##はじめに##
東京を中心に演劇活動をしている排気口の菊地穂波です。
過去に何度やっている演劇のWSを今回もやる事になりました。
年齢経験性別不問(応募フォームに記入する必要もありません)のWSです。大好評だった去年12月にやった「怖い演劇をつくってみよう」に代わり今回は「せつない演劇を作ってみよう」です
各班に分かれて短編台本を元に配役を決めて稽古をして最後に発表して終わりです。リーディングではないので立って演じます。出ハケや舞台上の空間も各班でアイディアを出して考えます。だから自由に演じて、自由に楽しんでください。演じることを主体にしたWSです。
##企画内容##
WS用の短編台本をもとに、参加者の皆さんをいくつかのグループに分けます。
グループごとに参加者の皆さんで、それぞれの作品や演技、身体についてなどを話し合ってもらいます。
この話し合いでは、皆さんが演出であり役者の立場です。
それぞれの台本に対する考えや動き、演技のアイデアをお互いに出しながら、必要であれば台詞に手を加えてもかまいません。
(ただ、全部変えて全く別物の台本になってしまうと困ってしまいます。あくまでもWSの台本を基本においてください。)
それを経て最後に、各グループがそれぞれ作品を発表して講評します。
補足などは当日に説明いたします。
台本については、ほとんどト書きがありません。
その部分は皆さんが自由に演技や動きを考えてください。
小道具なども当日一切ありませんので、全てジェスチャーでお願いします。
また、台本を覚えてくるのは必須ではありません。
台本を読みながらで大丈夫です。覚えていただけたら、それはもうベストです。すごいです。すごいって当日言います。
配役については、各グループごとに話し合いの上で決めて、好きな役をやっていただいてかまいません。
話し合いの中で配役を変えるのも自由です。
今回は「せつない演劇を作ってみよう」です。
せつないとはどんなものでしょうか?恋愛のせつなさでしょうか?失恋の、片思いの、嫉妬の、性愛のせつなさでしょうか?もちろん、そーいうせつなさもあります。でももっといろんなせつなさもあるはずです。
祭りの縁日で自分だけ500円しかお小遣いもらえずに周りがチョコバナナとかタン串食べてるのを眺めてる時、お気に入りの服を友達にちょっと弄られた時、また来るねって挨拶した遠方の居酒屋が今度来た時に潰れてた時、楽しくて仕方なかった夜の出来事を楽しくて仕方なかったって思ってたのは自分だけだったって気が付いた時。これ以外にももっとあるはずです。
せつないとは自分が思っている事や感じている事と周りの現実がズレる時にたびたび私たちの胸にやってきます。或いは自分が思っている事や感じている事をそのまま言葉に出来ない時にそっとやってきます。苦笑いによく似た淋しい笑顔を連れて。
たぶんせつなさとは叶わなかった世界の姿です。こうなればいいなと願う事を止められない私たちの営為は、日々小さな、時には、大きなせつなさ(=叶わなかった世界の姿)を生み出して過ぎ去っていきます。
せつない演劇を作ってみようという事は、叶わなかった事を叶わなかったままの形で再現しようとする事なのかもしれません。
それがどんな効能で、どんな効果で、どんな技能的習得があるかは分かりません。もしかしたら全くないのかもしれないのです。
けれども、あえて、出来る限りにせつなさの渦中へ入ってみようと思います。叶った事だけがすべてだと思わない様に。歓びだけがすべてだと思わない様に。貴方の笑顔がそのまま最高であることの証であると1人勝手に思わない様に。触れたら消える叶わなかったかつてすべての私や貴方の残滓があって、出来る限りくだらなく、楽しいやりかたで、もう一度それと出会い直す為に。
##募集内容##
a2月14日(土)17:40~21:40
b2月21日(土)17:40~21:40
c2月22日(日)17:40~21:40
d2月23日(月・祝)17:40~21:40
e2月28日(土)17:40~21:40
場所
下北沢某所
参加費2500円
短編台本を使ったWS
年齢経験性別不問
##応募方法##
haikikou001@gmail.comまで 1.名前(ふりがなもお願いします)2.ご連絡先(メールアドレス)3.希望の時間帯(例a12月 6日(土)17:40~21:40等の様に書いて頂ければ) 4.志望理由(なければ大丈夫です)5.その他何かあれば
上記を送って頂けたら後日ご案内のメールを送らせて頂きます。
##実績・経歴等##
菊地穂波 劇作家、演出家。劇団「排気口」主宰。さまざまな傷を抱えた人物たちを、想像力に希望を懸けたリリカルなストーリーと、その随所にちりばめた多層的な言葉のおかしみによって描きだす。誰しもが思い当たる人間の悲哀と、どうしようもなくくだらないユーモアが、舞台上であざやかに結びつくとき、思いがけないせいの輝きが誕生する。
『時に想像しあった人たち』で MITAKA“Next” Selection24th選出。
『光だと気づいた順に触れる指たち』で佐藤佐吉演劇祭2024 優秀脚本賞受賞。
##おわりに##
教える・教えられるという関係を基調としたWSではありません。他者と自由に演じて作品を作りあげる事を目指した「場」です。その中で自由が孕む見過ごせないキュートな不自由さ、他者と作り上げる可笑しくも切実な不自由さを実感してもらえればこれ以上の歓びはありません。演劇は誰かがいなくては成り立ちません。台本が正解ではありません。演劇は役者と台本と演出が渾然一体となってきょきょろする事です。言葉を使い、言葉では想像できないものを想像することです。君のことを思い浮かべる事です。何か1つぐらいやましいことがあっても、とりあえずそれを含めた自分を肯定することです。
みなさんの応募を心からお待ちしております。
東京を中心に演劇活動をしている排気口の菊地穂波です。
過去に何度やっている演劇のWSを今回もやる事になりました。
年齢経験性別不問(応募フォームに記入する必要もありません)のWSです。大好評だった去年12月にやった「怖い演劇をつくってみよう」に代わり今回は「せつない演劇を作ってみよう」です
各班に分かれて短編台本を元に配役を決めて稽古をして最後に発表して終わりです。リーディングではないので立って演じます。出ハケや舞台上の空間も各班でアイディアを出して考えます。だから自由に演じて、自由に楽しんでください。演じることを主体にしたWSです。
##企画内容##
WS用の短編台本をもとに、参加者の皆さんをいくつかのグループに分けます。
グループごとに参加者の皆さんで、それぞれの作品や演技、身体についてなどを話し合ってもらいます。
この話し合いでは、皆さんが演出であり役者の立場です。
それぞれの台本に対する考えや動き、演技のアイデアをお互いに出しながら、必要であれば台詞に手を加えてもかまいません。
(ただ、全部変えて全く別物の台本になってしまうと困ってしまいます。あくまでもWSの台本を基本においてください。)
それを経て最後に、各グループがそれぞれ作品を発表して講評します。
補足などは当日に説明いたします。
台本については、ほとんどト書きがありません。
その部分は皆さんが自由に演技や動きを考えてください。
小道具なども当日一切ありませんので、全てジェスチャーでお願いします。
また、台本を覚えてくるのは必須ではありません。
台本を読みながらで大丈夫です。覚えていただけたら、それはもうベストです。すごいです。すごいって当日言います。
配役については、各グループごとに話し合いの上で決めて、好きな役をやっていただいてかまいません。
話し合いの中で配役を変えるのも自由です。
今回は「せつない演劇を作ってみよう」です。
せつないとはどんなものでしょうか?恋愛のせつなさでしょうか?失恋の、片思いの、嫉妬の、性愛のせつなさでしょうか?もちろん、そーいうせつなさもあります。でももっといろんなせつなさもあるはずです。
祭りの縁日で自分だけ500円しかお小遣いもらえずに周りがチョコバナナとかタン串食べてるのを眺めてる時、お気に入りの服を友達にちょっと弄られた時、また来るねって挨拶した遠方の居酒屋が今度来た時に潰れてた時、楽しくて仕方なかった夜の出来事を楽しくて仕方なかったって思ってたのは自分だけだったって気が付いた時。これ以外にももっとあるはずです。
せつないとは自分が思っている事や感じている事と周りの現実がズレる時にたびたび私たちの胸にやってきます。或いは自分が思っている事や感じている事をそのまま言葉に出来ない時にそっとやってきます。苦笑いによく似た淋しい笑顔を連れて。
たぶんせつなさとは叶わなかった世界の姿です。こうなればいいなと願う事を止められない私たちの営為は、日々小さな、時には、大きなせつなさ(=叶わなかった世界の姿)を生み出して過ぎ去っていきます。
せつない演劇を作ってみようという事は、叶わなかった事を叶わなかったままの形で再現しようとする事なのかもしれません。
それがどんな効能で、どんな効果で、どんな技能的習得があるかは分かりません。もしかしたら全くないのかもしれないのです。
けれども、あえて、出来る限りにせつなさの渦中へ入ってみようと思います。叶った事だけがすべてだと思わない様に。歓びだけがすべてだと思わない様に。貴方の笑顔がそのまま最高であることの証であると1人勝手に思わない様に。触れたら消える叶わなかったかつてすべての私や貴方の残滓があって、出来る限りくだらなく、楽しいやりかたで、もう一度それと出会い直す為に。
##募集内容##
a2月14日(土)17:40~21:40
b2月21日(土)17:40~21:40
c2月22日(日)17:40~21:40
d2月23日(月・祝)17:40~21:40
e2月28日(土)17:40~21:40
場所
下北沢某所
参加費2500円
短編台本を使ったWS
年齢経験性別不問
##応募方法##
haikikou001@gmail.comまで 1.名前(ふりがなもお願いします)2.ご連絡先(メールアドレス)3.希望の時間帯(例a12月 6日(土)17:40~21:40等の様に書いて頂ければ) 4.志望理由(なければ大丈夫です)5.その他何かあれば
上記を送って頂けたら後日ご案内のメールを送らせて頂きます。
##実績・経歴等##
菊地穂波 劇作家、演出家。劇団「排気口」主宰。さまざまな傷を抱えた人物たちを、想像力に希望を懸けたリリカルなストーリーと、その随所にちりばめた多層的な言葉のおかしみによって描きだす。誰しもが思い当たる人間の悲哀と、どうしようもなくくだらないユーモアが、舞台上であざやかに結びつくとき、思いがけないせいの輝きが誕生する。
『時に想像しあった人たち』で MITAKA“Next” Selection24th選出。
『光だと気づいた順に触れる指たち』で佐藤佐吉演劇祭2024 優秀脚本賞受賞。
##おわりに##
教える・教えられるという関係を基調としたWSではありません。他者と自由に演じて作品を作りあげる事を目指した「場」です。その中で自由が孕む見過ごせないキュートな不自由さ、他者と作り上げる可笑しくも切実な不自由さを実感してもらえればこれ以上の歓びはありません。演劇は誰かがいなくては成り立ちません。台本が正解ではありません。演劇は役者と台本と演出が渾然一体となってきょきょろする事です。言葉を使い、言葉では想像できないものを想像することです。君のことを思い浮かべる事です。何か1つぐらいやましいことがあっても、とりあえずそれを含めた自分を肯定することです。
みなさんの応募を心からお待ちしております。