《急募》短編自主映画出演者募集！

はじめまして、早稲田大学芸術学校空間映像科の中川と申します。
作品のキャスト募集の告知をさせていただきたく、貴重な場をお借りしております。
以下、募集内容です。

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『海の見える部屋』（仮題）　／約２０分

少女は、鎖に繋がれた部屋で日々を送っている。
彼女の楽しみは、見たことのない“海”へ想像をめぐらすことと
手みやげを持って訪れる青年と過ごす短い時間。

青年は、鎖に繋がれた少女のもとへ通いつめる。
少女と過ごせる時間は、少女の兄が帰ってくる夕方まで。
『ゆうやけこやけ』が鳴る前に彼女の部屋を出なければならない。


《あらすじ》
部屋でゆったりと過ごす少女の足は、兄によって鎖で繋がれている。
長い間外に出たことがない少女のもとを、手土産をもって訪れる一人の青年。
兄が帰ってくる夕方までの短い時間を最初は好奇心から共に過ごしていた二人に、
少しずつ特別な感情が生まれてくる。
　少女に指輪をプレゼントした日、青年は少女を救い出す決意をする。
「ここを出よう」と鎖を金物ノコギリで懸命に断ち切ろうとする青年。
しかし、少女は首を横に振る。
すでに断ち切れた鎖の上に、ノコギリが置かれている。


青年は自分の部屋に戻り、賃貸情報誌で海の見える部屋を探している。
青年の隣には、青年の彼女が寄り添って座っている。

少女の部屋で、ひざまづくように座る兄を抱き寄せる少女。
鎖は赤い毛糸で結びなおされ、少女の指には青年からもらった指輪がはめられている。



《募集内容》
【少女】
２１歳
鎖に繋がれたまま１０年余りを過ごしているため、小学校高学年程度の常識力で止まっている。
（年齢設定は２１歳ですが、“少女”としての雰囲気を重視しているため年齢は問いません）

【青年】
２４歳
大学生。同情と好奇心で少女のもとへ通いつめていたが、だんだんと少女に特別な感情を抱きはじめる。

【青年の彼女】
２２歳　
おっとりしているが、青年をすべて見透かしているような眼差しで見守る。




《撮影期間》
２０１０年１月下旬（撮影日数・約４日間）

なお、本作は早稲田松竹での上映が決定しております
（２０１０年３月１７日、早稲田大学芸術学校卒業制作上映会）。
作品は完成後、各映画祭へ出品の予定です。




《出演料について》
自主制作のため、出演料をお渡しすることが難しい状況です。
お弁当・交通費のみの支給となりますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。



出演をご希望の方は、お写真とプロフィールを添えて下記アドレスまでご連絡下さい。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。




nadegata-nadeko@hotmail.co.jp
中川　明香