感情の幅を広げるー全5回クラスー11月毎週水曜夜クラス開催＠ELFS東京

指導歴20年のくわたかおるが、英語で感情表現や役についての演技クラスをリードいたします。
英語にまだちょっと自信がない方でもインターナショナルな雰囲気の少人数制のスクールで、チャレンジするチャンスです。

◾️クラスの概要
私たちの感情は、車の運転手のようなものです。
運転手次第で、目的地に速く安全に到達するか、でこぼこ道や急旋回に乗り物が揺れることもあります。
運転手によっては迷子になったり、目的地に到達できなかったり、事故に巻き込まれたりすることもあります。

感情は私たちの仕事のあらゆるジャンルで明らかに重要であり、俳優にとって貴重で、パフォーマンスには欠かせません。

感情を経験し感じることは誰もがすることですが、経験豊富な俳優でも「彼/彼女がどう感じているかはわかるけれども、まだ完全ではない...」
「なぜ彼/彼女がAとBを言ったりするのかはよくわからない...」と思うことがありますよね...。

この5週間のクラスでは、あなたの演技に感情表現のベストを引き出すために、さまざまな感情をしっかり！探求します。

「感情的である」ことが必要なのではなく、キャラクターの感情を与えられた状況で完全に表現できるようにすることを目指しています。

キャラクターの感情を「完全に表現」し、クリアにコミュニケーションをとることができれば、あなたの仕事の品質に大きな違いをもたらすでしょう。がんばりましょう！

緻密なエクササイズの連続を通じて、必要な場面でより注意深く、精密にキャラクターを演じ、他のキャラクターと対話する準備が整います。

各クラスでは、自身の利益のために実験し学ぶ準備ができていることを確認するための一連の探求的なエクササイズが含まれます。
フィードバックが提供され、将来のキャリアとプロジェクトのためにスキルとポテンシャルを高めるためのさらなるディスカッションも行われます。

このコースの終了時には、改善された身体と精神の意識に自信を持ち、どのキャラクターやテキストにも自信を持ってアプローチし、最高のパフォーマンスを引き出す準備が整っているでしょう。飛躍していきましょう！

◾️クラスの進行

・ニュートラル-身体と緊張
・組み合わせた感情と想像力の探求
・身体と声を通じた感情の幅を広げる方法と実践
・テキストの選択に対する実用的なアプローチ、緊張と解放の取り扱い
・コントロールの向上とパフォーマンス向上のための方法

コース全体を通じて、より良い精神的な状態で、反応性のあるが調和の取れた身体に向けて進むために、クラスの各日に短いほぐしと準備のエクササイズが含まれています。

私たちは俳優の能力と想像力を身体的にも精神的にも拡張することを目指しています。

コースの最後には、芝居における感情への感覚的なつながりを含む、あなたの芸術に対するより良い理解と感覚を持っているでしょう。これは、あなたをサポートし、将来のプロジェクトとキャリアの発展を支えるものです。

◾️よくある質問

Q. これまでに演技やアクティングのクラスを受講したことがありません。このクラスに参加できますか？

A. はい、もちろんです。
自己を向上させたいか、キャリアの方向を変えたい場合、このシリーズのクラスを通じて知識と実践的なスキルを習得することは非常に役立ちます。ただし、このコースが高度すぎると心配している場合、他の入門クラスに参加して自分の仕事を理解を深めることができます。
その間、個人トレーニングや他の講師との個別レッスンで補完することもできます。詳細についてご心配事がある場合は、ELFSまたは講師に直接メールでお問い合わせいただければ幸いです。お手伝いさせていただきます！

Q. 英語が母国語ではなく、言語レベルが心配です。それでもこのコースに参加できますか？
A. はい、もちろんです！
母国語が英語でない学生も多く参加しています。クラスは国際的に英語で作業するのに適した場所であり、同時に演技スキルを向上させる場所です。

Q. このクラスに興味がありますが、自分の英語力が十分であると自信がありません。日本語の通訳が利用できますか？
A. 通訳は提供しておりませんが、講師はバイリンガルで、ネイティブレベルの日本語を話すことができます。
通常、各クラスには質問がある場合に助けてくれるバイリンガルな学生もいます。また、エクササイズやフィードバックの理解にサポートが必要な場合、講師は事柄をよりゆっくりかつシンプルに説明することもできます。

講師について

講師：鍬田かおる（Kaoru Kuwata）
鍬田かおるは、過去20年間で1800人以上の個人、セレブリティ、俳優、音楽家、ダンサー、オペラ歌手を指導してきた演技コーチ、ムーブメントディレクター、アレクサンダーテクニークの講師です。

彼女の演劇の道は幼少期から始まり、音楽、ダンス、演劇の訓練を受けました。桐朋学園芸術大学で演劇の学位を取得した後、ロンドン大学ゴールドスミス校で演劇と劇場芸術の学位を取得しました。
また、世界最古の、英国アレクサンダーテクニークの教師の代表団体であるThe Society of Teachers of the Alexander Technique（英国アレキサンダーテクニーク教師協会）から認定を受けました。

ロンドンでの学習中はロイヤル・セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマでのMAムーブメントスタディーズの初のアジア人学生として歴史を作り、ムーブメント、指導、教育学における専門知識を発展させ、俳優のプロセスへの情熱を広げました。
ヨーロッパでの8年間の教育を終えた後、彼女は桐朋学園芸術大学、国立劇場演劇スタジオ/オペラスタジオなど、名門の機関で最年少教師となりました。

また２０年間に渡り、アレクサンダーテクニーク、ルドルフ・ラバンのメソッド、さまざまな演技技術の個別レッスンとグループクラスを指導しています。
さらに2022年に日本ハラスメントカウンセラー協会からハラスメントカウンセラー/アドバイザーとして2つの認定を受けるなど、専門的な成長と価値観のアップデートにも熱心です。

熱心なプロフェッショナルである鍬田かおるは、世界中で専門知識を拡大し、志を同じくするプロフェッショナルとの協力を歓迎しています。ぜひこの機会にご参加くださいませ。

【ハラスメント防止対策ポリシー】
●ハラスメントポリシーおよび防止対策
講師自身が一般財団法人日本ﾊﾗｽﾒﾝﾄｶｳﾝｾﾗｰ協会認定ハラスメント相談員ハラスメント研修を修め、ハラスメント相談員およびハラスメントカウンセラーとして認定されております。

詳細は講師個人のHPの固定記事（2022年7月公開済）をご参照ください。一般的なガイドラインですが「厚生労働省職場におけるハラスメントの防止のために」に準拠します。

当クラスはあらゆるハラスメント、特定の属性を持つ個人や集団を対象にした差別的言動を禁じております。（時代劇など台本の文化背景でセリフとして発せられる文章を除く）
健全なトレーニングを続けるために、参加者の方にも、折に触れてハラスメント相談員研修や試験からの知見を共有するとともに、全員が安全に取り組めるようルールを確認します。

■詳細なハラスメントポリシーは固定ページでも公開しております
https://kaorukuwata.com/anti-harassment2022/

●安全およびハラスメント対策
参加者が心理的に安全な環境だと感じられるよう努力および工夫を続けております。

具体例
・クラスで行うエクササイズはご本人のご希望、ご年齢や属性、ご経験等に配慮しつつ進みます。
（なんらかの事情で困難が伴う場合、参加を中断していただき、ご見学をお勧めすることもあります。）
・エクササイズ等は目的やルールをその都度、必要に応じて、繰り返し言葉をつかって、説明いたします。（ご本人にも覚えていただく責任は生じます）
・講師および参加者もお互いに暴力、恫喝等の行為をとりません。
・身体的な接触は指導のために必要な場合だけ、社会通念上、適切な箇所に限り行います。
今回のスタジオでのクラスでは、①動きをガイドするため、②ご本人は無意識になっている癖を防ぐため、また③力の入れ具合の感覚体験のために触れること、も含まれますが、一般的に水着や下着で隠れるゾーンを触るおよび触らせることは一切ありえません。あくまで、体操やダンスや楽器演奏等と同じく、関節の動きや筋肉の緊張と弛緩の学習のため限定です。
原則、講師や参加者同士も事前に言語化し、お互いの許可をとってから適宜、身体に触れるエクササイズやレッスンも含まれる場合もありますが、ケガなどのリスクが発生する緊急事態に限り、許可なく参加者の身体に触れて止める場合もあり得ます。

・クラスの内容に関連せず、また社会通念上、不適切な性的表現や身体的接触を要求したり、あるいはプライベートな事柄を開示する要求の場面はありません。
・もし台本のシーン内に、性的な表現や身体接触、あるいは暴力が書かれているような場合は事前に相談し、いわゆる「振付」を行った上で、全員の合意のもとに「演じ」られます。俳優同士の即興などはありえません、またそのような即興は禁じております。

・フィードバックなどの意見交換をうながし、どの参加者も発言の機会が得られるよう努めますが、冷やかし、時代錯誤なコメントなどは講師や参加者同士で止めに入る場合もあり得ます。
・無視やだんまりに代表されるような「受動攻撃」もハラスメントですから、適宜、注意を促す場合がありえます。

万が一、参加者間でエクサイズを逸脱するようなハラスメント行為が生じた場合、主催者は迅速かつ正確に事実関係を確認し、被害者と加害者の双方に適正な措置をとるとともに、再発防止のために必要な措置を講じます。
・参加者からいただいた連絡先へ、クラスやレッスンのご案内、近況報告等の業務内容以外で連絡を取ることはありません。
・参加者から進行に関してご意見や苦情をいただいた場合には速やかに対応をとります。

クラスに関する苦情は講師にお伝えいただくか、または各種自治体や相談窓口にご連絡ください。
必要に応じて個別に相談窓口を始め関係各所へのご紹介やご報告もいたします。