亀井文夫「人間みな兄弟」の上映を行います。
みなさまこんにちは。
東京都人権啓発センターの坂井と申します。
以下唐突ですが、告知をさせていただきます。
当センターが実施している「人権問題都民講座」、今回は講演と映画の企画です。
http://www.tokyo-jinken.or.jp/jigyou/tkouzah241.htm
上映作品は、日本におけるドキュメンタリー映画の第一人者である亀井文夫が監督した「人間みな兄弟 部落差別の記録」(1960年)。
講師には静岡大学教授の黒川みどりさんをお迎えし、映画が製作された背景や作品の内容について検証しつつ、映像によって被差別部落が記録されること、映画によってそれが描かれることの意味について解説していただきます。
日時
平成24年10月28日(日) 14時00分から16時45分まで(開場13時30分)
会場
東京都人権プラザ 3階ホール兼視聴覚室
台東区橋場1-1-6
講師
黒川みどりさん(静岡大学教育学部教授)
申込方法
電話、ファックス、Eメールでお申し込みください。
公益財団法人 東京都人権啓発センター
電話:03-3876-5372
ファックス:03-3874-8346
Eメール:koza_h2401『アットマーク』tokyo-jinken.or.jp
(注)ファックス・Eメールでお申し込みの場合は、件名に「都民講座申し込み」と明記のうえ、(1)お名前、(2)ご住所またはご所属、(3)電話番号、(4)参加人数をご記入ください。
Eメールの場合は、『アットマーク』の部分を半角英数字の @ に変更して送信してください。
定員
80名
参加費
500円
当日会場でお支払いください
作品紹介
人間みな兄弟 部落差別の記録
60分、モノクロ、16ミリフィルム
1960年、
製作:日本ドキュメントフィルムほか
監督:亀井文夫/原作:杉浦明平/撮影:菊地周/録音:大橋鉄矢/音楽:長沢勝俊
ナレーション:宮田輝
本作の撮影は1959年から、50か所を超える地域で行われ、翌60年に完成、公開された。部落問題に関する映画の製作については、これより前から構想されていたが、まとまったかたちでの記録映画は本作を嚆矢とする。「道がある。その道が細くなったところに部落がある。」という導入のカットは、まさに「被差別部落」という場所に対する“まなざし”を意識させる。監督の亀井文夫は、戦中の「戦ふ兵隊」(1939年)から、戦後の「生きていてよかった」(1956年)「流血の記録 ― 砂川」「世界は恐怖する ― 死の灰の正体」(1957年)などの作品ですでに高い評価を得ており、本作においてもその実力は遺憾なく発揮されている。
最近は福島原発事故の影響で、「世界は恐怖する」が再評価されている亀井文夫ですが、今回の上映行事は人権問題からのアプローチです。
この機会にぜひ、ご参加ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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