家族もの映画、出演者募集
タイトル:「ようこそキッズバーへ(仮)」
ジャンル:ヒューマンドラマ
お世話になります。
キャスティング担当の中倉と申します。
10月末から11月にかけて、東京中野で上映予定の家族もの映画の詳細が決まりましたので、
出演者を募集させて頂ければと存じます。
・中野で上映後、DVD制作、海外映画祭出品から国内巡回上映予定作品
脚本:木戸雄一郎
劇場公開映画「天国はまだ遠く」(長澤雅彦監督)「かぐや姫の物語」「思い出のマーニー」で助監督を務める。
2015年7月より放送開始のテレビアニメの脚本を担当中。
自身の監督作品「from earth」がアジア海洋映画祭、「臆病な男」が黒澤明ショートフィルムコンテストで入選。
また伊参映画祭シナリオ大賞にも3度入選。
監督:北川タカハル
俳優としてもテレビを中心に映画やWEB広告、ラジオMCとしても活動をしている。
昨年は細野英延監督(代表作「家なき子」)による映画『新しい家族の作り方』で助監督を務めて功績を上げ、
本年2月には自身初の監督を務めた短編映画「LIFE IS STRESS」を完成させた新進気鋭の新人監督。
制作: 株式会社BOND、 株式会社Office Artist Award
あらすじ
地方都市に住むOLひかりは、おせっかいで空回りするタイプの女性で、仕事でもプライベートでもつい余計に物事を引っ掻き回してしまう。 そんな独身のひかりにはよく通うバーがある。
店主の原田貫一( 60 )が一人で経営している「キッズバー」だ。人通りの少ない裏路地で細々とやっている小さなバーだが、貫一の作るお酒や料理は絶妙な温度やシンプルな味付けで知れている小洒落た名店でもあった。
ある夜。いつもより多く酒を飲んだひかりは、貫一に胸の内を語る事になる。「私もね、実はこういうお店をやるのにすごく興味があるんです。まぁそんな甘いもんじゃないと思うんですけど…」
その日以来、ひかりと貫一は頻繁にそういった深い話をする仲になっていく。
そんな中、長い間体調に違和感を感じていた貫一は、医師に悪質な腫瘍がある事を宣告される。
その日の夜、貫一はいつもの様にカウンターで飲んでいるひかりに、 「興味があるなら手伝ってみんね?最近一人ではなかなか大変なんやわ。俺も年やけん」と打ち明ける。 突然のことで少し驚くひかりだが、「ぜひやりたいです!」と笑顔で答えるのだった。
その日以来、ひかりは仕事帰りや休みの日にキッズバーを手伝うようになる。元々手先が器用だったひかりは、
貫一のこだわりの酒や料理の作り方を次々に学んでいく。
そして、幼い頃に父親を亡くしていたひかりは、次第に貫一の事を本当の父親の様に慕うようになり、
貫一もまたひかりの事を本当の娘のように可愛がる。
数ヶ月が経過し、ひかりの料理の腕が上がるのと共に貫一の病気は日に日に悪化していく。
そんなある日の閉店後、貫一は胸を押さえ倒れてしまう。
ひかりは貫一を病院に連れて行こうとするが、頑なに拒否され、仕方なく貫一を自宅まで送り届ける。
貫一を布団に寝かせ帰ろうとした時、ひかりはふとある写真に気づく。
そこには開店当時のキッズバーと、若かりし頃の貫一・亡くなった妻・そして幼い少女・・・
貫一「…娘やわ」
と目を覚ました貫一が言う。
そして貫一は、今まで口にする事のなかった過去の話をする。
妻は随分前に他界していて、その後貫一は男手一つで娘を育てたが、その娘とは10年前に瑣細な事で喧嘩をして以来縁が切れていると言う。
……日に日に死期が迫っている貫一。
ひかりは意を決して、貫一の娘が住む東京へ向った。
慣れない土地での人探し。苦労したあげくやっと貫一の娘・恵子と会うことができ、貫一に一目会って欲しいと話すひかりだったが、
「もうとっくに縁は切れている。会うつもりも葬式に行くつもりもない」と恵子は冷たくつきはなす。
ひかりが思っていた以上に、 2 人の溝は深かったのだ。何度も恵子を説得するひかりだったが、恵子は断固として会おうとはしない。
そこでひかりは、この数ヶ月で貫一から習得した料理を恵子に食べてもらおうと決心する。それでダメなら諦めて帰ろう……。
しかし、どうやって食べてもらおう…。
そんなひかりの元へ電話がかかってくる。
それは、ひかりの名刺を見て電話をかけたと言う恵子の夫・卓也だった。
卓也「博多のお父さん、そんなに悪いんですか?」
ひかりから貫一の病状を聞いた卓也は、「恵子は頑固だから…」
と言ってひかりに協力してくれる事に。
そして卓也の協力を元に、どうにか恵子がその料理を食べることになる。
一口食べた恵子は、ポロリと涙を流す。それは、恵子に少女時代の記憶を蘇らせたのだ。母親を早くに亡くした幼い恵子は、
毎日キッズバーの裏で一人、貫一の料理を食べていた。
「私はお父さんのこの味で育ったんだ・・」
数日後、ひかりが貫一の入院している病院に見舞いに来ると、恵子が家族を連れて現れる。
驚く貫一。
恵子「…父さん、ただいま」
貫一「……何を今更、」
と意地を張る貫一だったが、恵子の後ろから幼い少女(恵子の娘)が照れくさそうに顔を出す。「おじいちゃん、こんにちは」
一気に顔がほころぶ貫一、
「お前(恵子)の小さい頃にそっくりや・・」と涙を流す。
夕陽で町が赤く染まる中、感動したひかりは必死に涙を我慢しながら貫一達を見守るのだった。
それからしばらくして、貫一は亡くなってしまう。
そして・・・・。
キッズバーには、仕事を辞めて一人切り盛りするひかりの姿が。貫一の意思と恵子の強い要望でひかりが店を継いだのだ。
今宵もキッズバーには明かりが灯る。
日々の生活に追われる人々や、かつてのひかりの様に生きる人々、そんな人々をひかりは暖かく迎えるのだ。
ひかり「いらっしゃい。キッズバーへようこそ」
募集キャスト;
ひかり:この映画のヒロイン。おせっかいで活発だが、どこか空回りしている。テレビドラマ「ランチの女王」の竹内結子さんのようなイメージ。20代中盤~30代前半。
貫一:渋いおしゃれなバーのマスター。頑固で照れ屋なので、素直に自分の気持ちを表に出せない無骨な感じ。娘を勘当して疎遠になっていることがずっと心の負担になっている。 50代~60代。
恵子:結婚して一児の母。父のことを許せないでいることがずっと重たく心に残っている。20代後半から30代中盤。
卓也:恵子の夫。彩夏と彼女の父親のことはずっと気にしていた。優しく懐の深い男。30代。
葉子:彩夏と隆一の娘。3歳から7歳ぐらいのかわらいらしい女の子。
金子:貫一の友人であり、キッズバーの常連。50代から60代。貫一の良き相談相手。
金子正孝:金子の息子。医者。貫一の主治医でもある。30代。
宮田:キッズバーの常連でよく金子と飲んでいる。とにかく陽気でひょうきんなおっさん。40代。
加代子:貫一の亡き妻。貫一をずっと支えてきた古風なタイプの女性。回想シーンになるので、
年齢よりは雰囲気重視。
恵子の幼少時代:5歳から12歳ぐらい
上記以外にも色々な役があります。
作風;
思いやりと親子の絆、愛情に溢れた作品、見に来ていただく人たちに感動して泣いてもらえる作品にしたいと思っています。
撮影時期:2015年8/15土曜日~8/23日曜日 8/29土曜日と8/30日曜日は予備日。
10月末~11月上旬の上映時には舞台挨拶出席必須。
ギャラ: 芸歴、集客力を加味した上で応相談。少なくとも 交通費込みでチケットバック制、DVD発売後は販売マージンでお支払い予定(共に1枚目からバック致します)
エントリーの方は 名前、自己PR、芸歴、所属事務所(無所属の方は所属無しと明記)を明記の上、プロフィール写真を添えて、下記の連絡先にご連絡頂ければと存じます。
info@office-artistaward1.com
書類選考通過者のみオーディション日程のご連絡をメールにて差し上げます。
(株)Office Artist Award
担当 中倉秀道
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