大学院受験用｜自主制作短編映画『夏の夜の夢（仮）』スタッフ募集｜6/26〜30 東京都内撮影

「夏の夜の夢」創作企画書

作品概要 | Story
知理子、女子大学生。
女優を夢見て、小劇団の公演に参加する。
稽古場で出会った演技指導者・森。
彼との間に、許されない感情が芽生える。
劇団はシェイクスピア『夏の夜の夢』を稽古中。
台詞、視線、沈黙の間に揺れる感情。
「夢？それとも現実？」
「愛？それとも支配？」
舞台上の「夢」が、現実の「関係」に滲み出す。
言葉の隙間、視線の揺れ、沈黙の重さ。
夢と幻想、誤解とすれ違いが交錯する戯曲と、現実の人間関係が重なり合う。
稽古場の芝居（劇中劇）と、
団員たちの語りが交錯するロシュモン構造。
一つの事件。森、知理子、劇団メンバー——語りは交錯し、ずれ、ぶつかり合う。
「何が真実なのか？」「誰が被害者で、誰が加害者なのか？」
その劇団の稽古から本番へ。
観客もまた、この羅生門の世界に引き込まれ、
曖昧な境界の中で、自分の立場を探し続ける。

作品基本情報| Film Overview
タイトル（作品名）｜『夏の夜の夢』
ジャンル｜ヒューマンドラマ × サスペンス × 小劇場の世界
尺｜約30分（予定）
画面比率｜16:9（横構図）
撮影予定｜2025年6月26日、27日、29日、30日
ロケ地｜東京都内（稽古場・劇場空間・部屋・車内・公園・街道）
撮影スタイル｜固定カメラ、シンプルな構図、舞台劇のような空間設計台詞主導の物語構成、大量の対話、第四の壁を破る直視演技
チーム規模｜少人数（10-15人程度を予定）監督、撮影、照明、録音、DIT、メイク、現場サポート、エグゼクティブ・プロデューサー、俳優含む
監督/脚本｜ゴ カテイ
制作目的｜大学院受験用作品

影像基調| Visual Tone
参考作品：
濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』、『偶然と想像』
ノア・バームバック『マリッジ・ストーリー』

影像トーン：
固定カメラ、シンプルな構図。
シンプルな稽古場、最小限の美術、人物同士の空間関係を際立たせる。
台詞で物語を進める。大量の対話が全編を貫く。
俳優の身体表現を強調し、舞台劇のような空間演出を意識。立ち位置、出入りの方向、向き直り、すれ違う動き、全てが語りの一部となる。
俳優の表情、手の震え、視線の揺れを丁寧に捉える。
舞台での台詞と現実の感情が溶け合い、境界が曖昧になる。
第四の壁を破り、カメラに向かって話す演技。観客は「話しかけられる存在」となり、俳優の視線・言葉・感情に巻き込まれる。

募集ポジション| Open Positions
撮影監督
プロデューサー
照明技師
撮影助手
照明助手
DIT（デジタル・イメージング・テクニシャン）
録音技師
メイクアップアーティスト
現場サポートスタッフ

報酬について
想定範囲：日給8,000円〜20,000円（経験・役柄に応じて相談可）
交通費支給（都内移動分を全額支給）

応募方法｜Application Process
ご応募は以下の方法でお願いいたします。・氏名（ふりがな）・年齢・性別（任意）・希望するポジション・簡単な経歴・自己紹介（形式自由）・過去の制作物があればリンクまたはポートフォリオ（任意）

を明記の上、下記のメールアドレスにご連絡ください。
応募先メールアドレス：1414457710@qq.com
応募締切2025年6月10日（予定）
質問・相談もお気軽にどうぞ！

監督コメント｜Director's Statement
私は中国出身、28歳、女性。中国で5年間、広告ディレクターとしてのキャリアを積み、現在は日本で自主映画制作に挑戦するため、大学院進学を目指している。
また、演出力を高めるため、半年間小劇団での稽古に参加し、俳優としての訓練を受けている。
本作は、大学院受験のための制作作品であり、
「劇中劇」という構造を通じて、現実と幻想が交錯する曖昧な感情の流れを描きます。
社会における特定の環境下での、立場の不均衡な関係に潜む「感情の殻に隠れた無意識の加害性」、そして、そのような出来事に対する社会の視線、態度、立場を問い直します。
社会への問いかけ、そして自己への問いかけを含んだ作品として、観客の思考と議論を促す作品を目指します。

本企画に興味を持ってくださり、
最後までお読みいただきありがとうございます。
本作は、私の想いと試行錯誤の中で生まれた作品です。
もし共感いただける方がいらっしゃれば、
ぜひ一緒にこの作品を形にする仲間になっていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします！

【ハラスメント防止対策ポリシー】
ハラスメント防止対策ポリシー
本撮影現場では、すべてのキャスト・スタッフが安心して制作に参加できる環境を大切にします。
以下の方針でハラスメント防止に取り組みます。
暴言・威圧的な言動、差別的な態度を一切行わないことを徹底します。
身体的接触が必要な場合は、事前に説明を行い、必ず相手の同意を得ます。
未成年者への対応には特に配慮し、親権者の同意を必ず確認します。
万が一トラブルや相談が発生した場合は、責任者である監督・ゴ カテイが誠実に対応し、必要に応じて第三者機関への相談を行います。
相談窓口として監督本人を設置し、参加者からの相談を随時受け付けます。
撮影現場では、参加者の心身の健康を第一に考え、無理な指示や過度な労働を強いることはありません。
すべての方が安心して表現に向き合える環境づくりを心がけます。