オムニバス映画企画「ジャパニーズ・グリム」

はじめまして。スタジオアルファヴィルの七戸と申します。
以前ミクシィで募集させて頂きましたが、再度この場を拝借させて頂いて募集を行います。この度、アルファヴィルでは若手映画作家育成プロジェクトの一環である、グリム童話をモチーフにしたオムニバス映画「ジャパニーズ・グリム」を制作致します。この場をお借りして告知させて頂きます。

■企画概要
ホラー・オムニバス映画企画「ジャパニーズ・グリム」は、グリム童話を題材にしたオムニバス形式の映像作品です。

若手映画作家４人が各々の解釈で、グリム童話をリメイクし、また共通のテーマとして「日本の美」を作品に盛り込み製作します。
それは、世界に向けて発信することを念頭においているためであり、私たち自身の感性と共に私たちが育ったこの国の美しさを知ってほしいという思いがあります。

日本のホラー映画といえば、Jホラーと呼称され、国内のみならず海外でも好評を博しています。ハリウッドでリメイクされた「リング」から始まり、清水崇監督の「呪怨」などがその代表例であります。日本のホラー・オムニバス作品で言えば、フジテレビの「世にも奇妙な物語」は私達にとってとても馴染み深いものとなっています。本企画はそれら一連の作品群、身近で起こりうる恐怖を駆り立てる様な演出、言わば「日常的ホラー」の流れを逆手に取って、ヴィジュアルやイメージに特化し、童話と世界観を重視した作品を制作したいと考えております。

本企画は完全なインデペンデント企画です。日本ではインディペンデント映画はあまり表にでることはありません。
例えばアメリカやイギリスなど欧米諸国のインディペンデント映画はプロデューサーや資金援助などのバックアップシステム、配給会社があり、流通システムが完成している為、比較的容易に商業的流通が行われます。
しかし日本ではインディペンデント映画専門の配給会社はほぼなく、独自に制作から配給まで行う以外に方法がないというのが現状です。
予算のあるタレント主義・ストーリー主義に偏った今日の日本の商業映画だけでなく、私たちはインディペンデント映画を普及することを目的とし、そのような映画ファンの期待に応える作品を制作したいと考えています。


タイトル「the motel under highway nakedness akazukin」 原作　赤ずきん　

■あらすじ
厳しくて、優しい母の愛を感じる一方で、身体の発育と共におとずれる性への目覚めと希求に襲われ、赤ずきんは日常がどことなく物足りなくて、やるせなかった。

赤ずきんは父を知らない、物心ついたときから父はいなかった。ある日、父の手がかりが書いてあるメモを見つけ、赤ずきんは父を探す旅に出る。

とある地方の広いハイウェイ、高架下の廃墟のモーテルで赤ずきんと同じように父を知らない娼婦たちの集団と出会う。

時が経つにつれて、赤ずきんは娼婦たちと打ち解け、次第にそのコミューンに溶け込んでいくが、赤ずきんは実際の生々しい性交を目のあたりにし、オオカミ（象徴的な父性のイメージ）に徐々に精神を侵されていく。

そして、赤ずきんは性に潜む暴力と父性の意義とは何かを、知っていくが・・・

最も有名なグリム童話「赤ずきん」を女性に潜む娼婦性をテーマに大胆に脚色した少女「赤ずきん」の成長の物語。

■キャスト募集概要

赤ずきん・・16から20歳に見える方 (イメージ　リリィシュシュの時の蒼井優）
　　　　　　主人公。少女。背が低い。声が冷たい。あどけない顔立ち。家柄は良い。
　　　　　　知的で教養がある雰囲気の女性。

赤ずきん（幼少）・・8から10歳くらい
　　　　　　主人公赤ずきんの幼少時代。

少年.…10歳から12歳くらいの少年

またエキストラの女性も数名募集しております。

■撮影時期及び日数
4月下旬から赤ずきんは1週間から１０日前後。
赤ずきん（幼少）希望の方は2日間。

■公開予定
公開は東京、大阪のミニシアターの劇場をレイトショーの枠で予定しております。
また、国内のレーベルでのＤＶＤ販売及び、ホラー関連のアメリカやヨーロッパのレーベルでのＤＶＤ販売や劇場公開、
バンクーバーやロッテルダムなどの多数の海外映画際に出品予定です。

■報酬の有無
要相談でお願いします。
交通費及び食事は支給致します。


■締め切り
3月中。

■連絡先
下記メールアドレスにプロフィールと顔写真を添えてご応募下さいませ。
此方からご連絡させて頂きます。申し訳ありませんが、クランクインまでにあまり時間が無い為に、応募者全員にご返信出来ない可能性が御座います。予めご了承下さいませ。

ホームページ http://studio-act.main.jp/grimm/top/top.html

お問い合わせ　japanese.grimm@gmail.com 担当　七戸