【忍翔×ジョアンナ・ローゼンフェルド】クラウン×フーリングワークショップ
国際的に活躍するパフォーマー、俳優指導者である忍翔とジョアンナ・ローゼンフェルドによるコラボワークショップを東京で開催します。
クラウンとフーリングという、日本ではあまり扱われないジャンルですが、一体どういうものなのでしょうか?
※このワークショップは通訳を介し、日本語と英語で行われます。
■講師
・忍翔(Oshow)
インプロ(即興芝居)のパフォーマンスを追求するインプロバイザーであり、自由と遊び心を持った俳優を育てる指導者でもあり、ときどき脚本芝居を演じる俳優でもある。
高校から演劇を始め、大学で英語劇と出会い、児童劇、シェイクスピア作品、ブロードウェイ作品のメインキャストを演じる。
その後、キース・ジョンストンのインプロ、フィリップ・ゴーリエのクラウンなどを学び、独自の即興パフォーマンスを探求。これまでに世界12カ国で500以上のショーと1000以上のワークショップを行う。
彼のソロインプロクラウン作品である「Words Begger」は世界中のインプロフェスティバルで上演され、好評を博している。
「お客さんと一つになれる時間と空間と物語を作る」ことが彼の創作の大きなテーマである。
・ジョアンナ・ローゼンフェルド(Joanna Rosenfeld)
インプロ、コンタクトインプロ、フィジカルシアター、そして舞踏に強いバックグラウンドを持ち、数々の受賞歴のある演劇・パフォーマンスの制作者であり教育者でもある。過去4年間、イギリスのブライトンで「ワン・フェル・スウープ・シェイクスピア・フェスティバル」を運営し、JFAYコレクティブやサンゼンキャンプのコナン・アモックと共演し、多くのショーを演出してきた。その中には、2019年の優秀劇場賞を受賞した『ザ・ポリッシュド・スカー』、リアルト劇場ブライトンの観客賞を受賞した『ア・ヴェリー・グレート・ミスチーフ』、そして2024年のエディンバラ・フリンジでの『シングス・ビトウィーン・ヘブン・アンド・アース』がある。そして7年間にわたり、ノマディック・フールズのジョナサン・ケイと共に活動。
彼女の情熱は、観客やパフォーマーにインパクト、真実性、即効性、そして変革の可能性を持つ体験を創造し、隔たりのないコラボレーションを演じることです。
■内容
・クラウン
”人は「自分(Yourself)」を見せようとするが、皆が見たいのは「あなた(You)」だ”
これは僕のクラウンの先生が言っていた言葉です。
ここでいう「自分」とは、見せたい自分のこと。こうありたい、こう見せたい、こう思われたい…といったエゴ、つまり嘘です。
そうやって作られた「自分」は「あなた」を隠します。それを見せたら人に笑われてしまうからです。
失敗して惨めな姿、出来ないところを晒した姿、わからなくて困っている姿…そんな姿を見せたくないから、一生懸命強がり、偽り、隠すのです。
でも、隠すということはそういう「あなた」が本当にそこにあるからではないでしょうか。
つまり、そういう「あなた」は真実なのです。クラウンでは、そんな「あなた」をお客さんに見せることで笑ってもらいます。それは嘲笑やバカにするような笑いではなく、小さな子供を見た時に生まれるような愛のある笑いです。
愛を持って笑われれば、そんな「あなた」を認め、許し、好きになれます。「私はこれでいいんだ!」という気持ちになり、そんな姿で自由に人前に立つことが出来ます。
人は皆、一人一人違うクラウンを持っています。
誰しもが持っている、あなただけのクラウンを探す旅をしましょう!
・フーリング
ジョナサン・ケイの"ノマディック・フーリング"の方法論において、フーリングとは、遊び心のある自発的な方法で、複数のアーキタイプやペルソナを探求するために、フール(馬鹿、愚か者)を体現することです。フールは、喜劇、悲劇、知恵、不条理の間を流動的に動き回りながら、深く、しばしばフィルターにかけられない表現のチャンネルとなります。伝統的なパフォーマーとは異なり、フールは社会的なルールや判断から自由であるため、現実についてコメントしたり、破壊したり、反映したりすることができます。即興を通して観客と対話し、感情、記憶、原型を演出し、今この瞬間と深く結びついた、生で本物のパフォーマンスを創り上げます。
このダイナミックな3日間のワークショップでは、ジョナサン・ケイのフールとキース・ジョンストンのインプロテクニックという原型的なレンズを通して、フールの世界を探求します。家族の問題から記憶まで、習慣的なパターンから解放され、原型的なエネルギーで遊ぶ方法を発見するでしょう。自発性、手放すこと、「間違い」の力を受け入れることに焦点を当てたこのワークショップは、創造性と自己表現の新たなレベルを解き放ちます。ステージゾーン(遊び、解説、神々)を行き来し、即興を通して個人的な記憶を探り、未知の世界に足を踏み入れることで自己判断を捨てましょう。
笑って、学んで、フールの芸術を発見しましょう!
■詳細
・日程
2025年2月1日(土)〜3日(月・祝)
いずれも10:00〜17:00
・場所
都内施設(練馬区、新宿区、豊島区、杉並区あたりを予定。1月ごろ決定)
・参加費
早割:27,000円(2024年中の申込)
一般:30,000円
・対象と人数
俳優、ダンサーなど、人前に立つ表現者、もしくはそれらを志す人
日本語もしくは英語が出来る人
14名
・参加申込
メールより、以下内容を明記して送ってください。
・名前
・年齢
・メールアドレス
・簡単なプロフィール
【ハラスメント防止対策ポリシー】
ワークショップが安全で健全に進行されるよう、以下のことを大切に進行します。
・全ての参加者が、心理的安全性を感じられるような場作りをします。
・参加者全員に対して、敬意と尊敬を持ち、対等な立場でコミュニケーショを取ります。
・指導の上で身体的な接触が必要な場合は、当人の了承を取り、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
・エクササイズについて、常にフィードバックや感想を聞くなど、全体での意見交換の場を作り、どの参加者も発言の機会が得られるようにします。
・参加者の中に、ヘイトスピーチや暴力等の不適切な言動や行動をする方が出た場合には、すぐさまその方の参加を断り、退室をお願いします。
・全てのエクササイズは、参加者個人の性別・ジェンダー・年齢・体力等に配慮して進行します。
・参加者の方から、進行に関してご意見や苦情をいただいた場合には速やかに対応をとります。
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掲載者情報
担当者 | 押谷祥太 |
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