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2/28 締切【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】 ワークショップ 参加者募集のご案内

投稿日時:2022/02/07 15:Feb:th
投稿者:東映ビデオ株式会社
募集地域:全国
締切:2022/02/28

『百円の恋』、『愛の渦』、『アンダードッグ』など、公開規模の大小に関わらずウェルメイドな作品で数々の映画賞を獲得してきた東映ビデオ(株)が2021年6月に立ち上げた新たな才能を発掘する新プロジェクト【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】。
本プロジェクトの第1回製作作品の2作品が決定しました。

■製作決定作品
◇作品名:『神回』
◇監督・脚本 : 中村貴一朗

◇作品名:『17歳は感じちゃう』
◇監督・脚本 : 北村美幸

上記作品より、先行して『神回』の製作に着手いたします。
これに伴いまして、キャスト選出を兼ねたワークショップを開催いたします。
ご参加を希望される俳優の皆様は下記概要、応募方法をご確認の上、2022年2月28日までにご応募くださいますようお願いいたします。

■応募方法
【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】公式サイト内、応募フォームよりお手続きいただけますようお願いいたします。
URL: https://www.toei-video.co.jp/tvncf/

■対象作品紹介
『神回』 作品紹介
夏季休校中の高校。高校二年生の沖芝 樹(おきしば いつき)は文化祭の実行委員であり、打ち合わせのため教室に向かっていた。コロナ禍が影響して、校内の人気は少ない。教室でもう一人の実行委員である加藤 恵那(かとう えな)と合流し、打ち合わせが開始される。しかしその5分後には、また5分前の打ち合わせ開始時に戻ってしまうことに樹だけ気づく。5分間のループに陥った樹は何とかその状況から抜け出そうと奮闘するが、なかなか脱出することができない。5分間の抜け出せないループに樹の精神は混乱を極める。やがてその混乱は同じ空間を共にする恵那を巻き込み、物語はあらぬ方向へと加速していく。 
2022年撮影、2023年公開予定。

■映画『神回』監督・脚本中村貴一朗からのコメント
現在も某少年誌で休載中の名作漫画(とある島に住む少年が父に会うため狩人を目指す話)に「試しの門」と言うものが出てきます。スーパーパワーがないと開かない巨大な扉。僕は15歳から映画を撮り続けていましたが、この試しの門を知った時に何となく映画の世界でもこの扉を意識するようになりました。
それは僕の場合、劇場長編映画を撮れたか否かの狭間に悠然と聳え立つことになるのですが。
試しの門がコミックに初めて登場したのが1999年のこと。僕はかれこれ20年以上、ずっとこの試しの門の前から先に進めず、扉を叩いたり押したり引いたりしながら、一向に開かないこの門の前で途方に暮れていました。もちろん何回か開きそうなタイミングはあったんです。でも、結局少し動いたくらいで力尽きてまた扉は閉まってしまいます。一方で映画館へ行くと若かりし頃共に切磋琢磨していた同期や後輩の映画が流れていたりします。どうしたら僕は劇場公開の長編映画を撮れるのか。最終的には全くその方法が分からなくなり、地べたに四つん這いで絶望していました。そんな時にTOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORYから『神回』の映画化のご連絡を頂きました。青天の霹靂です。しばらくは家族の寝静まった寝室で声を押し殺して泣いていました(感涙の方です)。開いた。予想外のところから扉が開いた(東映ビデオさんとオリジナル脚本で映画が撮れるなんて誰が想像できたでしょう)。そして僕は扉の向こう側にあるスタートラインに今日こうやって立つことができました。今回はそのスタートラインから一緒にゴールを目指して頂ける役者の皆様を求めております。
今回の募集テーマである「青春映画」という枠はすでに世界中の優秀な監督の皆様が入り乱れる激戦区です。正攻法で行ったら埋もれる、ぶちのめされて終わる、そう思ってあえてアトラクションで勝負しようとループというジャンルを取り入れた青春映画を書きました。しかし、ただスリリングで刺激的なだけのジャンル映画ではありません。繰り返す時間の中で、感情が積まれていく人物と感情がリセットされていく人物達のアンサンブルの中で、危うさ、泥臭さ、善悪の表裏を描くことにこだわりました。ぜひこれから出会うであろう役者の皆様にも脚本を読んでいただき、映画化する意味のある魅力的な役が詰まった作品であることを知っていただきたいです。皆様と実際に演技を重ねていく中で役が形作られていきます。なので答えを提示するつもりはありません。今回の映画がループものであるように、皆様とも何度も何度も繰り返す芝居の中で、映画のキャラクター同様に答えを導き出して行けること、楽しみにしております。

映画『神回』監督・脚本
中村貴一朗

■【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】プロジェクトリーダー佐藤からのコメント
才能と情熱を持ったクリエイターが飛躍するネクストステップの場を創りたいという想いを込めて企画した本プロジェクト【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】。
そして、このプロジェクトが掲げるもう一つの意義は、俳優の皆さんにとっても、新たな飛躍の場にしていただくことです。キャストオーディションを兼ねた演技ワークショップの実施により、俳優と作り手(監督、プロデューサー)との新たな出会いの場を設け、選出した俳優陣と共に作品を創り上げていきたいと考えています。
309本もの企画、脚本が寄せられた中で製作を決めた2作品のうち、口火を切って製作に挑むのが、この『神回』です。タイムループという既に洋画、邦画ともに数多くの作品が存在するジャンルに挑みつつ、凡庸な青春ストーリーに止まらず、学校という閉鎖空間の中で人間の様々な感情を炙り出した脚本は、私を含む選考委員たちを唸らせました。見終わった後には「切ないラブスーリー」として観客の心にいつまでも残像を残す作品になるでしょう。
そして、『神回』の脚本を執筆し、商業映画デビューするのが中村貴一朗監督です。これまで、CMやドキュメンタリーの世界で最先端の技術を駆使して映像制作を手掛けられてきた中村監督が、タイムループが繰り返される中での濃密な人間ドラマに挑みます。
中村監督としても初めて開催するワークショップとの事。並々ならぬ意気込みで、皆様の情熱と向き合われる覚悟のようです。
私もプロジェクトリーダーとして、そして本作のプロデューサーとして、全日程に立ち会わせていただきます。情熱溢れる俳優の皆さんと出会えることを、心から楽しみにしています。

【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】プロジェクトリーダー
佐藤現

■ワークショップ 参加メンバー紹介
・監督・脚本:中村貴一朗 プロフィール
1984年生まれ。2004年、ニューシネマワークショップにて16mmの短編映画を監督。07年ソニーPCLに入社後、数多くの映像の企画演出を務める。 15年、長崎県端島(軍艦島)の世界遺産登録検討のためのプレゼンテーション映像『GUNKANJIMA-Traveler in Time-』の企画演出を担当し、国内外のアワードを多数受賞。2021年10月、短編映画『命乞い』が完成。

・【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】プロジェクトリーダー:佐藤現 プロフィール
1971年生まれ、大阪府出身。東映ビデオ(株) シニアプロデューサー兼配給宣伝室長
主なプロデュース作品に『おろち』(08)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』(11)、『ふがいない僕は空を見た』(12)、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(13)、『花宵道中』(14)、『百円の恋』(14)、『14の夜』(16)、『ビジランテ』(17)、『犬猿』(18)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)、『アンダードッグ』(20)、『愛なのに』(22)、『猫は逃げた』(22)など。『百円の恋』において第34回藤本賞奨励賞、2016年エランドール賞プロデューサー奨励賞を受賞。

・東映ビデオ(株) シニアプロデューサー:岡田真 プロフィール
東映ビデオ(株)シニアプロデューサー
主なプロデュース作品に『ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ~』(90)、『ゼブラーマン』(04)、『少年メリケンサック』(09)、『愛の渦』(14)、『チワワちゃん』(19)、『BLUE/ブルー』(21)など。

※その他、上記以外のプロデューサー、監督、【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】プロジェクトメンバーなどが視察、見学することがあります。予めご了承ください。

■開催概要
・開催日程:以下のA日程~D日程をご参照ください。
※日程や内容は変更となる場合がございます。
※初日は30分前に集合・受付をしていただきます。
 その際、抗原キットでの事前検査を行います。
(A日程)
2022年3月10日(木)17:00~21:00
2022年3月11日(金)17:00~21:00

(B日程)
2022年3月14日(月)17:00~21:00
2022年3月15日(火)17:00~21:00

(C日程)
2022年3月17日(木)17:00~21:00
2022年3月18日(金)17:00~21:00

(D日程)
2022年3月22日(火)17:00~21:00
2022年3月23日(水)17:00~21:00

・開催場所:都内近郊
・定員:各回15名以内
・所要時間:約8時間(約4時間×2日間)
・参加料金(2日分):2万円(税込)
 ワークショップ初日に受付にて現金でお支払いいただきます。
 弊社より領収書を発行いたします。
 抗原キットでの検査結果により参加できない場合は全額返金いたします。
・応募期間:2022年2月10日(木)~2月28日(月)
・応募条件:15歳以上の俳優、または俳優を目指す方。
性別、事務所所属、フリーを問わない。
・ワークショップ参加者の選考について
書類選考の上で、選考通過者の方にのみ2022年3月3日(木)までにメールにてご連
絡いたします。
・注意事項
●本ワークショップの収益(参加料金)は、その全額を映画『神回』の公開を広げるための配給宣伝費として使用させていただきます。
●選考基準に関するお問い合わせはご遠慮ください
●会場までの交通費は自己負担になります。
●未成年の方は必ず親権者の方ご同意の上、お申し込みください。
●事務所に所属されている方は必ずご確認の上、お申し込みください。
●写真の加工は禁止とさせていただきます。
●映画『神回』の全キャストを本ワークショップ参加者から選出する訳ではございません。別途、キャスティングする役もあります事を、予めご了承ください。
●本ワークショップ参加者に映画『神回』の出演オファーをする際は、改めてスケジュール、出演条件を提示し、意思確認させていただきます。
●新型コロナウイルス感染拡大状況に合わせた、厳正な感染予防対策を取らせていただきます。抗原キットでの事前検査、フェイスシールドの着用など、主催者の指示に従っていただくことをご了承ください。
●感染症拡大状況により、急遽本ワークショップを延期・中止する場合もございます。
●不明な点がございましたら、下記窓口までお問合せくださいますようお願いいたします。
【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】運営事務局
ncf_staff@toei-video.co.jp




※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。

掲載者情報

掲載者東映ビデオ株式会社
【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】運営事務局
担当者佐藤現
住所〒104-0045
東京都中央区築地1-12-22 コンワビル10F
お問い合せ先ncf_staff@toei-video.co.jp
関連URLhttps://www.toei-video.co.jp/tvncf/
その他情報
お問い合わせ ※ご利用の端末に設定されたメールソフトが開きます。

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