【急募】東京芸術大学大学院映画専攻春期短編〜4/19締切

はじめまして。
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻修士二年のフクシマと申します。
この度、二年次の春期短編実習として撮影される短編映画のメインキャスト及びエキストラを募集しております。

監督を務める竹内里紗は立教大学在学中に撮影した『みちていく』が卒業制作ながらその完成度の高さが話題を呼び、国内の二つの映画祭で連続グランプリ受賞という快挙を成し遂げた、今一番注目すべき女性監督です。脚本は学生ながら映画やドラマの脚本を執筆し、数々の映画祭で注目を集める木村暉が担当します。
これからの日本映画界を担うであろう2人の若き才能がぶつかり合い、今までにない30分の短編映画が誕生しようとしています。尚、完成した作品は、国内だけではなく海外の短編映画祭への出品を目指しています。

下記概要をご確認のうえ、オーディションへのご協力を頂ければ幸いです。

・タイトル：未定
・作品形式：短編映画
・撮影時期：5月9日〜5月22日のうち7日間程度
・形式：カラー/HD
・完成尺：約30分

〈あらすじ〉
　夜中の雑居ビル。不良グループに属しているコウタ(２４)は先輩のマサキ(２７)から、「明日までに女を連れて来なければ殺す」と脅迫される。女を探してひとり街へと出てゆくコウタ。路上でアオイ(２４)と出逢う。アオイの横に血達磨になった男が倒れていることに気が付くコウタ。
　コウタのアパートでシャワーを浴びるアオイ。警戒し合う二人だが、コウタはアオイが、強い信念と殺意の元で人を刺したことを知る。アオイは自由になった自分の身体で、コウタと交わる。アオイの能動性に感化されたコウタ。夜が明けて雑居ビルに戻るとマサキのことを刺し殺す。
　薄暗いアパートの一室にいるアオイとコウタ。遠くから聞こえるパトカーの音。逃げられないことを悟ったアオイは自殺しようとする。それを阻止しようとするコウタだが、抱き合うような形となりコウタの手に持つナイフがアオイに突き刺さる。お互いの名前も知らない二人。アオイは死の直前に「地獄で会おう」とコウタに告げる。コウタは不良グループに見つかりリンチされる。土に埋められるコウタだが、その土から手を這い出すと地面を強く掴る。

撮影場所
関東近郊を予定

～監督プロフィール～
竹内里紗（たけうち　りさ）
1991年生まれ、神奈川県出身。立教大学現代心理学部映像身体学科卒。在学中は万田邦敏監督に師事し、劇映画の演出を学ぶ。同大学の卒業制作として監督した『みちていく』は第15回TAMA NEW WAVE でグランプリ・主演女優賞（山田由梨）、第13回うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテストでは大賞を受賞。観客の熱烈なオファーのもと、昨年渋谷ユーロスペースをはじめとし全国で劇場公開された。現在もユジク阿佐ヶ谷にて上映中（4月9日から22日まで）。東京藝術大学大学院映像研究科では諏訪敦彦監督、黒沢清監督に師事。4月22日にレンタルが開始、5月3日に発売予定、修士一年次の短編実習で撮影された『感光以前』も同時収録される。

～脚本家プロフィール～
木村　暉（きむら　ひかる）
1991年生まれ、神奈川県出身。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒。大学在学時に青山真治に師事し、主に中村祐太郎監督作品の脚本を担当し、『ぽんぽん』（13）にて東京学生映画祭グランプリ、水戸短編映像祭審査員奨励賞などを獲得し、多数の劇場、映画祭で上映される。続いて『あんこまん』（14）がMOOSIC LAB 2014にて審査員特別賞・男優賞・ミュージシャン賞の三冠を獲得する。名古屋市中川区の助成金による映画『アーリーサマー』（15）が名古屋シネマスコーレにて公開。『雲の屑』（15）では史上初となる2度目の東京学生映画祭グランプリ・観客賞などを獲得。東京藝術大学大学院映像研究科では筒井ともみ・坂元裕二に師事し、佐々木健太監督作品『どうでもいいけど』（16）二宮健監督作品 tvk新春スペシャルドラマ『デリバリーお姉さん』が来年劇場公開を控える 中村祐太郎監督最新作の脚本など、現在は映画・ドラマの脚本と構成を行っている。

募集キャスト
・20代男性
・20代女性

◯ご応募頂く際の条件に関しまして
年齢はあくまで設定です。この年齢に見える方でしたらどなたでもご応募ください。メインキャストおよびエキストラを募集しております。また、メインキャストの男性、女性は一部シーンで暴力シーン、肌を露出する演出、絡みのシーンがある場合がございます。
※あくまで学生の教育を目的とした映画撮影のため、低予算での製作となります。そのためギャランティーの方が少額となってしまうことをご了承ください。交通費、食費に関してはお支払致します。

オーディション詳細
・締め切り：4月19日正午
・オーディション日時：4月21日、22日
・会場：東京芸術大学大学院馬車道校舎（東急東横線馬車道駅徒歩1分）

ご応募頂いた方には書類選考の後、結果をご連絡させて頂きます。書類選考を通過された方には、 スケジュール調整の上、面談式のオーディションをさせて頂きます。
以下の事項を記入及び添付の上、製作担当フクシマs3215312@fm.geidai.ac.jp まで、件名に「オーディション参加希望」と明記の上、メールでご応募ください。（※オーディション日程で参加が厳しい場合は相談に応じますのでお気軽にお問い合わせ下さい。）

1) 氏名
2) 年齢
3) 最寄り駅
4) 電話番号（携帯）
5) メールアドレス（携帯で確認できるもの）
6) その他 芸歴・趣味・特技・自己PRなど特記事項　 ※所属事務所等あれば必ず記載して下さい。
8) 写真２枚（①バストアップもしくは上半身＋②全身）※メールに添付

ご応募お待ちしております！よろしくお願いいたします。


東京芸術大学春短編実習企画
東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻 修士二年
製作担当　フクシマ