朗読パンダ 第2回修了公演付き連続ワークショップ受講者募集(24年9月13日締切)
2015年の旗揚げ以来、4年で東京芸術劇場公演を成功させ、23、24年は日本を代表する声優をゲストに招いてあうるすぽっとに進出。そして25年、旗揚げ10周年記念公演へ。常に大きな劇場へと挑み続ける朗読パンダは、育成にも本気で取り組むべく、23年から新ワークショップ(以下WS)をスタート。好評を博し、2回目の開催が決定しました。
「本当に効果がある」
をコンセプトに、全8回のレッスンと修了公演から成る本番想定のWSです。団体として新しい仲間を募るという面もありますが、これまでの活動を通じ、これから演劇界で生きていこうという人に、伝えられること・伝えなければならないことの重要性に思い至りました。年齢経験は不問です。育成を主軸にしたWSですから、技術の巧拙も問題ではありません。ただ、本気で演技力向上に取り組む「藝への真摯さ」だけあれば十分です。
■対象:こんなあなたに向けたWSです(カギ括弧は第1回WS受講者のアンケートより抜粋)
●効果を実感したい方
感覚ではなく、理屈で指導します。また、初期段階での録音と修了段階での録音を聴き比べます。効果のほどを実感してください。
「養成所を含め、こんなにしっかりと指導してもらった事がなかった為、びっくりしました」
「効果的なアウトプットの仕方など、テクニカルな部分を教えて貰える。技術にばっかり頼って薄っぺらい演技にならないように、と教えない養成所などがあります。それも理にかなっていると思います。が、技術を欲している人間もいるかと思います。そんな方にもオススメ出来るな、って感じました」
●舞台に立ってみたい方
→修了公演があります。本番こそ最高の稽古。観客前で演るからこそ巧くなるのが藝です。
「(舞台用語など)知っていて当たり前と言われるような事を教えて貰えるのも大変ありがたかったです」
●演劇の現場は怖いところでは? と思っている方
「皆と一緒に話していたのは、「圧のある態度・言葉を使わないし、否定されないから挑戦しやすい」でした。なんでそんな言葉使うんだろう?と思う講師の方は昔からいらっしゃいますが、ゲスト講師の方も含めそのような言葉や態度をとる人が居ないので初めて演技をする、初めて朗読劇に挑戦する、このような方々でも安心して受けることが出来ます。否定されず、導いてもらい、出来たところを褒めてもらえる方が伸びやすい人は多いと思います」
●演劇を始めてみたい方
講師の大塩は演出だけでなく、高校・予備校・大学で述べ数千人を指導してきた実績があります。夜郎自大と怒られるのを覚悟で正直に言います。教えるの巧いです。
「低価格かつ、少人数のためフィードバックも沢山いただける、0回から本番まで中身の詰まりまくった素敵なWSでした。芝居に関することだけでなく、礼節、告知や宣伝の方法などの情報も沢山で、1歩踏み出すための武器を沢山いただけたなと感じております。集まった皆さんの雰囲気も柔らかく、安心して芝居をすることが出来ました」
●オーディションで勝てずに悩んでいる方
あなたのキャラクター・声帯・雰囲気(ニンといいます)に合った役や方向性を探ります。勝負するポイントを掴んでください。プロフィールやメールの書き方も指導します。受講者には早速オーディションで役を勝ち取った方もいます。
●修了公演が不安な方
第1回修了公演では、小佐田定雄先生のお許しを得て、名作「幽霊の辻」をカヴァーした他、女流ミステリーの草分け的作品を大胆にアレンジした本格推理もの「鷺娘」、団体レパートリーからホラーテイストのある「ヴェルサーレ~最後の協奏曲」、修了公演用に書き下ろした青春コメディ「今宵、オルフェウスは竪琴を弾くか」の4本を上演しました。その中から、各演者のニンを見極めて配役しています。どんな方が受講しても、ニンでありかつ成長が見込めるお役をご用意します。年齢、経験不問を看板に掲げるのは伊達ではありません。
「今まで教えてもらったことを披露する場があることも、とても良いです。ちなみに私は修了公演に惹かれて応募しました。お金を頂いて、誰かに見てもらう。だからこそ、今後の自分の評価に繋がる。良くも悪くも。お金を、時間を頂くことの責任、難しさ、人間関係の大事さ。これらを一気に感じることが出来ると思います」
●ウケたい方
笑いを取る「間」を伝授します。アイドル芝居でなく、前説で毎回笑いが起きる小劇場公演がどれほどあるでしょうか。この言葉に偽りがないことは、第1回修了公演の前説でも証明済みです。
「朗読を聞きに来てくださったお客様にはみんなの個性が生かされていて適役だった!という感想をいただいたほど、大塩さんはじめ、先生方が一人ひとりと向き合ってくださって嬉しかったです」
●朗読パンダの公演に出てみたい方
レッスンや修了公演を通じて、これは! という方にはこちらからお声がけすることもあります。
■レッスン日程(1回につき休憩含め3時間~4時間を予定)
1回目 2024年9月15日(日)15時
2回目 2024年9月22日(日)15時
3回目 2024年9月29日(日)15時
4回目 2024年10月6日(日)15時
5回目 2024年10月13日(日)15時
6回目 2024年10月20日(日)15時
7回目 2024年10月27日(日)15時
8回目 2024年11月3日(日)15時
■場所:23区内のメンバー制スタジオ(詳細は参加者にご連絡します)
■受講料:税込28,000円(8回のレッスンと修了公演費用含む。4回の分割払いも可)
弊団第9回公演『完全新版 VSR 牡丹灯籠~全段通し』(8月10日~12日、あうるすぽっと)をご観劇の上、チケットの半券をお持ち頂いた方は、税込25,000円の特別価格に割引致します。
■修了公演
2024年11月4日(月・祝) 絵空箱(東京都新宿区山吹町361)にて1日2回公演(同一内容)を予定。
マイク前で台本を持って演じる朗読となります。台詞を覚える必要はありません。
■内容
本WSでは、ハリウッド式のシナリオ構成をWSそのものに取り入れます。
受講者は、異郷訪問譚(行って帰ってくる物語話型)の主人公になってもらい、WSという異世界を冒険し、成長して帰還する構成です。これにより、日頃から台本の構成を意識した読み方を身に付けることができ、現場において自分の役割を即座に認識し、やるべきことが明確化されるようになります。
第1回 冒険への誘い=演技者として自分に足りないものは何かを発見、自覚する時間です。それにより、自分の目指すべき方向が見えてきます。具体的には、無茶振りへの対応。普段やらない役、やれないと思っている役に挑んでもらいます。失敗を恐れず、弾ける方法とその重要性を学びます。
第2回 賢者との出会い=無茶な冒険を可能にするアイテム(技)を受け取ります。*ゲスト講師あり
第3回 挫折=ミニ本番形式でここまでの成果を合評し、できていないことを確認します。
*以上3回では複数のテキストを使用し、ミニ発表会を通じて、修了公演での配役を決定します。
第4回 第一の難関=修了公演配役に従い、稽古を開始します。最初はできないことだらけになると思いますが、本番まで各自の目標と自らに課すノルマを明確化します。
第5回 賢者との出会い2=ゲスト講師を招き、現状できないことを打破するためのテクニックを伝授されます。*ゲスト講師あり
第6回 死への接近(最大の危機)=本番に向け絶対に改善しなければならない重要課題を確認します。
第7回 試練突破=有観客の舞台に立つために、最低限これだけは絶対にしておかなければならないことを徹底し、プロとしての自覚を身に付けます。
第8回 帰還=初回の録音と比較し、どれだけ演者として成長しているかを確認し、本番の最終調整を行います。
■お申込み及びお問い合わせ
以下の内容を明記の上、roudokupannda@gmail.com にメールにてお申込みください。
氏名/年齢/性別/電話番号/主な演技歴(ある方のみ)/自己PR(形式自由)
【締切】2024年9月13日(金)まで。但し定員に達した場合、期日より早く締め切ることがあります。
■注意事項
・受講料はレッスンと修了公演出演費用を含めた金額です。欠席や中途離脱等、受講者の都合で不参加となった場合も、代金を分割して払い戻すことはありません。
・使用スタジオはメンバー制のスタジオです。スタジオ使用のルールを厳守して頂きます。具体的には、毎回の清掃です。これはスタジオのルールであると同時に、演劇人として絶対に身に付けておくべき素養でもあります。
・修了公演にチケットノルマはありません。が、営業には全力で当たって頂きます。藝の道で最も重要な、「愛される努力」だけは怠らないでください。些少ですがチケットバックも設定します。
・団体代表の大塩は、現場において演者を罵倒したり、声を荒げることはありません。暴力で演技が巧くなるわけではないからです。しかしながら、藝道に悖る行為が見受けられたときは、指摘し、是正を求めます。藝道を甘く考えることだけはしないでください。
・WS内容は予定であり、受講者の習熟度合いに応じて変更することがあります。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
弊団では、恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。
誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。
ワークショップ中、修了公演中に主催者と出演者が2人きりになることはありません。
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掲載者情報
掲載者 | 朗読パンダ |
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担当者 | 大塩竜也 |
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