3/25 第三期ソマティック映像演技研究コモンズ　体験会申し込み

映画監督の高山康平が代表を務める演技・演出研究の場、ソマティック映像演技研究コモンズの第三期のメンバーの募集に先立って体験会を開催します。（「ワークショップ」という呼称は用いず、「場」と呼んでおります。）

２年前より本格的に活動しており、今年で第三期目を迎えます。
２年前に最初に撮った短編映画『私記』が3/29~4/4新宿のK'sシネマで公開されることになり、活動の注目度も少しずつ上がってきておりますが、今年は大きくリニューアルをして映画制作コレクティブとしてこれまで以上に積極的に世の中と関わりながら活動していく所存です。

私たちは演技を学問的、哲学的に捉え、それを身体との結びつきの中で研究・実践してきました。
ただし、必要以上に難解に考えて議論をする気風があるため積極的にコミットできる人とそうでない人がいるのも事実です。そのため、まずは場の雰囲気を知ってもらおうと、今年は参加者の募集に先んじて体験会を実施いたします。

【ソマティック映像演技研究コモンズについて】
映画の演技・演出について研究することで人間について考え映画を制作することを通して、社会を動かしていく芸術家集団です。
社会実験として、贈与主義を掲げ、新しい社会の形とそこでの映画の制作の方法を試行しております。
演技研究においては特に身体性に重点を置き、現代人が失いつつある身体の感覚を取り戻し、それを実践的に演技に活用しております。また、仏教思想や日本の古典芸能の能の考えを取り入れ、イギリスにおける演技法との比較を通じて、日本的かつ普遍的な表現を追求しています。

私たちの哲学はnoteの記事にまとめておりますのでぜひご覧ください。
https://note.com/koheitakayama/m/m003c65561711

また演技の具体的な方法論についてはこちらからご参照いただけます。
https://note.com/koheitakayama/m/m0a4e7cd5ea61

またXのアカウントより去年の活動の様子をご覧いただけます。
https://x.com/S_A_Commons

【体験会の詳細】
実施日：2025年3月25日(火)　17:00~22:00
場所：練馬区　江古田周辺（参加者には別途ご案内します）
定員：15名
参加費：なし

【申し込み】
下記の応募フォームよりご応募ください。
（原則的にはお申し込み順にご案内しますが、募集内容をお読みいただけていないと判断した場合やあまりに軽率だと判断した場合には他の方を優先してご案内することがございますのでご容赦ください。例えば「とにかく演技がしたいです」という方はご遠慮いただく場合がございます。）
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSet6T2zJmAl-H21POkTXMu6jB-3pBbxkA2qCJLEtVh8aCxPWA/viewform?usp=header

【代表者　プロフィール】
高山康平
1987年千葉県生まれ。
これまで短編・中編映画を中心に制作。映像の美しさと哲学的な内容が評価され数々の映画祭で受賞・入選を果たす。
初長編監督作品『アイニ向カッテ』は全国劇場公開された。
パースペクティヴィズムという考え方に基づき多様なパースペクティブ（視点）を真剣に受け取りそこから世界を描き直すことで、幻想的な世界観や新しい物語を目指している。
また、能、人類学、哲学など幅広い分野からの研究を取り入れた演技手法は国内の多くの俳優から注目を集めている。
短編映画『私記』がオムニバス『孤独な夜が明けるまで』の一編として3/29~4/4新宿K'sシネマにて公開予定。


たくさんのご応募お待ちしております！

【ハラスメント防止対策ポリシー】
当コモンズは、あらゆる暴力・ハラスメントに反対いたします。
・「人に優しく、芸に厳しく」をモットーに、全員が気分良く参加できる環境を目指しております。
・講師による威圧的な態度、身体的な接触、その他あらゆるハラスメントが起こらないよう、最大限注意いたします。
・参加者の方も、攻撃的な言葉遣いや演技上不必要な接触などはお控えください。
上記の対策は注意義務に留まるもので、対策として十分なものではありませんが、ハラスメントの問題については業界全体で取り組んでいくべきものであり、今後も検討を重ねてゆく所存です。
ハラスメント対策について、何かご意見・ご質問があれば（言いにくいとは思いますが）、率直にお聞かせください。