石井岳龍が見出した津田翔志朗監督の追悼映画祭を開催
映画監督•石井岳龍(『狂い咲きサンダーロード』、『パンク侍、斬られて候』)が本年3月まで教鞭を執っていた神戸芸工大で、その才能を見出され大学在学中に『生きてるものはいないのか』(2012年)でサカナ博士役に抜擢、俳優・村上淳とも共演し強烈な印象を残した津田翔志朗が昨年4月、31歳で病気により他界しました。
津田氏は監督としても、インディーズながら10年間で9本の独創的な中・短編を制作しました。その作品群をパルシネマしんこうえん・神戸映画資料館で2日間にわたって上映する追悼映画祭を開催します。
【予告編】https://youtu.be/tfX5N5pvPhM
◆石井岳龍(映画監督)コメント
津田翔志朗は、彼が好きな映画、彼が撮っていた映画、出演作に残された彼の姿そのもののように、リアルと幻想の間(あわい)、現実と映画の間、生と死の間に生息している、とても不思議で魅力的で優しい人で、突然、境界を飛び越えて本当に向こう側に行ってしまった。だけど、その間に行きさえすれば、いつでも彼はまだそこに居る。
◆監督プロフィール
津田翔志朗
1991年京都府福知山市生まれ。2009年より神戸芸工大にて石井岳龍に映画制作を学ぶ。
俳優としても、大学在学中の2010年『生きてるものはいないのか』(監督:石井岳龍)に出演。以降、石井作品には最新作『自分革命映画闘争』を含む5作品に出演している。
◆上映作品
===両日上映===
『涅槃大衆行進曲』(2013/31min)
出演:濱頭優、津田翔志朗
撮影・照明:岡山佳弘、録音:藤澤蘭、制作:森明沙織
『陽炎夜曲』(2012/40min)
出演:津田翔志朗、松田尚子
撮影:大宮実、照明:新田淳、録音:麓貴広、助監督:今田恭輔、制作:森明沙織
===神戸映画資料館(3月4日)のみ===
『清怨にくちづけを』(2010/20min)
出演:小川千佳、津田翔志朗
撮影:吉田正幸
『境界にて』(2014/3min)
出演:津田翔志朗、今村英士
撮影:吉田正幸
『The Color From Beyond -彼方からの色彩-』(2017/6min)
カナザワ映画祭2018「期待の新人監督」部門ノミネート
出演:三村晃庸、津田翔志朗
撮影:大宮実、録音:趙拿榮、ドローンオペレーター:オオギシトモヒロ
『山三岳拍子』(2017/20min)
出演:松尾巧、巻野恭武、松井晶
撮影:岡山佳弘、録音:堀修生
◆イベント詳細
津田翔志朗映画祭~境界にて~
【開催日時】3月3日(金)@パルシネマしんこうえん
18:30~上映《登壇:石井岳龍》
3月4日(土)@神戸映画資料館
第一回13:30~上映《登壇:岡山佳弘、大宮実》
第二回17:00~上映
【料 金】大人1000円/大学生以下無料 自由席制
【SNS】Twitter:@tsuda_film / Instagram:@tsuda_film
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