「袴田くるみアニメーションの魅力」袴田監督初の特集イベント。短編4作品を一挙上映。入場無料
日大芸術学部映画学科出身のアニメーション映画制作者、袴田くるみ監督の初の特集上映です。
黙々とたった一人アニメーションを作り続ける袴田くるみ。天性の表現力と恐るべき意志の強さを秘めた若手アニメーション監督の作品をご覧ください。
2023/11/4/土曜日 18:00~21:00
ギャラリー古藤 練馬区栄町9-16 03-3948-5328
「江古田のまちの芸術祭」の一環で開催されます。
入場無料 予約不要 定員30名
お問い合わせ:kinojiya66@gmail.com(「袴田くるみアニメーションの魅力」実行局)
ディスカッションを挟みつつのリラックスした雰囲気の上映会です。
観て終わりではなく、今の世の中に巣食う「凡庸な悪=人権侵害、ハラスメント」についてトークシェアできればいいなと思っております。
上映作品
「渚のカサーレス」(2017年・7分)
「陳腐な男」(2018年・11分)
「タイムマシン」(2019年・14分)
「ジョディ」(2021年・11分)
以上4作品(上映順)
「渚のカサーレス」:数百年前、人類は地上を捨て地下に潜った。クローン人間に労働を任せたわたしたちは、陽の当たらない世界でも幸せに暮らしていけると思った。わたしの夫もそういうクローンの一人だ。彼はわたしと子供が持てないのをいつも気にしていた。彼は眠っている時、よく「カサーレス」という名をつぶやいていた。わたしは「カサーレス」の正体を突き止めるため、地上へ行くことにした。
「陳腐な男」:こどもを産むことができない私は、代わりに労働ロボットを作った。しかし人々は彼らを嫌い排除した。私はロボット廃棄の責任者に復讐することにした。私のかわいいこどもたちを殺すような奴は怪物に決まっているのだ。
「タイムマシン」:「おれ、おまえの兄貴にレイプされたんだ。」そう打ち明けた友人を俺は責め、傷つけてしまった。次の日、あいつは自殺した。ほんとは、あいつに落ち度なんかなかったんだ。俺は何も分かっていなかった。25年が過ぎた今も、ずっと考えているんだ。もしもあの日に戻れたら、俺はあいつを救うことができるだろうか、と。
「ジョディ」:彼女は名もないロボットだ。いつも持ち主から暴力を受けては、修理屋である私のもとに送られてくる。結果は同じだと分かっていながら、私は彼女の記憶を消して、持ち主の元に送り返す。だって、ロボットは何の権利もないのだから、仕方がないでしょう?辛い記憶なんて、ロボットだって忘れた方が楽なはずだ。でもある夜、彼女は、記憶を消さないでほしいと言った。自分が受けた暴力を、なかったことにしないでほしいと。
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掲載者情報
掲載者 | 「袴田くるみアニメーションの魅力」実行局 |
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担当者 | 二瓶、関根 |
お問い合せ先 | kinojiya66@gmail.com |
関連URL | https://ekogei.org/ |
その他情報 |