脚本家・演出家・映画監督じんのひろあき脚本解析講座シナリオパルプンテ番外編 役者のための『レザボアドックス』4月28日15時~17時 高円寺シアターバッカス

開催:2019年04月12日~2019年04月28日
投稿者:じんのひろあき
募集地域:全国  投稿日:2019-04-12 13:08:04
URL:https://t.co/9xn41bOk2v?amp=1


今まで舞台をやってきた、もしくは演技の経験がない私はどうやって映像の演技について学べばいいのか?

よく聞かれる質問ですが、それはまず映画を見て人の演技から学ぶことから始めるべきでしょう。

では、どんな映画を見ればいいのですか?
どんな映画が参考になりますか?

これもよく聞かれます。

どんな映画でも参考になります。けれども、それはその映画をどういう視点でどう見るか、にかかっていて、見当違いのところを見ていたり、そもそも、映画を見て感動したとかどうとかという、自分の観客として見た話をしているようでは、役者の糧になるはずがありません。

映画のどこをどう見るのか?
うまい演技を、うまい脚本の元で言った台詞、前後の流れの中で動いた、振り向いたそのしぐさを「うまい」と勘違いしていませんか?
存在感がいい。と、ひとくくりにいいますが、では、存在感とはなんでしょうか?

そこをつきつめて話しをしたことがありますか?

じんのひろあきがやってきた映画脚本解析講座シナリオパルプンテでは、脚本家志望のかた、また映画を脚本の構造を読み解くというところから理解したい人向けにレクチャーしてきました。

これから、ホームグランドである高円寺のシアターバッカスにおいて、役者のために映画を読み解いていく講座をスタートさせようとおもっています。

初回はクエンティンタランティーノ監督作品『レザボアドックス』です。

これはワンシチュエーションものであり、登場人物も限られている限りなく演劇に近い映画ですが、きわめて映画的な映画に仕上がっています。

そこでなにが行われているのか? を、解説していく講座です。

こういった映画の講座は数を見ていないと、知らないと馬鹿にされるのではないか、とびびってしまうものですが、まったくゼロからレクチャーしていきますし、そもそも、私が解説するような映画の見方をしている人に日本ではあまり会ったことがありません。

また、この講座は4月28日(日)の15時から行われるものですが、27日(土)28(日)の13時、17時、19時に じんのひろあき監督作品映画『唇からナイフ』の上映も行っております。
 今回、役者のためのシナリオパルプンテ初回特典として、受講料2000円を払っていただければ、映画『唇からナイフ』の入場も無料といたします。
 予約フォームに記入の上、もし27日(土)に映画を見て、28日(日)にパルプンテを受講したい場合は、27(土)に映画を見る時に、パルプンテ代もお支払いいただくことになります。受付できちんと把握しておきますので、パルプンテの時は受付でお名前をおっしゃっていただければ、そのまま入場していただくことができます。

■定員 30名

■日程  2019年4月28日(日)15時00分〜16時40分

■金額 2000円

■場所 高円寺シアターバッカス
  杉並区高円寺北2-21-6 レインボービル3階
  JR高円寺駅北口を出てロータリーを越え、左側の道、通称高円寺純情商店街、いち五郎前。

予約フォームはこちらにあります
映画 唇からナイフ公式HP

https://t.co/9xn41bOk2v?amp=1

●お問い合わせ
hjinno04@yahoo.co.jp じんのひろあき


【気持ちを作ることではなにもつたわらない】
 台本を読んで気持ちを作る、とよく言いますが、気持ちを作ったところでそれが相手に伝わる?
 ほんとですか?
 それはあなたがただ思い込んでいるだけではありませんか?
 表現とはそれがわかるように、することなんですよ。
 気持ちを作ることで、相手に伝わり、そしてそれを相手、つまりお客さんがきちんと理解して肯定してくれるのだとしたら、どうして世の中には『片思い』ってものがあると思いますか?

 どうすれば、わかるようになるのか?
 どうすれば、伝わるのか?

 それをすぐれた俳優達の演技を見て、考えて、真似ることによって会得しましょう。
 真似することから、学ぶんです。
 なにも見ないで、頭の中のイメージで描いた花瓶をデッサンして、それが緻密なデッサンになるわけがないじゃないですか。それと同じです。見ること、見る目を養うこと。
 
【台本には台詞とト書きしか書いてない】
 よく「行間を読め」などと言う人がいますが、信用してはいけません。
 行間を読んだことがありますか?
 白いですよね。
 なにも書いてないですよね。
 あの白いところをずっと眺めていると、なにか見えてくるんですか?
 見えてきたとしたら、それは……しかるべき治療施設に行くべきです。
 台本を読む時間があるなら、自分たちがこれからなにを表現したいのか、そのためにはどうしたいのか? を対話しましょう。

【役者は台詞を喋っている時間よりも喋っていない時間の方が長い】
 これに気づきましょう。
 オーディションなどをやると、ドアから入ってきた瞬間の歩き方、たたずまいで実は選ぶ側は「お、これは」とか「見よう」と思うものなのです。
 これは選ぶ側を一度でも経験した人はわかることです。
 オーディションは落とそうと思ってやっているわけではありません。
 よく世の中で言われている、実は主役は最初から決まっていて、出来レースになっているオーディションばかりだ、というようなものも確かにあります。
 が、それでも、その中で「これは!」というめっけものが登場したら、そこから検討にはいるものです。もちろん、主役が決まっている似非オーディションなら主役になることはないかもしれませんが、その主役を引き立てるための相手役を求めてはいるのです。
 話を戻しますが、ドアから入ってきた時がみんなあまりにも無防備です。
 それはみなが「台詞をいかに言うか」「台詞を言っていることが芝居だ」「台詞のうまい下手を見て欲しい」と、すり込まれているからです。
 台詞がうまく言えることは必須です。
 でも、それ以前に、たたずまい、歩き方、もっというなら、そこに待つ審査をする方々の場を制圧できるような態度で入ってくるか、ということだったりします。
 たたずまい。
 これはこの じんのひろあきの講義で丹念に解説されることです。

■じんのひろあき プロフィール
 1988年、にっかつロマンポルノという当時の映画界では若手の登竜門であったにっかつロマンポルノにおいて最後にデビューした。
 デビュー作である同作で亀有映画祭脚本賞を受賞するという快挙をなしとげる。
 今年6月このデビュー作『ラストキャバレー』は30年ぶりにDVD化される。
 また脚本家として、デビュー作の金子修介から始まり、それ以降、ピンク映画の監督だった廣木隆一監督の一般映画の脚本、市川準監督、黒沢清監督、石井岳龍ら現在の日本映画を牽引する監督達にに脚本を提供。
 1990年キネマ旬報日本映画第一位となった映画『櫻の園』の脚本でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞優秀脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。
 1991年に三谷幸喜脚本映画『12人の優しい日本人』の舞台を見て感銘を受け、それをそのまま映画にするために奔走した。あの映画の一番最初に『企画』としてクレジットされることとなる。
 その後、NHKをはじめとするラジオドラマを200本弱執筆。
 また、ビックコミックスピリッツにて『ラブレター』の漫画原作を担当。一年にわたる連載を経てコミックス4冊10万部を出版。
 ゲーム業界に未だに伝説として残るアーケードゲームの名作『バーチャファイター』を作った鈴木裕の『シェンムー』の製作に三年半携わり黎明期であったCGのモーションキャプチャリングディレクターを務め、すべてのモーションデータを羽田の専用スタジオで収録した。
 この後カプコンの『デビルメイクライ2』のオープニング映像なども手がける。
 この間、自分の劇団、また他劇団への書き下ろし、出向演出などで150本の演劇の公演を打つ。



じんのひろあき
ガソリーナ
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