セルビア日本短編映画祭 20分以内の作品を募集します。 締め切り9・20
JSFF [日本短編映画際] について
日本短編映画際(以下JSFF)は、セルビアと日本の文化交流プラットフォームを築き上げた成果です。この二カ国の文化的・社会的な距離を縮めるという目的が、素晴らしい経験を持った両国のアーティストの多様な作品を通じて、実現されつつあります。
この事は文化活動による社会への影響を証明するものとなるでしょう。
セルビアと日本のアーティストたちのコラボレー ションによってこの映画祭は生まれ、日本文化の最大のコンベンションである「ジャパニズム」のサイドイベントとしてバルカン半島で初めて披露されました。
初のJSFF (日本短編映画際) は、セルビアのベオグラードにあるドム・オルマディネという会場で2014年に上映され、40本以上の応募作品が、映画の産業、理論、批評において高い信頼性と経験を持つ国際審査員によって評価されました。
2014年JSFF審査員:Nenad Dukic氏, Svetozar Cvetkovic氏, 鈴木亮氏, Nikola Stojanovic氏
2014年JSFF入賞者:伊藤拓也監督, 富名哲也監督, 今関あきよし監督
この入賞者三名を始めとして全ての参加者は最初の映画祭を素晴らしい作品で飾り、大きな反響を得ました。
これは短編映画そのものの価値を再認識する上でも重要な出来事の一つです。
なぜセルビアと日本なのでしょうか
この二カ国は、古くから相互援助関係にありますが、日本においてはセルビア共和国という比較的新しい国の認知度は低いようです。
しかし、様々な文化の行き交うセルビアの土地の人々は戦災、経済不況、自然災害など様々な苦境に見舞われても芸術に対する非常に高い意識を持ち続けており、特に若い人々に大きなエネルギーが感じられます。この交流を通して、自由や、視野の広さ、異なった視点など、それぞれの内に大切なものを見出し、作品に生かして頂くことが出来れば我々の設立意図に非常に即したものとなります。
両国の異なった環境下に生まれた映画作家たちがこの映画祭の毎年のテーマを映画の中で表現し合うことによって新たな創造性が生まれること、これは文化交流という考えや将来の類似イベント、コラボレーションにおいて重要な動力となり得ます。
JSFF 2015
今年からJSFF (日本短編映画際) は独立イベントになります。
2015年は、11月15日にドム・オルマディネ (セルビアのベオグラード) そして11月16日に日本の東京で同時に上映される予定であり、同時開催イベントであることを生かしてライブストリーミングや共有アクティビティなどの相互対話的な内容を企画しております。
また、今年の審査員にはJSFF 2014に於いて優れたアニメーション作品「Kalina」で入賞を果たされた今関あきよし監督が二人目の日本人審査員として加わりました。
JSFF 2015のテーマ「アイデンティティ」
グローバリゼーションと高度な技術発展の時代において、アイデンティティ(人格、人間性、存在)とは、常に多様な考え方をなされる重要な問いであります。
JSFFは今回初めて映画際にテーマを導入します。
そして私たち主催者は、大なり小なりアイデンティティに関わる内容を考察/表現/含む作品を著者全員に対して奨励しています。
作品のアイデンティティ、抽象的なアイデンティティ、グラフィックスや映画フォトグラフィーに関わるアイデンティティ、個人的なアイデンティティ、国のアイデンティティ、その他の関連要素のアイデンティティなどにJSFF 2015の部門上映に参加する資格があります。
この世界において私たちの意味/空間を作り出すアイデンティティの全てです。
賞について
応募作品は全てJSFFの日本とセルビア両方のコンペティションに参加することになります。
*日本コンペティションは二つの賞を検討しています。
1、テーマ賞 – 今年のテーマである「アイデンティティ」に関わる内容の映画部門の賞
2、自由映画賞 – テーマに関わらず、日本で制作された作品、日本人アーティストによる作品、日本人俳優が出演する作品、日本文化と強い関わりを持つテーマを使用した作品等に与えられる賞
*セルビア・コンペティションでは国別に二つの賞を検討しています。
セルビア映画賞と日本映画賞を作る予定です。
JSFF2015の、日本での上映は昨年の優勝作品と、今年のセルビアのコンペティションで入賞した作品です。
セルビアでの上映は参加した全ての作品から審査員によってセルビア映画賞と日本映画賞、それぞれの部門で選ばれた作品が上映されます。
著作権について
JSFFは、JSFF組織内でのその他活動やパートナー映画祭、パートナーイベントで作品を上映し、メディア宣伝のために各映画の情報素材を使用する権利を有します。
著作権表示はすべて敬意を表して各イベントで表示されます。
JSFF 2015に応募することで著作権者は上記事項に同意したものとみなします。
注)ここでのJSFF組織内でのその他活動やパートナー映画祭、パートナーイベントとは、
JSFFが関与する日本やセルビア文化のイベントを指します。JSFFは中国シンセンにも拠点があるため、中国での上映の可能性も含みます。
それら、応募された作品を上映する全ての場合には制作者の許諾を得た上でこれを行うものとします。
しかしポスター用の画像などをプロモーション用に使用することに関してはその範囲ではありません。
募集要項
募集内容:2000年以降に制作された英語字幕付きの20分以内の作品。
– 20分以内であれば長さは問いません。
– 言葉が無い作品など、必要ない場合を除いて英語の字幕を必ず付けてください。
– 映画制作者は申し込む部門(テーマ賞、自由映画賞)を選択してください。
(選択がなされていない場合、又は作品がJSFF 2015のトピックに合っているかどうか分からない場合、その映画は一般作品としての応募とみなされる場合があります。)
– 有効なファイル形式 : MOV、WMA、MP4、MPEG、MKV、AVI
(応募の際にはdropboxや sha8recpaceなどの共有ポータルをご使用下さい。)
募集期間:2015年7月1日~9月20日
注意事項:1.コンペティションの審査用にBlu-Ray、HD-CAM、DCPは適用されません2.JSFF2014で上映された作品はJSFF 2015に参加する資格がありません。
3.制作途中の作品は認められません。
応募先:応募素材はすべてsubmissions@jsffestival.comにお送りください。
お問い合わせ先:info@jsffestival.com(対応可能言語:日本語、英語、セルビア語)
応募の際の形式
応募ファイルのタイトルの付け方
英数字のみの使用で「著者_映画タイトル_制作年」の順に「_」で繋いでください。
ファイル名の例 : 「白の舞踏」 石田 春 監督 2015年 の場合、
ishidashun_ the dance of white_ 2015 となります。
(映画タイトルに英語のタイトルを付けない場合もローマ字に直してください。)
Webポスター用の画像 (.jpgで保存。最低解像度の幅は1000px)
映画説明 (約200単語)可能な限り英語でお願い致します。(日本語の場合は400字程度 )
監督のプロフィール、写真
撮影班 (監督、キャスト、プロデューサー、カメラ、写真監督、映画制作過程に 関わった全役職)
制作された国:日本、又はセルビア(それ以外の場合も製作者の国籍をご記入下さい)
*その他の追加素材は歓迎いたします。 (作業途中の写真、アイデア、絵コンテなど)
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