真の俳優への変容の旅【アクターズ・ジャーニー】9月~12月期参加者募集

投稿者:akira
募集地域:東京都  投稿日:2017-08-10 11:58:54
URL:https://peraichi.com/landing_pages/view/acjour17

” 他所で某有名監督の短期ワークショップに参加するにあたり、
ここで学んでいることを自分なりに総動員して準備したおかげで
初日から自信を持て、誰にもプレッシャーを感じず居られました。
最終日には女性25名の中で私が1番とお褒めを頂きました。”

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「技術」や「スキル」というものは本来このように、どこへ行っても通用するはずのものです。ある場所で評価されたことが別の場所では嫌われてしまう~とは多くの学び始めの俳優が口にする悩みですが、そのような状況でいくら現場やワークショップに通い詰めても本質的な「上達」は望めません。 事実そうして「10年もの歳月を無駄にした」と打ち明ける俳優もいます。一方このコメントをくれた女優の方は3ヶ月で上記の成果を出しました。その時点ではまだここでお伝えしているリハーサル・ロードマップの半分をようやく過ぎたあたりでしかなかったにもかかわらず、です。


「日本の実情」から生まれた技術習得のためのロードマップ

「MWS(月曜ワークショップ)」は ’16年初頭に書籍『イヴァナ・チャバックの演技術』(白水社)の自主勉強会として始まり、世界レベルの演技テクニックを追求する数少ない定期練習の場として発展してきました。その道のりにおいては目覚ましい演技力の向上を見せる俳優もいる一方、日本の演劇・映像界の実情に端を発する様々な課題も明るみになってきました。一度出来たことが次には出来なくなってしまい積み上がっていかない。キャラクターがいつまでも「他人」のままで自分と同化しない。単発的なシーンは演じられても全体の物語世界から抜け出してきたような生きた人物にならない。監督の誘導のもとでなら辿り着ける理解が、自分独りではとうてい導き出せない。……などなど。こうした躓きの数々を通して、イヴァナ・チャバックのルーツでもあり現代演技メソッドの世界標準である「後期スタニスラフスキー」がなぜいまだに日本に浸透しないのか、その根本的な理由も垣間見えてきました。


人間を理解できなければキャラクターも理解できない。
人生を理解できなければ、ストーリーも理解できない。

卓越した演技を発揮するには、まず自分が演じるキャラクターに誰よりも精通する必要がある。このことに異論のある人はいないでしょう。しかしいったいどこまでを理解すれば、その人物を「真に」理解したと言えるのでしょう? そのために脚本をどう読み、何を掴み取る必要があるのか? このゴールが曖昧なままでは自分の仕事姿勢にも確信を持てないはずです。「脚本」というものに対する業界全体の意識とリテラシーの低さは日本特有であり、長らく問題視されてきましたが、今も一向に改善を見ぬ領域です。これが俳優たちの演技力の停滞にも大きな影響を及ぼしていることは明らかでしたが、今回あらためてそれがどれほどリアルな壁となって立ちはだかっているかを目の当たりに出来ました。どんなネームバリューのあるテクニックを学ぼうとも、由緒あるスクールや高額なセミナーに参加しようとも、そこで得た技術を使いこなす「核」の部分が欠落したままでは何の違いも生めません。


真の俳優への変容の旅

「アクターズ・ジャーニー」はこうした日本の現実的な課題から編み出されつつある画期的なトレーニング・プロセスです。俳優がキャラクターを読み解き、シーンのリハーサルを通して自分自身と人間、さらには人生と物語のダイナミズムを経験・理解するために敷かれた他に類を見ないロードマップです。ここにあるのは世界標準の「演技理論」の、単なる受け売りではありません。まずなによりも本物と呼べる俳優に絶対欠かせない「脚本と物語に対する根源的な理解」を、神話学から最先端のトランスパーソナル心理学にまで至る包括的な知見で統合したシンプルなモデルによって提示します。そこには一流監督たちが実践している「演出法」に隠された秘密を、俳優が自分の「演技メソッド」として使いこなせるよう抽出し溶け込ませてあります。さらに「演じる」という行為そのものを脳科学から新たに解釈し直すことで、実践面での再現性をどこまでも高めていきます。こうしたあらゆる要素を融合しながら、それでいて俳優が一度これを身につければ、あとは自分で毎回の作品への準備に使っていけるよう極限まで絞り込まれた自主訓練システム、それが「アクターズ・ジャーニー」であり、今まさに進化と発展の只中にあるのです。


主催者について

akira.s (director/writer)
10代前半から映画製作を開始した主催者は、インディペンデント・フィルムメーカーのカリスマ講師ダヴ・シモンズや、AFIのマークトラビス、UCLAのバーニー・リクテンシュタインらに直接指導を受け、世界水準の演出・脚本技術に触れてきました。全く演技経験のない大学の友人らに一ヶ月間の演技指導を行い撮り上げた短編『Oddman's Logue』が国内大手映画祭に入賞、初の長編映画『FACELESS』で脚本・監督を務めます。このとき伝統的なメソード演技と即興を軸とした予測不能なリアリティの統合を試みますが、納得の得られぬまま自身の課題へと持ち越すことに。その後もロバート・マッキーやクリストファー・ボグラ―といった物語論、深層心理や精神世界など様々な領域から人と物語との関わりを学びながら、国内外映画祭などに新作を公開。その傍ら、自作で主演を張ってくれた俳優が大舞台の勝負作で本領を発揮できない姿を目にし、どの現場でも通用する演技指導の方法はないか思案を始めます。イヴァナ・チャバックを通じて後期スタニスラフスキーを学び始めると、かねてよりの課題であった「高い再現性の演技」と「偶発的な一回生の生々しさ」の統合、そしてそれまで学んだあらゆる分野がひとつの道に収斂していく可能性を見出し、 '16年から始めた演技WSでその方法の具体的な探求と開発に乗り出します。こうして1年の試行錯誤を経て現在の姿へと形作られて来た独自の訓練法が「アクターズ・ジャーニー」です。主催者はさらなる検証と磨きを加えながら、これを自分の監督術として還元するべく研鑽を続けています。


これまでの参加者の声

”「脚本分析」という謳い文句のWSも他に受講経験はありましたが、一つの脚本に関しての説明で終了したり「大量の脚本を読みなさい」と言われただけで他に指導もなく何も学べませんでした。そんな学べる場所も正しく教えてくれる人もなかった脚本分析を、このWSで始めて理論的に教わる事が出来、これまでにない成長を得られました。”

”このロードマップで自分が全体のどの部分にいるのか分かりやすくなり、他の場所でアドバイスを貰った時もどの部分のことを言われているのか理解しやすくなった。”

”世の中一般に「演技とはこういうものだ」と思って行われていることと、今のハリウッドなどの一流俳優がやっていることが、定義の部分からすでに根本的に違うと知って衝撃でした。その違いをここまで細かく理論立てて説明してくれ、矯正してもらえることが、自分には革命的な体験でした。 ”

”オーディションなどで周りの参加者がいかに何も考えずただ台詞に飛びついているだけなのか手に取るようにわかるようになった。今ではそういう連中を全く自分の敵にならないとまで思える自信がついた。”

” 多くのWSはもっとこうしてなど結果だけを言いますが、その結果になるまでの方法を知らないほうが多い。このワークショップではそのやり方をちゃんと分かりやすく事実に基づいて教えてくれるから絶対タメになる。 ”



9月~12月期の参加メンバー募集

現在MWS内で開発の続けられているこのトレーニング・プロセスに、新規で参加したい意欲のある若干名の方を募ります。

期間:9月11日~12月中旬の毎週月曜。全13回を予定。

場所:台東区の貸しスタジオ。

時間:昼部(14時~18時)
   夜部(18時半~21時半)
   ※夜部は臨時追加枠として希望者多数の場合のみ開設を検討します。内容は昼夜ともに同一です。
   詳しくは下記応募方法も参照下さい。

参加費:15000円(全13回分トータルの金額です。一括前払いとなります。
    初回見学のうえで最後まで参加するかどうか検討して頂いても構いません。)

条件:世界レベルの演技力を本気で志している俳優の方。年齢不問。
   その活動によって映像・演劇界に貢献する意志のある男女。
   『イヴァナ・チャバックの演技術』(白水社)を既読又はこれから読了すること。
   フェイスブック・グループ用にアカウントを用意できること。
   極力休まず安定した参加姿勢を保てること。
   開始前と期間中の宿題にもしっかりと取り組めること。

定員:両部とも最大10名程度。MWSからの継続参加者に合流する形となります。


応募方法

以下を明記のうえ、infothegeek@gmail.com までご連絡下さい。

1)履歴や写真の載ったプロフィール。どんな訓練をしてきたかと、出演作品の映像などがあればリンクも。

2)希望動機:目指しているゴールと、これまでの俳優活動における問題意識など。

3)この募集投稿を見たサイト名:(FBのグループ/シネマプランナーズ、等)

4)希望時間:昼・夜の各部について、○:希望、△:調整可能、☓:不可能、の三択でそれぞれ回答下さい。(記述例「昼:○/夜:☓」「昼:△/夜:○」など)

男女比や年齢バランスなど総合的に考慮して選考させて頂きます。クリアした方には9月初頭までを目安に連絡致します。

【※重要※】上記アドレスが迷惑フィルターにかからないよう、受信許可などの設定確認をお願いします。
(スマホしかなく設定方法が解らないといった方は、予備の連絡手段(別アドレスかFBアカウント)を添えてお知らせ下さい)

webも合わせてご覧ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/acjour17


==FAQ==

Q:練習を具体的にどう進めていくのか教えて下さい。

A:まず演目とする課題作を劇場映画から3作品とりあげます。ひとつの作品から各シーンをひとつずつ抜粋し、ペアでその場面を練習して頂きます。この「練習の行程」を学ぶことが主目的であり、毎回「いい演技を見せてやろう」と我流で表層を作り上げてしまうWSと異なる部分です。「脚本の読み方」から「リハーサル過程で検証すべきこと」「台詞を自分の言葉にする方法」といった学びを重ね、真の「技術」を着実に身に着けてもらいます。この行程に全13回をかけて、アクターズ・ジャーニーのロードマップに沿って進んで頂きます。この訓練により他の場所でどんな脚本を渡されても同じ行程を踏むことが可能になり、常にハイパフォーマンスを発揮できるようになります。また参加者には毎回翌週までにジャーナルを提出してもらい、一人一人の進み具合を確認しながらスタジオで個々にフォローを行っていきます。これによってプライベート・コーチングにも匹敵する深いフィードバックが得られます。

Q:課題作にはどのようなものが取り上げられるのですか。

A:これまでに扱った作品は『キャッチミー・イフユーキャン』『シカゴ』『ヴィレッジ』『おくりびと』『ゆれる』『(500)日のサマー』『ファイト・クラブ』『ブラック・スワン』等など。この9月からは『ミザリー』『アメリカン・ビューティー』『ナイトクローラー』を予定。これらは期間中何度でも観返せるよう準備しておいて頂きます。他のWSにありがちな、映像内で既に完成されているキャラクター像をトレースするようなやり方ではなく、徹底的な脚本分析からその人物の本質が何であるかを探し当て、各俳優が自分にしかない個性を使ってそのエッセンスを表現していく方法を追求します。

Q:脚本の読み込みが苦手です。それでもやらなくてはならないでしょうか?

A:おそらく今の段階でそれが「得意」だという俳優は日本にはいないと思います。これまでにも事前準備として脚本の分析課題を提示した途端に参加を辞退してくる俳優が何人もいました。脚本が読めない俳優というのは楽譜の読めない演奏家と同じです。大方の「読めている」つもりの俳優も、現実にはほとんど読めていないのが実情です。それは演出家や監督の言いなり・マリオネットになってしまう、あるいは率先してなりたがってしまう俳優が後を絶たない要因でもあります。自分の頭で考えたく「ない」のです。この点にまず自覚を持つことはある意味で正しい第一歩です。苦手意識があるからと言って劣等感に苛まれる必要はないのです。日本の教育システムに問題があります。「読解」と「解釈」の違いは何か? と聞かれて答えられる日本人は1%もいません。これが判っていないと文章を正しく「読めている」ことにならないにも関わらずです! 我々はこのレベルから出発します。それは日本で他に類を見ない水準の、脚本への取り組みの出発点です。

Q:これまでにメソードやマイズナーといったテクニックを学んできましたが、これらは役に立たないということなのでしょうか? 現場でこれらを活かそうとしても、いつも何かがしっくり来ません。

A:正しい理解とともに身についたテクニックであれば、それらは確実に表現力に寄与しているはずです。ここで言う表現力とは身のこなしや発声、感情への反応といった基礎的なことであり、メソードを学ばれた方なら「楽器としての身体の調律」という喩えはご存知かと思います。ただしそこで完了したのは本当に「調律」に過ぎず、その先に「楽譜(=脚本)の読み方」、それに沿って「演奏(=演技)」していくことの実際、そしてそこにどう本当の「表現力」というものを意味ある形で乗せていくのか、他の演者らとのアンサンブルをどう実現していくのか、などなど、はるかに膨大な量の「本当の」課題が控えています。それらすべての出発点に「脚本を主体的に読む」という課題があり、ここを正確にクリアできている訓練機会が日本には絶望的に少ないと感じています。現場でそれらの基礎技術を活かせないとしたら、この部分が原因のひとつでしょう。

Q:『イヴァナ・チャバックの演技術』を読むようにとありますが、一見したところ自分には難解です。期間開始までに読みきらないといけないでしょうか? 練習はこの本に沿って進むのですか?

A:イヴァナの本はスタニスラフスキーの用語や理論、それらを実践的に使いこなしていく具体例の数々を知って頂くためにも、またこのWSで背景とする多くの共通認識を得るためにも読んでおいて頂きたく思います。実際の練習では世界標準であるスタニスラフスキーに準拠したうえでの、我々独自のロードマップを用います。よって開始前に読了しておくことは必須ではありませんが、極力読み進めておいたほうが理解の助けになります。このWSが自分に合うか合わないかを事前に判断するひとつの指標としても、この書籍を本屋などで手にとって眺めてみることをお薦めしています。また、イヴァナ独自の要素や彼女のテクニックそのものに拘りがある方は、我々のWSではなくイヴァナ認定講師のもとへ出向かれることをお薦めします。

Q:フェイスブックのアカウントを持っていないのですが、グループに入るのは必須でしょうか?

A:フェイスブック・グループでは全体への連絡事項や、WS内容をより深める様々なコラムなどを練習と並行してシェアしていきます。脚本分析についてスタジオで話し切れない内容なども多く掲載していますので、諸事情でフェイスブックを避けている方なども、本グループのためだけにダミーアカウントのようなものを作って加入して頂いております。これに関しては必須とご理解のうえご検討をお願いします。

Q:イヴァナのWSなどでは自分のプライベートを人前で曝け出す必要があり、そこに抵抗を覚えていました。こちらでもそうしたことを強制されるのでしょうか?

A:全員の前でそれを行う必要はありませんが、主催者との間ではパーソナリゼーションのプロセスに必要最低限のディスカッションを要求します。それは1対1の対話であったりメールのやりとりでも構いません。ただやはり演技のフィードバック上、皆が見ている前でも部分的な言及を行う必要は生じますので、他の参加者にプライベートを完全秘密で通すことは事実上難しいとお考え下さい。そこで話される私的な内容は一切スタジオの外には持ち出されない、という同意はすべての俳優の練習環境において共有されている約束事のはずですが、ここでもその守秘義務契約は遵守されています。(参加を以て契約に同意したと見なします。)この点で互いを信頼できる俳優同士が集まって練習環境を形成していって頂きます。

Q:基本的すぎることで恐縮ですが、そもそも何が「良い演技」なのかいまいち確信できません。こちらではどのようにそれをお考えですか。

A:「良い」と目される演技は時代やメディアの形態によって変わってきました。作り手と受け手は常に作品を介した集合的なコミュニケーションを積み上げています。その過程で双方向的にコンセンサス(同意・約束事)が形成、発展していきます。それは今この瞬間も進化し続けています。表層的には古典の舞台と最新の映画とで「求められる良さ」が当然異なります。しかし根本の部分においては太古の昔から同じなのです。その根本にあるのは目的です。そもそも物事は何をもって「良い/悪い」と判断されるのかと言えば、最終的にはその対象が「目的にどれだけ叶っているか」です。どんなに卓越した技術と身体パフォーマンスを持ったサッカー選手でも「点を取りチームで勝利する」という目的に貢献できなければ「良い選手」とは見なされないでしょう。では俳優として演技することの目的とは何か? ここを明確にすることによってはじめて、俳優の仕事が何のために何をどれだけ行わなくてはならないのかを理解できます。すべての訓練プロセスもこの目的を意識してはじめて本当に功を奏するのです。我々は当初からこの点に一貫した解答を提示してきました。「俳優の演技とはストーリーテリングの一形態である」というのが答えです。これは世界では空気のように当たり前の常識ですが、日本人にとっては完璧な盲点となっている部分です。これが一体どういうことなのかを、我々のカリキュラムでは経験として理解していって頂きます。

Q:これまで多くの映画監督主催のワークショップに参加して、いつも違うことを言われて釈然とせず、不信感に陥っています。ここもそうした場所のひとつにならないかと心配です。

A:そうした場所の多くは、監督自身が「演出レベルでの要求」と「技術レベルでのフィードバック」を混同しているように見受けられます。監督がすでに頭の中にある自分の好きな・自分の観たいリザルト演技(結果が前もって固定されているモノマネのようなもの)を要求してくる場合、俳優にも同様の混乱が生じます。演出においてはリザルトを求めるのがやむを得ない局面もありますが、もしその監督が全ての状況でリザルト演出しか方法を持ち合わせていないようであれば、彼/彼女の指導下で得られるのは「技術」と呼ぶには程遠いものとなるでしょう。学びの途上にある俳優を常に混乱させるのは、その技量を推し量る「ものさし」が、行く先々で違うものをあてがわれることです。それら「ものさし」自体が多くは各演出家・監督らの「我流」つまり単なる「好き・嫌い」であるため、そうした場所をいくら渡り歩いても徒に四方八方へ引きずり回されるだけであることに一刻も早く気づかなくてはなりません。これらの場は「現場の疑似体験」として参加するにはいいかもしれませんが、「芯となる技術を身につける」目的には相容れないでしょう。

MWSでは一貫して「本当の技術」を追求してきました。それは世界の一流俳優や演出家が現在進行系で学んで実践しているものと同じ理論体系に基づいたものです。演技理論だけでなく演出・脚本理論など多面的な領域から互いの効果性を確認しあって取捨選択されています。それによって今もインタラクティブに進化を続けている「観客と俳優」との間のコンセンサスに遅れることなく、リアルで安定していて、型にはまらない、つねに新鮮味のある演技を、そしてその俳優独自の持ち味を存分に引き出すクリエイティビティの発揮の仕方を、ここでは最重要視しています。そうした訓練を経ていくことで、ありきたりなリザルトを再生産するだけの馴れ合いに堕している場と、全く新しい真実の創発を追求している場の「違い」まで見分けられるようになり、自分がどんな人々と関わっていけばいいのかも以前よりはっきり判るようになってきた、との評も参加者からは得られています。

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最後に

どんな分野の技術であれ習得するのは生易しいことではありません。アクターズ・ジャーニーもまた真の技術体系であり、小手先のテクニックとして付け加えられるレパートリーではありません。人によってはこれまで間違って覚え込まされてきたことから決別する必要にも強いられるでしょう。MWSは「お芝居している時間」を手に入れて何となくの安心を得る集まりでもなければ、ハイテンションな甘言で一時的な高揚感を提供する所でもありません。参加者は慌ただしい日常から速度を落とし、静かに自分自身と向き合う時間を要求されます。監督に気に入られ作品に誘ってもらえるのでは、オーディションを斡旋してもらえるのでは、などといった下心も通用しません。こうしたノイズに惑わされることなくして、ようやく本物の高みを純粋に見据えらるようになります。そのような誠実な環境を求めてやって来る仲間たちと出会い、共に切磋琢磨できる稀少な場です。本来なら何百万円とかけ海外留学でもしなければ得難かった学びがここにはあります。主催者は目下これを非営利で行っているため、今期の完了後はいつどのように変化・消滅するかもわかりません。少しでも興味を持たれた方でスケジュールを工面でき、今よりさらに高みを目指す志が本物なのであれば、この機会を絶対に逃さないで欲しいと感じています。そのような縁のあり、互いにインスパイアしあえる人たちとの出会いを心待ちにしています。


Monday Workshop
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