短編映画作品　俳優募集 ２／19締め切り『ストラーユCINEMA Labo in 那須

##はじめに##

映画監督の篠原哲雄です。
この度はワークショップを起点に映画作りを行う参加俳優を募集いたします。
2022年12月、「本を贈る」「本を綴る」の脚本を担当した
千勝一凜と共にストラーユという制作チームを設立。
栃木県那須塩原市を皮切りに撮影が始まった「本を綴る」はその後は京都、香川、東京、千葉などでの撮影を終え、23年10月に完成。24年の全国公開前にフォラーム那須塩原で23年12月に先行公開をし、二週間で多くの方々に足を運んでいただきました。那須を知れば知るほどに映画の題材になり得る魅力を発見、まして制作に協力的な土地でもあり、その豊穣な土地を舞台に映画作りを行う企画を考えるに至りました。
ただし、原資があるわけではありません。
そこで参加してくれる俳優諸氏と共に作り上げる、ワークショップを起点にした映画制作を試みることにしました。

##企画内容##

名付けて『ストラーユ CINEMA Labo in 那須』
昨今はワークショップ隆盛の時代であり、講師をよく請け負う身としては演技実習の場から作品作りの場も必要と感じておりました。実際何度かそういう経験もしましたし、新しい人材と出会いたいという想いは常にあります。
なかなか自分に合う役に恵まれなかった役者さんもいらっしゃいましょう。
この企画は俳優にとって監督と脚本家と話し合い、内容も日々深化させながら制作していく環境なのでとても遣り甲斐を感じられチャンスにもなるのではないかと思います。映画制作の環境にとても協力的な地で５泊６日、合宿形式で寝食を共にしながら美味しい空気と地元の人達との交流で新しい経験や自分が発見出来るかもしれません。希望があれば役者の方に何か別な役割を持ち作る側の経験も出来るかもしれません。
要は映画製作を楽しみながら一緒にもの作りが出来る仲間を募集したいと思いました。
作品は、映画祭に出品や配信を含めた上映を模索していきたいと思っております。
出演者の方は、プロフィールの宣材に使用も可能です。

　　短編映画(約 30 分)の作品 『冬からの始まり（仮）』
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　【あらすじ】
那須岳の山小屋で働いていた５人が小屋閉めし、下山してきたところから始まります。４月の小屋開きまで各々どう過ごすのか？ 次のシーズン、また山で働くのか？下山してきて久々に感じる街の様子や人との関わりに戸惑う事もあれば、刺激を受ける者もいる。自分たちが生まれ育った地を盛り上げようと奮闘する人達。変化を受け入れる事に抵抗がある人もいれば、波に乗ろうと足掻く人もいる。140 年前に那須野が原が開拓されてきたように、現在も開拓する人達がいる。そこには、手を取り合って一緒に豊かになりたいと願う姿がある。作品の登場人物を通して、其々の環境の人間模様とそこにある思い。来シーズン 、また山に入る人もいれば、入らない人も・・・。自分の道をみつけられるのか？那須の町と生活する人々の人間ドラマ。

##募集内容##
　　　　　　　　　　【登場人物】
・北澤 歩(40 代男性)・・・山小屋の店主
・草刈 逸兵(20 代前半男性)・・・18 歳まで児童養護施設で育つ
・丘野 聖騎(20 後半男性)・・・地元酪農家の次男
・関口 蓮七(30 代女性)・・・実家は歯医者。蓮根畑でバイト
・浦辻 妣芽(20 歳前後女性)・・・辛い過去を持ち下界では引き籠り
・味尾 皐生(40 代女性)・・・産直食堂の女将
・味尾 進ノ介(40 代後半男性)・・・産直食堂の店主
・江原 綺美佳(40 代後半女性)・・・板室旅館の女将
・丘野 誉志規（30 代男性） ・・・酪農家の長男（聖騎の兄）
・丘野 登志雄(50 代後半男性)・・・酪農家(聖騎の父)
・浦辻 華央(50 代女性)・・・妣芽の母
・蒔本 凌子(30 代後半女性）・・・関口歯科医院のベテラン歯科助手
・酒向桂也(70 代男性)・・・板室温泉で鯉のぼりを手入れする人
・酒向温子(70 代女性)・・・板室温泉で鯉のぼりを手入れする人
・三之宮安玖(40代後半男性)・・・蓮根農家の親戚の人
上記(年齢はあくまでも仮定)の役を演じたいと思う役者さんを募集致します。
他にも新しく役が生まれるかもしれません

※ 応募締め切り 2024 年 2 月 19日（月）
郵送・メール共に必着

東京でワークショップオーディションを開催します。(2024 年 2/26～3/7の間で数回)

応募者が多い場合は書類選考をさせて頂くこともありますが、なるべく皆さんに直接お会いしたいと思っています。
ここまでは無料です。

オーディションと言ってもなるべくワークショップ形式でキャラクターや芝居を見て作品に合う役があるのか審査させて頂き、合格の方のみ東京でのリハーサル(3／9〜14で随時)及び 那須での合宿撮影に参加して頂くことになります。
そこからは有料です。いわば俳優諸氏に共同制作を担っていただくような意味合いにもなります。

[合宿撮影日程]24年3月16日~21日の5泊6日

　　　　　　　　　【主催と申し込み】
株式会社ストラーユ 代表取締役 千勝一凜
　　　　　　　090-1904-7567
〒150-0044 東京都渋谷区円山町５番５号 Navi 渋谷V３階
　　　　　　　03-5050-4314
　　　　　　　　　【申し込みはこちら】 storayu.nasu24@gmail.com

　　　　　　　　　【参加費用】
オーディション無料
(審査結果はメールで伝達します)
合格者のみ★10 万円(税込み)
主な内訳
新宿からの高速バス代（新宿バスタから友愛の森）
５泊の宿泊費・食費(ログハウスで男女別の棟)
撮影参加料
(那須在住で宿泊費や交通費が不要の場合は金額要相談)

　　　　　　　　　　【協力】
那須塩原市・那須塩原市観光局・板室温泉旅館組合

[監督プロフィール]
篠原哲雄　1962年2月、東京生まれ　明治大学法学部卒業
大学在学中に映画の現場を体験。卒業後、フリー助監督として森田芳光や根岸吉太郎、金子修介監督らに師事。
自主制作も手掛け、89年8ミリ「Running High」がPFF‘89にて特別賞受賞。
93年、16ミリ「草の上の仕事」が神戸国際インディペンデント映画祭にてグランプリ受賞、劇場公開に至る。
96年の「月とキャベツ」が初長編、その後「洗濯機は俺にまかせろ」「はつ恋」「木曜組曲」「命」「天国の本屋〜恋火」「昭和歌謡大全集」「深呼吸の必要」「地下鉄に乗って」「山桜」「真夏のオリオン」「起終点駅 ターミナル」「花戦さ」「影踏み」
「犬部！」「ハピネス」「本を綴る」など様々なジャンルの作品を撮り続ける。きめ細やかな人間描写に定評があり、短編やMVなどを含め50作くらい演出している。

【ハラスメント防止対策ポリシー】
このワークショップでは、暴言・恫喝といった、参加の方々に対して威圧的な態度をとることはありません。
また年齢や性別などに対して差別的な言動、行動を取るような行為も致しません。
演技指導上、身体に接触を必要とする場合は、本人に説明の上、納得して頂いた上で指導させて頂きます。