【締切8/31まで延長しました】立教大学スカラシップ採択企画 40~60代男性キャスト3名募集
初めまして、閲覧いただきありがとうございます。映画『夢の塔』(仮)の監督を努めさせて頂きます、倉谷真由と申します。この度、本作のメインキャストを3名募集させて頂きます。
【はじめに】
『夢の塔』はパート①〜③の三組の物語からなる群像劇で、各パートの内訳は以下になります。
パート① →第5回立教大学映像身体学科スカラシップ採択企画
※立教大学映像身体学科スカラシップ制度とは、映像身体学科生・映像身体学専攻の学生から企画を募集し、審査の後採択者には学科から助成金を支給される制度です。(https://www2.rikkyo.ac.jp/web/eishin/news/news20210721.html)
パート①〜③→立教大学現代理学研究科映像身体学専攻、2023年度修了制作
本作品はパート①のみ学内で成果発表後、全編通しで大学院の修了制作として完成させ、その後国内外の映画祭に出品予定です。
【企画概要】
作品名:『夢の塔』(仮)
監督:倉谷真由
完成尺:80分予想(パート①②各30分、パート③20分予想)
撮影場所:東京近辺、関東
撮影日程:パート①:2022年11月19日,20日,23日,26日,27日(調整の可能性あり)。
パート②③:2023年春〜夏。詳しい日程は未定。
完成予定:パート①:2023年2月下旬(スカラシップ企画成果発表締切)
パート②③:2023年秋頃目標
【制作動機】
「食べる」というテーマには数年前から私自身がかなり執着していて、数本の過去作や、大学4年次の卒業論文でも扱いました。今回は「食べる」ことから切り離して考えることの出来ない「欲」の部分に目を向け、映画を制作したいと思い、企画を立案しました。欲、と一言で言っても色々ありますが、この映画で扱いたいのは、手が届いたと思ったら更に次が芽生えてしまい完全に満たされることのない、いわば無限循環的な欲望です。お腹が空いて、どれだけ沢山ご飯を食べても、数時間後には消化、排泄されて、またお腹が空く。完全で永遠の満足は無いと薄ら自覚しつつ、その瞬間の欲を満たして生きてゆくしかない。そういう人間の抗えない仕組みは、不条理で滑稽で、個人的にとても面白いと思います。その面白さを、共有できると嬉しいです。完成後は、パート①のみを学内で上映、全編通しで国内外の映画祭に出品することを視野に入れております。
【あらすじ】※全体をイメージして頂きたい為、全パート合同で記載しています。
暗闇。肉を裂く音と共に、差し込む光。
少年(10)はハッと目を覚まし、枕元のノートに夢で見た白い塔を乱雑にスケッチする。
パーツモデルの事務所を解雇された女(31)は、物も人間も規則正しく動く工場で、手先や髪、足首を気遣うことなく黙々と重い荷物を運んでいた。女の頭の中は、とある写真家のことでいっぱいであった。最近結婚した元モデルの友人が、子供の分も食べないとなどと言いながら躊躇なく食べ物を口に運んでいた時に、ラジオで宣伝が耳に入って来た「食べる」こと専門の写真家である。女はモデルの募集フォームにメールを送り、写真家(48)に会うことになる。写真家のスタイルは徹底的に相手を否定し「食べる」行為を撮影するというもので、自身の撮影行為を「カウンセリング」と称していた。撮影を終えた数日後、女は闇医者(60)を訪ねて自身の胃袋の一部摘出を懇願する。ところが究極的な不食思想を持っていた闇医者は、承諾するばかりか、女に無断で胃袋を全摘出してしまう。助手は、摘出された胃袋をバケツに入れ、長い長い廊下を歩く。病院の外に出て、道を歩き、角を曲がってまた道を歩き、歩道橋を超え、ずっとずっと歩いてゆく間、バケツの蓋は徐々にずれ、1番上に乗っていた胃袋がずるりと地面に落ちる。しばらくして、身長の低いサラリーマンの男(54)がやって来る。男は立ち止まり、少しの間眺めた後、胃袋をカバンに入れて自宅に持ち帰ることにする。その日から、女は何も食べなくても生きてゆけるようになるが…。
「食べる」こと専門の写真家と胃袋を失った女、胃袋を拾った男と亡くなった娘、毎日白い塔の夢を見る少年。空腹のように、満たされ切ることのない欲望と共に生きてゆく人々の、シュールで不条理な物語。
【募集要項】
上記の企画において以下の3役を演じてくださる役者さんを募集いたします。
※長期企画になりますので、各役の出演パート及び撮影日程などを改めてご確認の上、ご応募をお願いいたします。
※記載されている拘束日程は目安になります。撮影状況により変動の可能性がありますので、ご了承下さい。
●写真家(48)
・男性
・出演パート:パート①(2022年11月下旬撮影)
・「食べる」こと専門の写真家。「食べる」行為は人間が一生逃れることの出来ないことであり、「食べる」ことを我慢したり拒否する人間に、本来の自身の欲求を受け入れさせることが使命だと感じている。
・写真撮影時以外はおおらかな性格で、二面性がある。
・喫煙シーンあり。
・撮影日のうち、1~2日程拘束予定
●闇医者(60)
・男性
・出演パート:パート①(2022年11月下旬撮影)
・「食べる」行為は奪うべき命の選択であり、人間は食べるべきでは無いと信じている闇医者。何も奪わず日光と水だけで生き、最後は土に還る、植物のような存在を目指して、自分と自分の思想に共感する人間に臓器摘出手術を施している。
・特殊メイクをして、お腹を出すシーンがあります。
・撮影日のうち、1〜2日程拘束予定。
●男(54)
・男性、身長が高過ぎない方
・出演パート:パート①②(2022年11月下旬、2023年春〜夏撮影)
・うだつの上がらないサラリーマン
・数ヶ月前に高校生の娘を事故で失っている。ある日、道路に胃袋が落ちているのを発見し、持ち帰って育てることにする。
・パート①:撮影日のうち、1日拘束予定。
パート②:撮影日のうち3~4日程拘束予定。
共通の条件
・役柄の年齢にある程度近い、または寄せられる方
・2021年9月下旬から始まる本読み(zoomの可能性あり)やリハーサル、衣装合わせに参加可能な方。
報酬について
・小額となり大変恐縮ですが、出演料は1日10000円を目安とさせて頂きます。
(オーディション時除く。リハーサル時は交通費のみのお支払いとなります)
・撮影日の交通費、食事はご用意いたします。
【オーディション】
一次審査 書類審査
二次審査 ズームにて面接(一次通過者のみ)
三次審査 対面にて面接(二次通過者のみ)
オーディション時間:20分程度
一次審査の結果は通過者のみ8月31日までに二次審査の日程と併せてご連絡いたします。三次審査の日程についてはメールにて予定をお伺いし、大体9月の2周目あたりで設定させて頂きます。
最終的な決定のご連絡は9月の3週目頃を予定しております。
【今後の予定】
・8月31日までに一次審査通過者発表
・9月1週目に二次審査(候補日9/1,2,5,6,7,8)
・9月2週目付近(9/9~16)に三次審査
・9/23頃までに最終決定
・選考が終了次第、予定を合わせてZoom本読み(本番前まで複数回を予定)
・10月から11月にかけて衣装合わせ(ご自身で衣装をご用意頂く場合がございます)、リハーサル
・11月19日,20日,23日,26日,27日に撮影
・2月下旬にパート①完成上映
・パート②③の撮影日はご相談して決定
【感染症対策について】
・キャストの皆様には、撮影日の直前にP C R検査を受けて頂き、陰性だった方のみの参加となります。(状況に応じてやむなく予定を変更する可能性があります)
・換気、小道具等のこまめな消毒、黙食など、撮影現場での対策も徹底して行う予定です。
・演出の都合上、撮影の本番ではマスクを外していただきます。
【応募方法】
2022年8月28日までに下記の必要事項を明記の上、yumenotou.project@gmail.comまでご応募ください。件名は 「夢の塔」〇〇役応募 でお願いいたします。
①お名前
②年齢・身長
③希望する役名※複数役同時の応募も可能です。
④最寄駅
⑤所属事務所の有無
⑥連絡先(電話番号、メールアドレス)
⑦写真数枚を添付
⑧出演経歴(お持ちであれば、過去出演作リンク等も)
⑨希望するzoomオーディション日(候補:9/1,2,5,6,7,8)。
※時間もご希望があれば記載をお願い致します。
⑩志望動機など、あれば
必要事項が多く恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
当企画に興味を持って頂き、最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
もしも、少しでも気になる点や不明な点などあればお気軽にお問い合わせください。
まだまだ勉強中の身ですが、皆様と共にこの作品を完成させ、素敵な形で世に送り出すことが出来たらと思っております。ご応募を心よりお待ちしております。
【監督プロフィール】
1999年生まれ。京都の伏見出身。立教大学現代心理学部映像身体学科に所属。元々創作が好きだったこともあり、大学2年次から映画制作に興味を持って映画美学校に通い始める。現在までに短編映画を5本、中編映画を1本制作。今回が初めての長編映画制作となる
【ハラスメント防止対策ポリシー】
本作品の撮影及び準備期間における、出演者・スタッフを含む作品に関わる全てに対して、あらゆるハラスメント行為防止に努めます。万が一、トラブルが生じた場合は、誠意をもって早急に対処致します。
※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
※ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。
掲載者情報
担当者 | 白田悠太 |
---|---|
お問い合せ先 | yumenotou.project@gmail.com |
その他情報 |