制作期間　
2012年５月22日から撮影開始。
以降は、状況次第になりますが、キャストの方の御都合と合わせて考えていきたいと思います。

※比較的少数のスタッフで撮影に臨みます。
完成した作品は、大学内の展示、または私営映画館、アートギャラリーなどでの展示を予定しております。また映画祭への出品も考えております。

あらすじ　

葬儀会場をあとにして、全ての物的財産を失った一人の建築家がまずはじめにとった行動は、自分が暮らしていくための物件探しである。親族の一人の紹介で呼び出された不動産屋とともに、渋滞の都市空間の中、物件を見て回る。不動産屋は様々なものものを管理物件と称し、部屋に置いてある雑貨や、地下空間、更には巨大なタワーをも紹介していく。そして最後に、建築家は、最後の物件、「新しい乗り物」に乗り込む。

登場人物

建築家：
ある災害にまきこまれ、意識をしばらく失っていたが、突如目覚める。病院から退院したばかりで、自分の持っていたものが全て無くなっている世界に放り出されたような立場に立たされている。財産だけが残り、あとの具体的な物質的財産は全く残っていない。しかし、混乱に陥るそぶりもなく、まずは住居探しを始めようと即座に判断し不動産屋に連絡をとるような男。
落ち着いている。感情をほとんど表に出さない。
それでいて、突如感情の赴くままの行動に出る。しかしその行動もあくまで落ち着いているため、かなり理性的に見られる場合もある。

年齢設定：30代後半から40代後半、あるいはその様に見える人物。

不動産屋A：
建築家の依頼を受けた不動産屋の社員。
建築家と同じぐらいの冷静さを持つ。それでいて会社の規律は厳しく守る。普段から感情を見せず、しかし突然怒りだすなどといった突発的な事態に対しそれをなんとも思わず、淡々と作業をこなす。
不動産屋Aは建築家とは相性がいい。だから車を運転する時などでも信号を待っている時などの何気ない時間には建築家に何気ない話をふったりする男。

年齢設定：20代後半から30代後半、あるいはその様に見える人物。建築家よりは若く見える方。

不動産屋B：
地下物件担当の不動産屋社員。
やはり落ち着いている。規律などは基本的には守るが、状況によっては柔軟に判断し、行動を決定する。地下の構造をよく知っているので、迷宮的な地下空間に対しやや驚きを見せる人物に対してはやや得意げになって地下空間を案内する。人がいると人の前を歩きたがるが、普段は、たとえ仕事中でも作業が比較的退屈であれば、作業が滞らない程度に趣味に興じる女。

年齢設定：20代後半から30代後半、あるいはその様に見える人物。


今回は、この３人と、エキストラ（5人）を演じていただける方を募集します。

※５月22日の撮影は、建築家役の方、不動産屋A役の方の出演を予定しております。
なお、不動産屋A役の方は、車を運転しながらの演技（相手と会話をする程度です。）をしていただく形になります。

※5月22日以降からの撮影は、一度相談などして、適宜決めていきたいと思います。というのも、今回の制作としては、具体的な期間を決めて撮るのではなく、撮って行ってみて完成するのを待つというような形式をとりたいと思います。といっても何ヶ月間も撮影し続けるわけではなく、あくまで日を置いて、一日一日の撮影をじっくり撮るという形になります。ですので、勿論協力していただける方の御都合を優先させてはいただきますが、何かだらだらとした印象を受けるかもしれません。ご了承ください。
８月までには撮影を終了します。

※学生映画になりますので、ギャラを出すことはできません。ご了承ください。食費、交通費の方はこちらで支給致します。

※メールの方に、簡単な履歴と写真（全身像含む）、最寄り駅、免許証の有無などを記載の上、ご連絡ください。

※応募締め切り　2012年５月１２日

こちらのメールまでお願いします。
ca38425@dk9.so-net.ne.jp

制作者代表：伊阪 柊

HUMONIUM：
東京芸術大学における映像制作集団
2010年結成。
2011年、下高井戸シネマにて、共同上映。
現在、個々のメンバーそれぞれの作品制作や関連イベントへの参加を行っている。