短編映画『The Importance』「主演」俳優募集!昔ながらのおばあちゃん役!撮影:横浜周辺9/20締切
##はじめに##
青山学院大学総合文化政策学部の結城健人と申します。
https://twitter.com/Masato_Yuki
この度、『The Importance』という短編映画を撮影しようと考えております。
完成尺は15分程度を予定しております。
ほぼロケで、デジタルで撮影します。(本当なら16ミリフィルムで撮りたかったのですが…)
また、学生の身分をいいことに、さまざまな組や現場で出会った数々のプロの方に講評を頂こうとも思っています。
15分尺を予定しておりますが、続きも考えており、この短編作品が軌道に乗ったら、長編として企画できないかも考えております。
是非貴女のお力をお貸しください!
##企画内容##
ある船の船底に、中国人の親子が隠れていた。母親と子どもの2人だ。中国から逃れ、日本に密入国をしようとしている。いざ、横浜港に到着するのだが、母親は海上保安庁に捕まってしまう。子どもはなんとか抜け出す。
愛国的な思想を持つ田中秀子(70)は、パトロールと称し、横浜の海沿いを散歩していた。秀子は8年前、息子を亡くしていた。秀子を気にかけてくれるのは、大黒埠頭の駐在巡査(36)だけだった。
秀子は、散歩中にある子どもと出会う。密入国した例の子どもだった。愛国心が強く、嫌韓嫌中思想の秀子は、その子を「主義的に」突き放そうとする。だが、その子の健気な姿に母性本能をくすぐられる。そこから秀子と密入国者の子どもの不思議な交流が始まる。
##募集内容##
・募集キャスト
田中秀子(70)役の女性の俳優さんを募集します。
経験は不問です。
性格
愛国主義者。嫌中嫌韓思想の持ち主。
排他的。
背景
一人息子が他界。その衝撃から排他的に。
イメージ
昔ながらの「おばあちゃん像」を背負い、口うるさく、江戸っ子的チャキチャキ精神の持ち主。けれど、情に弱い。
イメージとしては、『長屋紳士録』の「おたね(飯田蝶子)」、浦辺 粂子、樹木希林的な人物。
##応募方法##
・必要事項 「あなたにとって映画とは何か」についての意見をいただきたいです。文字数は不問です。もし演技経験やコンポジ、出演作のリール(抜粋)などがありましたら添付ください。(用件に『出演希望』と書いていただけると幸いです)
・e-mail: mypurozyekuto@gmail.comにメールください。
・9月20日締切
##報酬について##
・日給1万円を想定しております。
(学生映画でなけなしの金額で申し訳ありません)
(交通費全額支給)
・撮影は4日間を想定しておりますが、4日間以上かかった場合は、その日数分の日給をお支払いします。
また、4日間以内で撮影が終了した場合(例えば半分の日数の2日で全て撮り終えた場合)であっても、4日分の日給をお支払いします。
##審査の流れ##
・zoom、またはお電話を複数回行わせていただいてから→対面でお会いさせていただきたいです。
・10月初旬には決定いたします。
・応募いただいてから2日以内にこちらからご連絡させていただきます。
##撮影スケジュール##
•10月本読み
•10月スタッフィング
•11月初旬から撮影開始
横浜、川崎、スタジオなど計4日間を想定
•12月初旬撮影終了
•12月中旬 仮編集絶対完成!
を予定しております。
##実績・経歴等##
・監督・脚本・プロデュース:結城健人
青山学院大学卒。インディーズバンドのMVや短編映画を数多く製作する。MV的映像のトリッキーさと、英文学の影響を受けた機知に富む人物描写に定評を持ち「日本のグザヴィエ・ドラン」と呼ばれる。
受賞歴:AoyamaFilmate2020グランプリ
Twitter:https://twitter.com/Masato_Yuki
過去作品:『饗宴』(トランスジェンダーを主人公に、世界的俳優を起用して制作した短編映画)
https://motion-gallery.net/projects/kyouen_film
##おわりに##
小粒ながら、「光る」短編を目指しております。
その光は、この主義思想で複雑に凝り固まったこの世界を少しだけ明るくできるのではないか。そんな思いで作りたい、大事な企画です。
興味を持っていただけるだけでもありがたいことです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
結城
【ハラスメント防止対策ポリシー】
昨今、問題になっている(いや問題自体はかなり昔から存在する)さまざまなハラスメントにつながる旧体制的な考えを否定します。
否定するその考えとは、「監督や制作者が上で、演者は監督たちの「型」にはめ込んでもらう下の存在だ」というものです。
というのも、私(監督:結城)は、
数本の短編映画を手掛けてきましたが、学生監督であるため、「演出」とは何かについて掴みきれていません。「演出とは何か」について改めて、演じていただく方と共に考えていける環境を作っていきたいと考えています。具体的には、監督の役割は、複数の選択肢の中から、①効率的な撮影で撮影を早く終わらせられ、②予算を守れ、③観客の見やすさ(、3つ全てをクリアして④芸術性)を「選ぶことのみ」だと私は考えております。「選択肢を作り上げるのがカントク様の役割だ!」という姿勢が危険だと私は考えております。なぜなら、演じる側は、「監督が作り上げた選択肢についていかなければいけない」と思ってしまうからです。また日本のそんな現場の場合、監督の側も、「選択肢を作ること」だけに力を入れて、肝心の演技を導く(directing)ことには関心が薄いのではないかと思います。そんな現場じゃ、絶対に対立が起きて、お金周りに近い監督や制作者が力を握って、弱い立場の役者や助監督や技術さんが追い詰められてしまいます。
時間はかかりますが、「映画に携わる人は全て表現者」というポリシーのもと、皆で選択肢を考えられる環境を目指します。ですので、経験は不問で、自分の意見を常に持っている人を探しております。そういう意味で私は、仏の映画監督ロベール・ブレッソンを敬愛しています。演技について、危険を伴うメゾッド演技を強制したりしようとも思っておりません。演じることを通してできた映画が、演者、監督、制作者、そして観客のいる位置を、地続きではあるけど、少し変えてしまうようなそんな瞬間を一緒に探していきたいです。
15分の作品ではありますが、4日の撮影期間を設けております。これは普通の倍くらいの日数をかけることを意味しています。(普通(予算1500万円くらいの「商業」企画)の場合、4日間の撮影で30〜40分程度撮り切ることがノルマになっている。)撮影期間をじっくり取ることで、クリーンな、9時5時(17時)の撮影を可能にしたいと思っています。
私の暴言、恫喝などの威圧的な言葉や行動に対するポリシーは、「芸術は人権を優越しない」です。もしよろしければ、私のTwitterを参照していただけると幸いです。
また、私はこの企画でリスクヘッジを行うプロデューサーの役割も担うため、コロナ禍で撮影を行うリスクも十分配慮しています。
身体的接触などを必要とする場合、ハラスメントに繋がらないことは当然、感染症対策の面からも身体接触をできる限り抑えることをここで誓います。また、企画の物語的に、新型コロナウイルスの被害を被りやすい未成年者や年配の方の出演が大半になります。その観点からも、スタッフ含め、9時5時(17時)の8時間以内の拘束であること、不快な気持ちを生まない(=最短時間で誰もが納得する現場を作る)ことをお約束します。
覚書も必ず作ります。
また、学生であるため、どのように第三者機関を設置することができるか不安な部分があります。
知り合いの弁護士に法的危険性がないかを監視してもらうつもりではありますが、それでも内部の、制作側に近い相談所になってしまうため、参加していただく方には事前にSNSに登録していただくことをお勧めします。
※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
※ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。
掲載者情報
担当者 | 結城健人 |
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お問い合せ先 | mypurozyekuto@gmail.com |
関連URL | https://twitter.com/Masato_Yuki |
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