映画惑星vol.4　アーカイブ映像

先月の26日（土）に開催されたオンライン自主映画上映会　映画惑星vol.4のアーカイブ映像を7月14日（水）までの期間限定で公開します。
どうぞお楽しみ下さい！
https://youtu.be/tHRX8sxhNfY


◆上映作品

①『地の塩』（2012年/25分/山岸信行）
【お話】刑務所から出所したてのヤクザ工藤は、服役中同房の銀行強盗から聞き出した強奪金3000万円の隠し場所である河岸へと子分２人と彼らのガールフレンドを連れて向かった。強奪金を組の再建資金とすべく、テキト-に描かれた地図を頼りに穴を掘り始める工藤たち。3000万円は本当にここに埋まっているのか？　哀愁漂いユーモア溢れる人間喜劇♪

②『YARASE～フェイクニュースの見破り方～』（2018年/39分40秒/大川晃弘）
【制作意図】報道番組のやらせ問題を面白おかしく描いたフェイクドキュメンタリー。
【あらすじ】報道番組のディレクター・万破岩男とAD・堀かなえは、とある婚活詐欺事件を取材していた。しかしそこに事件性はなく取材は白紙に。何としても番組でオンエアするため万破は事件をでっち上げるため「やらせ」行為に手を染め始める…。

③『夢咲案内人・タイムカプセル』（2019年/19分50秒/荒井その他）
【制作意図】家族をテーマにした物語を作ろうと思い制作しました。
【あらすじ】心が離ればなれになりかかった家族に夢咲案内人(妖精)がタイムカプセルを届ける。家族は祖父、息子夫婦、孫娘の四人暮らし。カプセルの中身はぬいぐるみ。
祖父は喜ぶ孫の手に抱かれるぬいぐるみを見つめる。
遠い昔、先立って逝った妻がお腹に宿る子供の為にと、作ったぬいぐるみと同じ物だった。祖父の記憶は鮮明に思い出されていく。妻は流産してしまう。それがもとで夫婦の間には隙間が生じる。
そんな過去を振り返っていると新たにもうひとつのタイムカプセル。それは30年前の自分が現在の自分へ元気で幸せに暮らしているであろう30年後の妻と自分への労いのメッセージとささやかなブローチの贈り物。やがて孫娘がぬいぐるみの中に手紙が入っていた事に気付き祖父へ。手紙には亡き妻から夫へのメッセージ。
お互い元気でいずれ生まれてくる孫と幸せに暮らしていきたいとの言葉が書きつづられていた。

④『方舟』（2021年/4分/渋谷樹翔）
【制作意図】2020年、思わずときめいたもの、心惹かれたものは全て写真に収めて、どこかに掲示してずっと残しておこうと思った。そこに映るのは何てことない日常にあるもので、そこから感じる切なさに近い何かに自分を投影したり、それらを忘れないようにしたかったんだと思う。
⑤『ダム愛』（2020年/3分/井上裕季子)
【制作意図】年齢、性別、障害の有無、言語、文化 等の違いに関わりなく全ての人が地域社会の一員として尊重され、理解し支え合う社会の実現を願います。
【あらすじ】新型コロナウイルスの感染流行が長く続くことで、以前のような生活に戻れず、不安や、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか？
私達の暮らしや社会を大きく変容させた新型コロナウイルスの脅威。未曽有の事態の下で何が起き、人々はどんな思いで日々を過ごしているのか。この作品はコロナ禍と向き合うあるろう者の実体験を描いたものです。
感染症によってすべての人が未曽有の状況に投げ込まれている今、一人一人が柔軟でオープンな初心に戻り、『信じる心』を磨いて自分の足で前に歩んでいく覚悟が必要ではないでしょうか。不安な毎日が続く中、2020年3月から2021年今なお現在もダムの放流は中止されています。明日を信じ、ダムの放流再開を信じるあるろう者の姿が、コロナ禍を生きる私達に勇気を与えてくれます。

⑥『クッキング』（2020年/7分5秒/Yuki）
【制作意図】演技ワークショップにて出会った2人の役者が自分達の宣伝材料にもなる映像をつくりたいと思ったところからこの企画がスタート。島田健司さんに原案・脚本をお願いし、撮影・編集は自分達で行いました。表情やしぐさを多くみせたいとの意図から、イメージショット多めで台詞はほぼなし、をベースに、仕上がりは意外とファンタジーな作品となりました。役者2人で創る作品としてはこれがはじめてで拙作ではありますがご覧頂けますと幸いです。
【あらすじ】彼氏とケンカをしたA。悔し涙にキャベツを刻み続けると、そこに現れたのは・・・？

⑦『馬車鉄道の去る頃に』（2020年/10分26秒/銀傘）
【あらすじ】今は無き秋保電鉄の歴史調査で太白トンネルを訪れた男性は、すれ違った女性に幽霊が出ると忠告される…現代によみがえる大正ロマンスホラー、短編映画。