義守大学卒業制作短編映画「雲が去った夏」キャスト募集！（※沖縄出身の方限定）

初めまして
ご覧いただきありがとうございます。
私たちは台湾高雄にあります、私立羲守大学の大学４年生です。大学1年生から今まで映画について（映画の歴史、企画から脚本、撮影、編集、マーケティング）学び、数回の短編映画制作課題を通しながら、映画を撮ることに全力を尽くしてきました。

＃企画背景と目的
私たちの学校では３年生に脚本を発表し、選ばれた人が四年生で卒業制作として25分ほどの短編映画を撮ることができます。
私たちの学科の学年は日本人が2人しかいません。さらに私たちの専攻は編集と録音に分かれていて物語を１から創作することはありませんでした。ですが、心の中でずっと日本で撮影したい。自分のアイデアを出していきたい、日本と台湾を繋げたいと思い今回最後の卒業制作として監督に立候補し、金野裕妃は学科で初めてとなる日本人の監督を務めることになりました。
台湾人と日本人で作り上げる新しいスタイルが私たちの武器です

小学生の頃、1万円あればなんでもできると思っていました。100万円あれば一生暮らせるとも思っていました。しかし、実際に大人になると、1万円は1日かけて稼がなければならないもので、使うのは10分もかからず無くなることに気づきました。
小学生の頃、私の両親は毎日帰りが遅く、一人で過ごすことが多かったです。そのため、寂しい気持ちをさまざまな方法で誤魔化していました。両親が苦労している姿を見ると、学校であった嫌なことも相談できずに抱え込んでしまい、体調を崩したこともありました。しかし、今の私が大学生活を送れるのは、両親が必死に働いてくれたおかげであり、心から感謝しています。同時に、子供の幸せとは何か、両親が子供に対する責任をどう考えているのかについても思いを巡らせるようになりました。
〜善意について〜
子供の頃、近所の人、交通安全のおじさんなどによく助けてもらいました。家の鍵を忘れたときには家に上がらせてもらい私の話をたくさん聞いてもらったり、暑い夏の帰り道は冷たい飲み物をもらったり、周囲の大人がたくさん私を気遣ってくれたおかげて両親とはまた違う愛情を感じ成長してきたと思っています。私が今大人になり困っている子供がいるならすぐ助けます、そんなふうに思えるのもきっと周りの存在のおかげだと思っています。

現代の社会では共働き家庭が増え、子供が一人で過ごす時間も多くなっています。
特に沖縄は未婚での出産、おめでた婚が全国のランキングで上位に入っています。それに伴い離婚率もすごく高いので沖縄での子供の貧困問題はかなり深刻です。そのため今回撮影地には沖縄を選択しました。
一人で残された子供の気持ちと、子供を思って働く両親の気持ち、どちらも大切だと感じでいます。子供だからといって、大人の気持ちに寄り添えないわけではありません。大人もみんな子供時代があり、その気持ちを少しでも思い返すことで、家族と過ごす時間をより大切にするきっかけにしてもらいたいです。

＃作品
タイトル「雲が去った夏」
中国語名：當雲霧散去的夏天
英語名：Summer，When the clouds Disappeared

長さ：２５分程

Logline：
貧困を理由に多忙に働くシングルマザー美穂の元で育った翔、翔は他人であるおじさんの善意に触れ、自分の気持ちに気づき出す。また、美穂もそんな翔の気持ちに寄り添う

テーマ：
母と子の間に存在する愛・成長
他人の善意

＃スケジュール
2024年　7月
・7月中旬から沖縄でロケ地探し及び役者探し
・脚本の調整
2024年　８月
・脚本に対してのカメラマン、照明、美術、録音、サウンドデザインなどの各方面の分析
・撮影地における撮影交渉及び役者の面接と美術、監督、プロデューサーによるロケ地確認
2024年　９月　
・学科の先生とも相談しながら絵コンテの完成と撮影の準備
2024年10月中旬
5日間から７日間ほど沖縄本島で撮影
2025年5月　
作品公開予定

作品は校内卒業制作展にて公開します。また、国内外の映画祭への応募も予定しております。

＜あらすじ＞
翔（12歳）は沖縄で母親の美穂（32歳）と二人暮らし。家計が苦しく、母は夜も働いている。ある日、翔は修学旅行の集金お知らせの紙を海辺で破り捨てるが、一雄（65歳）がそれを拾い、話しかける。翔は一雄を避けつつも、次第に彼と交流を深め、翔の心が変化していく

＃募集内容（沖縄出身の方限定）
1.大城翔（12歳）
生い立ち：沖縄生まれ沖縄育ち、母子家庭で育つ
経済状況：生活が貧しく、母親が夜も働きに出る
性格：気配りがあり、優しい性格であり、子供ながら家庭状況を考慮しているので反抗などはしないが常に不満を抱いている
体型：痩せ型・身長145〜152cmほど・短髪
參考にしたい俳優：上村 侑

２.大城美穂（32歳）（※台日ハーフ、中国語と日本語が話せる方）
生い立ち：台湾と日本のハーフだが、生まれも育ちも沖縄。母子家庭で翔を育てる
経済状況：生活が貧しく、夜も働きに出る
性格：強く、働き者であり、翔を心から大切に思っているため、翔を支えるために努力を惜しまない
体型：特になし
參考にしたい俳優：永作博美

3.比嘉一雄（65歳）
生い立ち：詳細は不明
性格：親切で思いやりがある
体型：痩せ型・短髪
參考にしたい俳優：柄本明

＃応募方法
メールアドレス　swtcd.short@gmail.com
下記の項目をご記入の上、上記アドレスまでご連絡ください。

添付ファイル：顔写真と全体写真　プロフィールお持ちの方はそちらも添えていただけると幸いです。
・氏名
・住所
・年齢
・身長
・連絡先
・簡単な自己紹介
・演技経験の有無と作品実績
・希望の役
・車の有無
・（もしあれば）所属事務所
※9月には台湾に帰り授業に出ないといけないため、締切は8月末とさせていただきますが、応募があり次第選考させていただきますので、演者が見つかり次第終了とさせていただきます

＃報酬について
大城翔・大城美穂・比嘉一雄　1万　/1日
食事は別でご用意いたします
交通費や交通方法は要相談
※県外にお住みの方は飛行機代は自費となります。

＃審査の流れ
送っていただいた書類をもとに書類選考
（選考に漏れた方にはご連絡いたしませんので予めご了承ください）
↓
気になった方にご連絡をさせていただきます。
実際に対面面接（台詞の一部などを読んでもらったり、実際に演技していただきます）
↓
メールにて採用通知させていただきます

＃実績・経歴等
監督：金野裕妃
大学の短編映画課題にて編集を担当、今回監督としては初の試み
台湾の学生短編映画コンクール藝美獎にて，編集を務めました《撒旦，擊打我》が編集賞を獲得

プロデューサー：石渡詩織
大学の短編映画課題にて録音を担当、今回プロデューサーとしては初の試み

＃最後に
映画制作に情熱を持ち、企画から脚本、撮影、編集まで全て自分たちの手で行いたいという夢を持っています。映画制作においては未熟ながらも、新しいアイデアと若さ溢れるエネルギーで、これまでにない作品を作り上げることが私たちの強みです。
また、この制作過程を通して、現在勢いを増す台日友好の架け橋にさらに強みをかけ、台湾の方々に沖縄についてもっと知ってもらいたいです

学生制作であるため、予算面技術面ともに色々と至らない面はあるかと思いますが、ご理解の上ご応募いただけると幸いです（ ; ; ）
何かわからないことがありましたらお気軽にお問合せください
企画書が必要であればお送りいたしますのでご連絡ください！
皆様のご応募、心よりお待ちしております！

【ハラスメント防止対策ポリシー】
・暴言、恫喝などの威圧的な言葉や行動、差別に値する行為はしませんし、メンバーにも責任を持って注意を促します。また、現場でもそういう行動がないかきちんと見張ります。
・身体的接触などを必要とする場合の説明責任はしっかりとさせていただきます