映画惑星vol.17

自主映画を観て語り合う…
オンライン劇場　映画惑星vol.17　を開催します！
どうぞお気軽にご参加、ご観賞下さい！

●6月15日 (日）13：00-16：00
●参加、観賞無料。
●映画惑星vol.16にZOOM参加希望の方はお名前（参加時のネーム）を明記して下記までメール下さい。ZOOMのURL、ID,、パスコード等を返信します。
voodooblood@msn.com　（遊映舎　山岸）
●当日はyoutubeでも観賞のみなら出来ます。
youtubeのURLは当日12時40分くらいに発表します。
●イベント全体をまとめたアーカイブ映像を、イベント終了後2週間限定でyoutubeにて公開します。そちらもお楽しみ下さい！

★上映作品が揃いました。（【上映】計93分32秒+【トーク+休憩】40分＝総合計133分32秒）。
下記上映順。トークの時間は凡そのところです。

①『プレイバック』　（1997年/8mmフイルム/23分)
【出演】鈴木恵美子　藤井基成　中島久光　他
【脚本･監督･編集】山岸
【解説】普通の女の生活に憧れる、殺し屋ユキを待ち受ける冷酷非情な罠。

⓶『悪太郎　闘え！あるいは恋せよ！』　（2022年/7分30秒/白澤康宏）
【出演】井口綾香　坂田正彦　舛本昌幸　白澤康宏
【監督・脚本・制作・編集】白澤康宏
【協力】協力　中村幸一　稲葉奇一朗
【物語】挑戦状を受け取り、挑戦者が現れるのを待っている悪太郎2号。そこへ一人の男が現れ対戦するも、悪太郎２号は訳もなく秒殺してしまう。もう終わりかと思いきや、また別の挑戦者が現れた。そして、それは一人の若い女性だった、、、、、。

③『真実性について』　（2019年/20分19秒/山科晃一）
【制作意図】　写真があらわす「真実」について追ったドキュメント作品。

④『ミノタウロスの憂鬱 迷宮のためのエスキース』　（2024年/5分44秒/岩井悠辰）
【制作意図】　繊細な鉛筆線と生々しい紙面というアナログの素材を使って、アナクロニズムと繰り返される時間を表現した。
【あらすじ】　迷宮に住むミノタウロス。日々の動作を繰り返すだけの、憂鬱な暮らしが映し出される。

⑤『マイ、ホームタウン　拡大編集版』　（2023年/上野修嗣）
【制作意図】　マートフォンが普及し、誰でも自撮りができる時代。小さな町から消えた友人をモチーフに、「事実のような嘘」を作ればタイムリーではないかと考えました。
過去、偉大なモキュメンタリーが世界各地で制作されましたが、末席にいる私も挑戦したいと思いました。新たに映像を加えた１２分の拡大バージョンを初公開。
【あらすじ】　石川県野々市市。ここは古くから田園が広がる小さな町だ。ある日、番組制作者の友人Ｎが姿を消す。雪かきをしながら残した電話の音声から、どうやら多額の借金があった模様。トンネルや川近くでの肉声、そして様々な店が並ぶ故郷の町並み……いずれも失踪直前に記録した映像らしい。新たな目撃者に呼びかけるため、Ｎの特徴とメールアドレスを提示。
「この世界にありがとう」と言い残し、３年経過。未だ手がかりはつかめないままである。

⓺『海の家』　（1989年/24分36秒/森石和志）
【あらすじ/制作意図】　一言でいうと、極端に日の光に敏感な男の一生といったところですか。つまり、まるでフィルムみたいなヤツの話です。そのフィルムってヤツ、結構な曲者でして、しかもなかなか仕事ができる。なんてったってウソがつきやすい。つきやすい、というよりもウソがバレにくいということでしょうか。
後追いで出てきたビデオやデジタル撮影といったヤツの性格が、どこかナマナマしかったりシラジラしかったのに比べると、コイツのつくウソは何故か簡単に世間に受け入れられていました。
だから、時代劇や特撮といったウソがバレたら困るジャンルの映画人は、最後までフィルムにこだわっていたんでしょうね。
そして一応映画「海の家」もフィルムで撮影されています。8mmですけど。
しかし、8mmといえば、フィルム四天王の中でも最悪のフォーマット。小指の爪先程の大きさもないフィルム界の面汚しです。
今の目で見ると、あちこちほころびや擦り傷が目立ちますが、今日のところはどうか大目にさみて頂いて、内径1cmに満たない姑息なウソを楽しんで頂けたらと思います。