演技と議論を行う新たな試み【演論パーク】開催します!(10月3日、10日)
【演論パークとは?】
はじめまして、映画監督・俳優の山科圭太と申します。
この度、新たな試みとして「演技と議論」を行う場"演論パーク"を開催してみたいと思います。公園のように、ふらっと来れるようなイメージで名付けてみました。
開催の動機としましては、
・俳優同士が日常的に演技について意見交換をする場が少ないのではないか。
・自分や他の俳優の演技について言語化してみることで得られるものがあるのではないか。
・演技は基本的に集団制作の一部であり、言葉を使ったコミュニケーション能力があった方がいいのではないか。
・俳優の「言葉」が小さいのではないか。
・メソッド演技(役になる)は100年も前のスタイルであり、新たな手法を模索してみるのはどうか。
などがあります。
ですから演技を言葉にして(言語化)、意見交換する時間/場所を作ってみたいと思いました。
必ずしも演技を言語化する必要があるのではなく、あくまでできないよりはできた方がいいかもしれない、といった感じです。創作の現場で「俳優の言葉」を使う、使わないの選択肢も増えるかと思います。
しかし演技について話すことを避けてしまったり、ためらってしまう人が多いように思います。お気持ちはとても良くわかります。なんだか恥ずかしさがありますよね。そもそも演技の言語化は非常に難しく、人によって得意不得意も大いにあります。
でも、それでも、演技の言語化を試しにやってみるのはどうでしょうか?
俳優業は人との繋がりによっても広がる職業ですから、関わる人々が限られてしまったり、コミュニティが良くも悪くも作られてしまいます。そうなると演技についての認識も凝り固まってしまわないでしょうか。
演技について話すことをせず、それぞれが抱えたままでいることを僕はもったいないと感じます。演技の様々なあり方を知るためにも、言語化し話し合ってみれば、新たな発見があるかもしれません。
現代では、人の生き方の多様性が浸透しつつあります。様々な「生き方」の認識や理解が社会を変えるように、「演技」にもそのような変化が起こり得るのではないでしょうか。
参加者の皆様と一緒に「演技と議論」を通して、有意義な時間になるよう精一杯努めたいと思っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
【主な内容】
ある脚本をもとに演技をしていただき、そのあと僕を含めて参加者の皆様と意見交換、演技を言語化する議論の時間を設けたいと思います。脚本をもとにした演技の言語化がきっかけとなり、他の作品での役へのアプローチや、演技手法、演技そのものについてなど、議論が深まっていくことを目指したいと思います。
【どのように】
演技に正解がないように演技の言語化にも正解はないことを前提とし、参加者の皆さまがリラックスした状態で、演技したり議論したりを楽しめるよう心がけます。
【得られるもの】
演技経験者の方には、演技や演技の言語化のトレーニング。自分や他の俳優が演技中にやっていることを知れる機会。
演技未経験の方には、演技をやってみること、俳優が何をやっているかを知れる機会。
【開催日時・場所】
2024年10月3日、10日(両日15時〜16時50分)
新宿区内(詳細は下記掲載の「ストアカ」のページにてご確認ください)
【受講料】
2,500円(税込)
【定員】
先着6名(応募人数や開催スペースに応じて変わる可能性もございます)
【持ち物】
飲み物や筆記用具などがあるといいかもしれません。服装はご自由にお好きな格好でお越しください。
【当日の流れ】所要時間110分程度 ※時間は目安となります。
10分 参加者の皆さまとおしゃべり(コミュニケーションとウォーミングアップ)
40分 脚本の本読みと、演技の言語化、意見交換
10分 休憩
50分 リハーサルと、演技の言語化、意見交換
【対象者】
俳優として活動されている方。
演技の言語化に興味のある方。
自分や他の俳優が演技中に何を行なっているかに興味がある方。
演技、演出、映画、ドラマ、演劇などに興味のある方。
演技をやってみたい方。
【最後に】
未経験の方も大歓迎です!プロの俳優を目指さずとも、演技は趣味としてもっと認識されてもいいのではと感じています。また演技は、テクニックだけで良し悪しの判断はできません。経験者も未経験者も相互作用で得られるものがあり、僕も学ばさせていただきたいと思っております。
演論パークは初めての試みなので、僕自身模索しながらの開催です。参加者の皆さまからのご意見を参考にさせていただきながら、回を重ねていきたいと思っております。
どうか皆さま、お気軽にご参加いただけましたら幸いです。
【応募方法】
https://www.street-academy.com/myclass/180012?conversion_name=direct_message&tracking_code=aefb4a88cb12de7ffb45af26d48e8f70
こちらの、まなびのマーケット「ストアカ」よりご予約、お支払い、ご連絡などが行えます。
【締切】
各回前日の24時
【主催者・プロフィール】山科圭太
1985年、兵庫県生まれ。映画監督・俳優。神戸芸術工科大学芸術工学部環境デザイン学科、映画美学校フィクションコースを卒業。企画・出演した映画『あの日々の話』が第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品される。主な出演作として、映画『僕の好きな女の子』『stay』、TVドラマ『かしましめし』『最愛』『晴天を衝け』など。演劇では、『영(ヨン)』『夏の砂の上』『今が、オールタイムベスト』など数多くの玉田企画の作品に出演。三宅唱監督作『Playback』で助監督を務め、2021年、映画『ボディ・リメンバー』で監督デビュー。第23回サンフランシスコ・インディペンデント映画祭に選出され、現在アマゾンプライムにて配信中。2023年、2本目の監督作『4つの出鱈目と幽霊について』が公開。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
・主催者をはじめ、参加者の方の威圧的な言動、性差や国籍などによる差別的な言動を一切禁止いたします。
・未成年の方は保護者から同意書をいただいた上で、ご予約ください。
※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
※ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。
掲載者情報
担当者 | 山科圭太 |
---|---|
お問い合せ先 | keita.yamashina@gmail.com |
関連URL | https://www.street-academy.com/myclass/180012?conversion_name=direct_message&tracking_code=aefb4a88cb12de7ffb45af26d48e8f70 |
その他情報 |