【東京開催】国際的な演出家・演技講師から学ぶ、マイケルチェーホフ演技テクニックモジュールプログラムWS+講演
国際的団体マイケルチェーホフヨーロッパからイスラエルのテルアビブ大学名誉教授デーヴィッドジンダー氏を招聘して行う、5日間に及ぶマイケルチェーホフ演技テクニックWS。身体や運動を徹底して使い、内的なエネルギーや感情を高めるテクニックになります。
生涯かけて演技をしたい、世界レベルを知りたい、本気で変化を望む俳優は必見です。
<モジュールモジュールプログラムWS>>
コロナの影響により延期になっていたモジュールプログラムWSを再開します。マイケルチェーホフヨーロッパ(Michael Chekhov Europe)のマスター講師であるデイビッド・ジンダー氏を招聘します。
マイケルチェーホフはスタニスラフスキーの弟子であり、師であったのスタニスラフスキーのシステムをより進化させました。システムが複雑で多岐に及ぶのと同じように、テクニックの概略を説明する図表を見て分かるように、マイケルチェーホフテクニックもツールや考え方など多岐に及び、短期間で包括的に学ぶことは難しいです。
そこで国際的団体マイケルチェーホフヨーロッパ(MCE)は、演技を学ぶのに必要な要素(役作り、空間、観客との交流など)6つに分けて、その要素を実践的にテクニックで学べるようにしました。この分けられた要素をモジュールと言います。そもそもモジュールとは「構成要素」という意味で、それ一つずつで独立して機能できるものを指します。モジュールのイメージは、巨大合体ロボの一つ一つのパーツです。個々でも戦えるけど、全体の一部でもあるということです。
【モジュールプログラムの内容】
①メイキングコンタクト/生きたイメージ
身体-想像力-感情
②躍動する空間
雰囲気-創造性のある自分-芝居
③役作りⅠ
心理的身振り(サイコロジカルジェスチャー)
④役作りⅡー「私」はその人
役作り-変身
⑤観客との対話
与える-受け取る-分かち合う
⑥パフォーマンスの構築
即興-構成-作品の様式
東京での今回のWSでは3つ目のモジュール「役作りⅠ:サイコロジカルジェスチャー(心理的動作)」をテーマに行います。5日間に及ぶこのWSでは、役者は自分の殻を破り、イメージや演技の理解が深まり、相手役とのより深い交流する機会となります。最終日にはマイケルチェーホフヨーロッパから修了書が送られます。
さらに今回はより広くチェーホフテクニックについて知っていただくために、デイビッド・ジンダー氏による講演「役者は体で想像する」も予定しています。こちらの情報も合わせてご確認ください。
モジュールⅢ「役作りⅠ:サイコロジカルジェスチャー(心理的動作)」
「舞台上での存在を高めるということは、書かれた言葉、身の回りの出来事、内面にも、ジェスチャー、ジェスチャー、ジェスチャーをあらいるところに見つけだすということである。そしてすべてはクオリティ(質)を持ったジェスチャーに変えることができる。」マイケルチェーホフ
サイコロジカルジェスチャー(心理的動作)はチェーホフテクニックにおいて最も有名なツールの一つです。心身を伴った動きによって俳優の内的な命を呼び起こすのです。役の本質、隠された特徴へと導き、新たなやり方で役の目的を具体化、表現することを可能にしてくれるのです。
意志の力を使い、サイコロジカルジェスチャーはその力に明確な方向性を加え、感情を呼び起こし、役とその関係性を凝縮した状態で明らかにしてくれるのです。こうした深みのある動きを通して作られるイメージへの意識を伴ったムーブメントトレーニングはこのモジュールの土台となっています
≪WSで使用するツール≫
ジェスチャー、クオリティ、「何」&「どのように」、目的、役のサイコロジカルジェスチャー、アーキタイプ、関係性、役の呼吸、役の精神性、シーンスタディ
【主催者からのメッセージ】
今の日本の演劇界に、このサイコロジカルジェスチャーが早く広がってほしいと心から思います。個人のトラウマなどに頼り病むことなく、高いレベルで演技のクオリティが担保され、我流の演技法で相手を追い詰めず、明確なプロセスにより俳優は安心に学べ、俳優としても楽しくできます。サイコロジカルジェスチャーは、俳優が悩むことを多くのことを解決してくれます。必要なことは確かな指導者とロジカルな方法論です。
幸運なことに、デーヴィッドはこのサイコロジカルジェスチャーの教え方と彼のプロセスがピカイチです。そして大学で長年俳優を育成した経験や、演出家として実績があります。また細かな体のロジックに基づく彼のImageWorkのエクササイズは、俳優の身体を養う上でとても有効で、チェーホフテクニックの導入として適しています。彼からは役者の身体への知識に関わらず、役の準備まで体系立てて学ぶことができます。
【テキスト】
モノローグを使用します。
下記の作家一名の戯曲からモノローグ又は長ゼリフを選びください。
※日本語訳があるものに限る。
アントン・チェーホフ
ヘンリック・イプセン
ガルシア・ロルカ
アーサー・ミラー
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<<講演「役者は体で想像する」>>
「役者は体で想像をする。ジェスチャーや動くことなしで、内的なイメージに反応することはできない。」マイケル・チェーホフ
マイケルチェーホフテクニックのマスター講師であり、テルアビブ大学の名誉教授であるデイビッドジンダーから講演(通訳有り)をしていただきます。彼の著作「Body Voice Imagination: ImageWork Training and the Chekhov Technique」は、俳優が創造的な仕事をする上で必要な総合的な能力を培うために、サイコフィジカルアプローチに基づくトレーニング方法、その詳細な指示と説明、訓練から応用に至るまで書かれており、チェーホフテクニックの理解を深めるだけでなく、俳優訓練を知る上でとても有益な本です。今回はデーヴィッドジンダー氏より、俳優の体や訓練の土台となる考えをお話していただきます。
また来ていただいた方には、デーヴィッドジンダーが書いた論文をお渡しします。
≪デーヴィッドジンダーの講演についての説明≫
役者のトレーニングにおいてサイコフィジカルアプローチは、俳優の仕事を自分自身と分けて、想像の世界に移行させてくれます。私のイメージワーク(ImageWork)トレーニングとチェーホフテクニックの根本的な考えは、パフォーマンスの空間での俳優の身体と想像との共生関係であるということです。この講演では、例を使い、この考えについて説明していきます。
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【日時】
▼ワークショップ▼
5月10・11・12・13・14日11:00~17:00
※開場は10:30になります。
※5日間のWSになります。
※途中休憩あり
▼講演▼
5月15日(月)19:00~21:00
【料金】
▼ワークショップ▼
特別割引:45,000円(先着7名)
通常 :50,000円
見学 :3,000円(一日5名まで)
※通訳あり
▼講演▼
無料
※当日寄付にご協力お願いします。
【定員】
▼ワークショップ▼
20名
▼講演▼
50名
【場所】
▼ワークショップ▼
加藤健一事務所「スタジオK」
ー東京都練馬区栄町39-18
ー西武池袋線・江古田駅北口より徒歩3分
▼講演▼
都内の会議室
JR水道橋駅より徒歩5分程度
※応募してくださった方に会場をお知らせいたします。
【応募資格】
▼ワークショップ▼
・18歳以上で心身健康で、激しい運動ができる俳優
※「モジュールⅠ」「モジュールⅡ」を受けていなくても、受講可能です。
・ 参加者/見学者は遅刻厳禁です
▼講演▼
どなたでも参加できます。
【申し込み方法】
HPの「申し込みフォーム」より応募ください。
https://michael-chekhovtokyo.jimdofree.com/
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主催:マイケルチェーホフ東京
共催:Michael Chekhov Europe
協力:一心寺シアター倶楽「ワークショッププログラムCOMPAS」
8.22企画
アクティングコーチギルド(ACG)
【問い合わせ】michael_chekhov_tokyo@yahoo.co.j
【ハラスメント防止対策ポリシー】
≪ハラスメント防止・対策≫
HARASSEMENT PREVENTION MEASURES
「俳優が他者と演技を学びを深め、創作に励み、挑戦するために、演劇空間が心理的・精神的に安心・安全を感じ、その場にいる全ての人の存在を認め、敬意を払える」ことができるように運営に努めます。
具体的に下記のことを行ないます。
・講師は参加者に対して暴言や暴力、恫喝、強要、威圧的な態度、無視等の行為をとりません。身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
・エクササイズの内容に不安がある場合、参加者はそのエクササイズへの参加を拒否することができます。
・参加者の方に不必要な性的表現や身体的接触を要求したり、あるいはプライベートな事柄を開示するよう要求することはしません。
・ワークショップ内で行うエクササイズは参加者個人のセクシュアリティ・年齢・経験等に配慮して進行します。
・台本を扱う際、性的表現や身体的接触、あるいは暴力が書かれているような場合、役者同士の了承を得たうえで行います。
・エクササイズに対してのフィードバックや感想など意見交換をうながし、どの参加者も発言の機会が得られるようにします。
・参加者にも他の参加者や講師に対するハラスメント、ヘイトスピーチや暴言、暴力等の不適切な行為を控えていただくようお願いします。万が一上記のような行為があった場合には、ワークショップを進行する講師として断固とした対応をとり、場合によってはその方の参加をお断りし、退室していただきます。
・万が一、参加者間でエクサイズを逸脱するようなハラスメント行為が生じた場合、講師および主催者は迅速かつ正確に事実関係を確認し、被害者に対して適切な配慮の措置をとります。また加害者に対しても適正な措置をとるとともに、再発防止のために必要な措置を講じます。
・参加者からいただいた連絡先へ、ワークショップの告知以外で連絡を取ることはしません。
・参加者から進行に関してご意見や相談をいただいた場合には速やかに対応をとります。
・ワークショップに関するご意見や苦情は講師、主催、スタッフにお伝えいただくか、または以下の指定相談窓口にご連絡ください。
https://harassmentmadoguch.wixsite.com/list
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掲載者情報
掲載者 | マイケルチェーホフ東京 |
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担当者 | 秋江智文 |
お問い合せ先 | michael_chekhov_tokyo@yahoo.co.jp |
関連URL | https://www.michael-chekhov-tokyo.com/ |
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