2/6(水)「京都映画ノンフィルム資料アーカイブ」 セミナー&シンポジウム開催
京都太秦には古くから映画撮影所があり、歴史的・文化的価値のある貴重な映画関係資料(※1撮影所等における映画関連の非(のん)フィルム資料)が多く存在します。文化庁ではこれまで保存体制が脆弱だった映画関係資料が散逸・消失する事のないよう、保存および活用を目的としたアーカイブ構築に取り組んでおります。
この度は、映画ノンフィルム資料アーカイブの理解を深める為、映画に興味のある方や紙資料等の修復・保存に関心のある方向けに、下記セミナーとシンポジウムを実施致します。
(※1 撮影所等における映画関連の非(のん)フィルム資料):脚本、ポスター、スチル等のノンフィルム系映画関連資料
プログラム
◆第1部セミナー 15:00〜16:00(予定)
「映画資料の特性を生かした修復・保存について」
・講 師:株式会社資料保存器材 取締役 営業グループ 阿部 祐貴 氏
・内 容:専門家により映画ポスター・映画台本の修復と保存について詳しく解説。歴史的・文化的価値のある映画ポスター・台本の望ましい修復の仕組みと保存方法について理解を深めます。
◆ 第2部シンポジウム 16:10〜18:30(予定)
「映画資料の保存・修復における今後の展望」
・登壇者:株式会社東映京都スタジオ 代表取締役社長 山口 記弘 氏
国立映画アーカイブ 主任研究員 岡田 秀則 氏
国立新美術館 学芸課美術資料室長 谷口 英理 氏
(進 行)京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授 木下 千花 氏
・内 容:映画関連ノンフィルム資料の価値について理解を深め、さらに散逸・消失の危機から守るため、仕組みについて議論を重ね、映画ノンフィルム資料アーカイブの将来を提言する。
◆ 展 示
本事業で修復したポスター、台本の展示
※本事業・台本ポスターの修復処置についての概要パネルも掲示
【日 程】2019年2月6日(水)15:00~17:30(予定) ※受付開始14:30~
【場 所】京都大学 楽友会館 2階会議・講演室(京都府京都市左京区吉田二本松町)
【定 員】75名(入場無料・先着順)※当日参加可能
【申込方法】VIPOサイト(https://www.vipo.or.jp/news/20355/)より
【主 催】文化庁委託事業 アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影場所等における映画関連非フィルム資料)
◆「映画資料特別展」同時期開催 ◆
アーカイブ中核拠点形成モデル事業 実証展示
【日 程】2019年2月1日(金)~2月11日(月)
平日9:30~16:30/土日祝9:30~17:00
【場 所】京都太秦映画村 映画文化館2階
【内 容】修復ポスター、修復台本、関連プレス・スチール他の展示
※観覧無料(観覧には映画村の入場料が必要)
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