【メインキャスト 2名募集 (20代後半 男性 女性)：7月末〆切】未発表楽曲『夜間』を題材とした短編映画制作プロジェクト by ENGINE

人生という物語の大部分は、
僕等が手を伸ばしても届かない、
「運命」とやらで出来ているのだろう。

そして、その運命を手繰り寄せるように、
歩いた道の先で、僕等は出会い、また歩いた。
行き場のない恋心を連れて。

それが僕等が出会うために用意された道なら、
これもまた「運命」と呼ぶのだろう。

今日もまた「運命」を抱き締めながら、
その言葉を、想いを、歌を、夜風に浮かべて歩く。

そんな夜間の恋心、帰り道。


【01. はじめに】
初めまして、ENGINE クリエイティブディレクター・コピーライターの久保田です。今回は私が作詞・プロデュースをする、楽曲及び短編映画プロジェクト『夜間』のメインキャストの募集を行います。

この世界で、行き場のない恋心を、抗いようのない運命を抱きしめながら、その言葉を、想いを、歌を夜風に浮かべて歩く、全ての「僕等」の夜に、そっと寄り添い、歩いて行く、そんな作品にしたいと思っています。

ぜひ、あなたの力をお貸しください。

一人でも多くの素敵な皆さまからのご応募を心よりお待ちしています。


【02. 企画内容】
この作品は、私が作詞・プロデュースに挑戦する初楽曲作品『夜間』の「濃密な音楽体験」を実現することを目的とした、長編のミュージックビデオのような、短編映画を制作するプロジェクトです。『夜間』の歌詞やそのコンセプト、映画の構想と込めた想い、制作委員会のメンバーは以下の企画書をぜひご覧ください。
https://docs.google.com/presentation/d/18nqqrgdtYJN8Sn8gKPdPUgZan8nzKKwWOp1SqSpIyX4/edit#slide=id.g1fd748d88f8_0_0

また、現在最終調整中ですが、短編映画の脚本も公開いたします。脚本をご覧の上、優太や夏実に命を吹き込むメインキャストにご興味・関心をお寄せいただきましたら、ぜひご応募いただけますと幸いです。
https://drive.google.com/file/d/1FmslDak-9MU1YQxdw1j2rMq5PZfITuZe/view?usp=sharing


【03. 夜間プロジェクト制作委員会】
久保田徹朗 / 作詞家・プロデューサー (ENGINE)
ENGINE クリエイティブディレクター・コピーライター。株式会社CAMPFIRE / GoodMorning でクラウドファンディングの企画・戦略のプランニング業務に従事し、600件以上のプロジェクトを支援。現在は ENGINE を設立し、社会問題の解決に本気で挑む事業・組織の戦略からクリエイティブ制作まで一貫した「統合プランニング」を提供。

村山晋一郎 / 作曲・編曲家
R&B、ダンス系からバラード等幅広いジャンルを網羅、年齢もティーンからベテランまで、対象国も韓国、台湾、香港、ヨーロッパ、カナダやアメリカと様々なアーティストの作品に携わる。コーラスや仮歌、エンジニアリングも数多く手がける。多くの有名アーティストのヒットソングの作曲・編曲を担当する。

HI-D / 音楽プロデューサー
R&Bシンガー兼音楽プロデューサー、ダンサー。フィンランドのユニット「3rd Nation」の専属ダンスメンバーとしての5年間の活動を経て、2003年にDef Jam Japanよりシングル『Girlfriends feat.ZEEBRA』で歌手デビュー。木梨憲武率いるあじさいメンバー。AK-69の武道館 LIVE『THE ANTHEM in BUDOKAN』を含め、ライブ出演の実績も多数。

村上岳 / 映画・撮影監督
ドキュメンタリータッチやストーリー性のある作品が多い。第73回広告電通賞OOH広告インフルエンス部門金賞 / TikTok映画祭2021ファイナリスト / 2021年東京国際映画祭Amazon Prime Video テイクワン賞ノミネート『EVEN』 / 2022年『Brain Online Video Award』協賛企業賞受賞 / 2022年札幌国際短編映画祭ジャパンプレミア『ZEN』

須賀原優希 / 脚本家
報われすぎないラブストーリーやお仕事コメディが得意。ドラマデザイン社26期インキュベーション生 / つんく中2映画プロジェクト「鯛を持って駆ける少女」脚本協力 / 第41回 シナリオS1グランプリ最終選考 / 第34回 フジテレビヤングシナリオ大賞39/1535作品まで残るなど


【04. 募集内容】
中村優太 (26)
金井夏実 (27)


【05. 応募方法 (〆切：7月31日(月)23:59まで) 】
以下のGoogleフォームより、希望される役や演技・出演歴、そして応募動機や意気込みなど、ぜひ皆さまの想いをお聞かせください。一人ひとりしっかり確認させていただき、合否に関わらず、お返事させていただきたく考えています。
https://forms.gle/VfHdESpXXb2LCtjf7


【06. 報酬】
税込75,000円/人 (交通費は別途お支払いいたします)
※現段階では撮影は1日を想定しています (撮影は深夜になる可能性がございます)
※具体的な撮影日程・場所に関しては追ってご相談させていただきます


【07. 審査の流れ】
応募開始：7月16日(日)
応募終了：7月31日(月)
書類審査：8月中旬
オーディション審査：8月下旬-9月上旬
※応募状況によってスケジュールが変更になる可能性がございますので予めご了承ください
※合否のご連絡はフォームにてご登録メールアドレスにてご連絡いたします


【08. ENGINE】
言葉を基点とした、ミッション開発から事業・組織開発、広告・クリエイティブまで、一気通貫した「統合プランニング」で、あなたの挑戦と、この世界の未来をともに切り拓きます。
https://engine.fensi.plus/a/blink/


【09. 楽曲『夜間』(作詞・作曲：久保田徹朗 / 編曲：村山晋一郎) 】
#1　
手繰り寄せ 歩いたきみへと続く道を
運命だなんて きみは無邪気に呼んでいたね
今日も僕ら また二人で酔っているのさ
いつの日か 僕らが出会えたこの街で

夜更けのタクシーが明日へと きみを拐っていく
これもまた運命なんだと きみは言うのかい
今も僕は まだ一人で酔っているんだよ
いつまでも きみが染みついたこの街で

だから今夜

夜風に浮かべた きみの詩を
辿って歩くのさ その先はどこへ

#2　
私たちもっと違う道の先で
出会うことができていたなら 今頃さ
大袈裟な街を片寄せ歩いていく
あの二人のようになっていたかしらなんて
馬鹿みたいね

ぼんやりと滲んでいく 窓の外のネオン
私ったら今日は少し 飲み過ぎたみたい
運転手さん 今日はこの辺りで止めてくれるかしら
この夜が 眩しい夜が覚めちゃう前に

だから今夜

夜風に浮かべた あなたの詩を
辿って歩くのさ その先はどこへ

#3　
空っぽな夜を 行く宛もない夜を
埋め得るものが この街のどこかあるだろうか
この胸にいつの日からか空いた穴は
きみだけの ただきみだけの形をしている

この疼き出す恋心から 目を背けるってやつが
大人になると 前に進むと言うことなら
いつまでも ただいつまでも子どものままで
この街で 悪あがきを繰り返したいのさ

だけど今夜

夜風に浮かべた きみの詩を
辿って歩くのさ その先はどこへ

#4　
あなたの気持ちも 自分の気持ちさえも
気付かぬふりの 駄目な私を許してね
さよならなんて あなたに言えなくてさ
今日もまたねと 明日へ願い込めたのよ

この世界が私のために繰り返すのなら
迷わずに ただあなただけ 探すでしょう
もしこの世界があなたのために繰り返すのなら
もう一度 ただ私だけ見つけてね

だけど今夜

夜風に浮かべた あなたの詩を
辿って歩くのさ その先はどこへ

夜風に浮かべた 夜間の詩を
辿って歩くのさ その先はどこへ


【10. 本作で震災後の物語を描く理由】
先日、2022年8月にようやく避難指示が解除された、福島県の双葉町を訪れ、東日本大震災・原子力災害伝承館や、その周辺の街並みを散策しました。双葉町には、震災後から手付かずの倒壊した家屋が沢山残っており、人通りもほとんどなく、まさにあの日から時計の針が止まったかのような場所でした。

この場所には確かに無数の物語が存在していました。しかし、あの日を境に、物語たちはこの街から姿を消してしまった。その物語の一つでも多くが、今もどこかで生き続けていることを願うばかりです。

その時に東日本大震災復興支援ソング『花は咲く』の作詞を担当した、岩井俊二氏が本作を「花が咲く」というコンセプトで描き始めたきっかけとなるエピソードを思い出しました。

岩井氏は当時、友人の安否をTwitterで確認していたところ、Twitter上で片想いの人を探してほしいという女の子の投稿と、それが片想いであるが故に、自分が探していることは知られたくない、という可愛らしい注文つきで合ったことを発見し、瓦礫だらけになったあの場所にも、ちゃんと「花が咲いている」と感じたことから、楽曲のコンセプトを打ち立てたそうです。

東日本大震災及び原子力災害の当事者でもない私が、今さら震災後の物語を描くことに対して、多くの方が違和感を覚えるであろうことは重々承知ですが、福島県双葉町への訪問と「花は咲く」の題材となったエピソードが共鳴し、「この二人の物語の続きを描かなければいけない」と感じたことが、本作の着想に至った背景です。

当初は楽曲との整合性のみを意識した短編映画の制作を構想していましたが、震災後の福島県双葉町を訪れた際に生まれた、誰から頼まれた訳でもない、根拠のない使命感に突き動かされ、今こうして筆を取っています。最後に、東日本大震災及び原子力災害で亡くなった全ての方のご冥福と、今を生きる全ての方の物語が幸せであることを、心からお祈り申し上げます。

作詞家・プロデューサー 久保田徹朗

【ハラスメント防止対策ポリシー】
・オーディションおよび撮影時における、暴言、恫喝などの威圧的な言動はいたしません
・本作で未成年者の出演があった場合、打ち合わせおよび撮影に保護者同伴を徹底します
・演出上の身体的な接触がある場合は、本人の同意を必ず得ます
・その他、何らかのトラブル等が発生した場合は、制作者が責任を持って対応します