CINEMA PLANNERS > スタッフ募集 > 【PFFアワードを第一目標に、国内外の映画祭での受賞を狙います】オリジナル長編自主映画『浪浪マーダーケース』録音部・衣裳部・カラリスト募集(5月末締切/8月末〜9月上旬の内10日間前後撮影予定)

【PFFアワードを第一目標に、国内外の映画祭での受賞を狙います】オリジナル長編自主映画『浪浪マーダーケース』録音部・衣裳部・カラリスト募集(5月末締切/8月末〜9月上旬の内10日間前後撮影予定)

投稿日時:2023/05/14 15:May:th
投稿者:相馬 大和/yamato soma
募集地域:全国
締切:2023/05/31

【ご挨拶】
はじめまして。オリジナル長編作品『浪浪マーダーケース』でプロデューサーを務める相馬大和(ソウマヤマト)と申します。本作品のスタッフ募集ページをご観覧頂き、誠にありがとうございます。
この度、作品制作にあたり、録音部・衣裳部・カラリストを募集いたします。以下、企画概要や募集要項になります。
長くなりますが、是非最後までお読みいただければ幸いです。

【企画概要】
<企画立案に至るまでの経緯>
この作品は監督を務める市川と組んで4本目、初の長編作品となります。
大学3年時春、共に映像系の学生ではない私達ですが、お互いに映画業界を志していることを知り、同じタイミングで撮影現場に入っていたこともあり、組んで自主映画を制作し始めました。
初めて作品を作り終えた際(2022年10月頃)、「内容面・技術面共に映画祭やコンペで勝負できるクオリティ」の「完全オリジナル長編劇映画を大学在籍中に撮る」ことを目標に掲げ、この企画が始動しました。

<この作品で目指していること>
この作品制作において、詳細まで含めると様々ありますが、大別すると
・「孫娘を殺害する祖父」「アレルギー物質摂取による死亡事故」「パパ活狩り」という実際に起きた事件を題材に、サスペンスとして作品に落とし込む
・独自性にこだわり、サスペンスにおける不安感や緊張感、焦燥感と、それらとは一見相反するような監督の持つ独特のユーモア感やファニーな雰囲気を両立させ、作品の魅力として輝かせる
・複数人主人公が存在し、不可逆的な、波紋やドミノ倒しのような展開を広げる物語構成
・監督の目指す演出を100%達成し、且つ独自の表現感覚を活かす脚本作り
・キャスト・各部スタッフ共にご協力いただける方を探し、監督の持つ作品イメージや演出の共有に力を入れ、全員が同じ方向に向かって一丸となれるチームで撮影に臨む
・PFFを第一目標に、国内外の各種映画祭やコンペで結果を残す
ことを目指しています。

【あらすじ】
夏。田舎の地方都市に住む佐藤一家。以前妻と離婚した後、娘を連れて生家に戻ってきた父と祖父母の4人で暮らしていたが、祖母が亡くなって以降は3人で暮らしている。
祖母の死以後、孫娘・マリは荒れた生活を送るようになり、祖父・タケシは酒と賭博の程度が進み、無気力な生活が続いている。タケシの息子でありマリの父親であるキヨシは仕事に打ち込んでいるが、佐藤家はどこか不和が生じている。
ある日、タケシは祖母の残した金を見つける。同時期にマリは親友のチヒロがパパ活で小遣いを得ていることを知り、「パパ活狩り」を提案する。金を見つけたタケシはその金でマリの親友とは知らずにチヒロと逢瀬を重ね始めるが、タケシの中には矛盾する感情が渦巻く。一方でマリとチヒロはクラブで知り合った大学生・トモロウ達と共に、キヨシの会社の同僚を嵌め、金を巻き上げるがマリの気持ちが晴れることはない。キヨシは父の秘密を知りながらも、向き合おうとせず仕事に打ち込み続ける。
表面上はそれぞれ上手く事が進んでいく佐藤家であったが、マリやタケシの中にはえも言われぬ感情が渦巻いて大きくなっていく。そんな中、マリはチヒロにある嘘をつく。タケシはチヒロに裏切られ病院送りになり、マリは初めて自分で「狩り」を始めるが...
佐藤家それぞれの人間の選択が連鎖し合い、周囲の人々を巻き込みながら、物語は一気に速度と危険性を高め、凄惨なラストへと向かう。

【題材事件と目指す作品イメージ(監督から)】
今作は「孫娘を殺害する祖父」「アレルギー物質摂取による死亡事故」「パパ活狩り」という3つの事件を題材にしています。

「孫娘を殺害する祖父」
祖父母は孫を溺愛する、というのは私の中ではごく普通の感覚として持っているものでした。そのような無意識の考え方は、私自身の家庭内でのやり取りや、もしくは今なお放送されている長寿アニメ番組の影響かもしれません。しかし、このような家族像は決してどこの家庭にも当てはまるものではありません。家族間での殺人事件のニュースが報道されることも少なくありません。家族の中でそれぞれの意思が共有されていない、むしろ家族だからこそどうしても見せたくない一面を持っていることは往々にしてあります。家族という枠に当てはめなかったとしても、人は矛盾した感情を持ち、その感情がどこで爆発するのかは本人を含めて誰にもわかりません。これらの要素が一つ目の題材となる「孫娘を殺害する祖父」を作り上げました。

「アレルギー物質摂取による死亡事故」
アレルギー反応は、本来はヒトにとって有益なはずの免疫反応が、無害な抗原を有害なものと認識して、これを排除しようとして起こる過剰な免疫反応(日本ラテックスアレルギー研究会ホームページより)のことです。今作に登場する人物たちは、誰もラストの悲劇に向けて、純粋な悪意をもって行動しているわけではありません。しかし、彼らの行動ひとつひとつが過剰な反応をみせ、ラストを迎えるという今作において、それぞれの関係がアレルギー反応と同じような構造を持っているのではないかと考えます。

「パパ活狩り」
実際に起きた、若者たちが「パパ活狩り」と称してお金を巻き上げる事件を題材にしています。その犯罪行為自体に興味を持ったことも題材にした要素ではありますが、それ以上に犯罪を行った若者たちはどんな生活をしていたのか、また、被害者はどんな人物だったのか、この点が最も興味をひかれた部分です。若者たちは日々の生活に不満を持っていたのか、もしくはただの遊び半分だったのか。被害者はそもそもなぜ未成年の若者に手を出したのか。今作ではこれらの個所に注目して作りました。

上述した3つの題材はどれも明るいものとは言えません。そのため作品全体の雰囲気も当然暗い空気をまとった作品になります。サスペンス映画にしたいということが前提にありますが、「淡々としている」というイメージではなく、「暗い話なのに笑ってしまう」というのが目指すところです。

【製作項目】
タイトル 『浪浪マーダーケース』(raw-raw murder case)
企画製作・脚本 市川雄大/相馬大和
撮影予定期間 2023年8月25日(金)〜2023年9月10日(日)の中で、1週間〜10日間程度
想定尺数 70分前後
種別 長編劇映画/実写/サスペンス・ブラックコメディ
形式 ビスタ、BMPCCでの撮影を予定、他予算との兼ね合い含め検討中です
映画祭・コンペ PFFを第一目標に、ゆうばりや東学祭など、国内外問わず複数応募予定
監督 市川 雄大(イチカワ ユウト)

【キャラクター概要/設定】
<メインキャラクター>
[佐藤タケシ] 
79歳。167㎝。定年退職してからは、やることがなくなったため毎朝ラジオ体操をすることが日課になっている。妻は2年前に亡くなっており、家庭内での会話は少ない。暇つぶしで始めたギャンブルにハマっている。4年ほど前からスマホを持ち始めた。決定済 
[佐藤キヨシ]
43歳。身長170~175㎝。中肉中背。妻が半ば育児放棄をして家を出ていった後、実家にマリを連れて帰ってきた。中小企業に勤めており、地下室でひとり書類整理の仕事をする毎日。稼ぎは少ない。母親が亡くなってからはタケシとマリのためにコンビニ弁当を買っている。
[佐藤マリ]
18歳。身長160㎝前後。瘦せ型。母親は小学生になる前に家を出て行ってしまったので覚えていない。学校は嫌いではないが、友人は少ない。高校を卒業したら家を出て東京に行きたいと思っている。
[チヒロ]
18歳。身長160㎝前後。痩せ型。裕福な家庭に生まれる。過保護に育てられてきた。マリとは高校で出会ってからの親友。高校卒業後の進路は考えていない。
[トモロウ]
21歳。身長175~180㎝。大学進学のために東京からやってきた。高校までラグビーをやっていたが、大学に入ってからは運動をしていない。マリとチヒロとはクラブで出会う。
[松本]
35歳。身長170~175㎝。キヨシと同じ会社に勤める営業マン。独身。

【スタッフ募集について】
<製作者から>
PFFアワードをはじめとする各映画祭での受賞を達成すべく、内容と演出は言わずもがな、技術レベルや画作りのクオリティにおいても勝負できるものを確保したいと考え、約1年前から企画が動き始めました。
学生最後の集大成として、またこの先、映画の道を進んでいく上で名刺且つ武器となるような最高の作品にするために、各部(特に専門技術や知識が必須の部署)においてこのような形でスタッフ募集を行なっております。

<報酬・謝礼について>
優れた作品を作りPFFをはじめとする様々な映画祭やコンペで本気で賞を狙いに行く心持ちですが、学生映画ということもあり予算にも厳しい制約があるため、大変心苦しいのですが今回のスタッフ募集ではご協力者(交通費・食費・必要経費以外の金銭的対価をお支払いすることができません)としてご参加いただける方を対象に募集をしております。あらかじめご了承の程お願い申し上げます。

あらすじや企画概要・私共の想い・ご協力者としての参加等をご理解いただいた上で、完成に向けて、チーム一丸となって作品制作に向き合い、お力添えいただける方でしたら、どんな年齢やキャリアの方でも大歓迎です。監督・私共に、たくさんのご応募と出会いを渇望しております。

<募集する部署>
①録音部/2名前後
②衣裳部/1名前後
③カラリスト/1名前後
④その他部署/基本的には募集しておりませんが、お力添えいただけるという方がいらっしゃればご相談させていただく形になります。

【応募方法/項目/締切/応募後の流れ】
<応募方法>
以上の事項を踏まえて、ご応募いただける・ご興味を持っていただけた方は、
Googleフォーム[https://forms.gle/Di7aNkUKfbSbBWUJ6 ]もしくはメールアドレスから必要項目を記入してご応募ください。
また、ご不明点やご質問等ございましたら、相馬メールアドレス【 somayamato01@gmail.com 】もしくは相馬Instagram【@daiwa_soma】まで、お気軽にご連絡ください。

<メールでご応募いただく場合の必要項目>
件名:市川組スタッフ応募/氏名
1. ご氏名(フリガナ)
2. ご連絡先(お電話番号/メールアドレス)
3. ご所属(団体・学校・事務所等/団体や事務所に所属している方・未成年の方は必ず、所属団体・保護者様から許可を得てご応募ください。未成年の方は面談の際に保護者様からの同意書をご持参ください。 )
4. 最寄駅
5. ご希望の部署
6. 制作実績/現場経験(現場経験の有無、制作に携わった作品名やその作品でのご自身の働き、扱える機材やソフト、自己評価等)
7.自己PR(任意、記載方法等自由)
8. 所有する機材や衣裳、PC、ソフト(任意、今回の撮影においてご使用可能かどうかも記載していただけると大変有り難く存じます)
9. 撮影予定期間(23年8月25日〜9月10日)と5月下旬以降のスケジュール(任意、面談等の日程調整に使用いたします)

<締切/応募後の流れ>
募集締切は2023年5月31日23:59までとさせていただいております。
(尚、大変恐縮ですが、スタッフが確定し次第、随時その部署の募集を打ち止めさせていただきます。)
選考の流れと致しまして、
①書類選考
②対面での面談
を行い、面談を通して最終的に双方の合意があった上でスタッフ参加をお願いする形となります。あらかじめご了承の程、お願い申し上げます。
書類選考をご通過された方には、順次こちらから個別に面談日程調整のご連絡をいたします。

【製作者の経歴・プロフィール】
<監督プロフィール>
市川 雄大(イチカワ ユウト)
青山学院大学文学部比較芸術学科四年。映画監督志望。
大学では映画評論家である三浦哲哉氏に師事し、演出や分析、映画史や映画評論を学ぶ。
2022年には廣木隆一監督作品『あちらにいる鬼』の撮影現場に参加し、プロの現場を経験。
これまで相馬と共に短編作品を3本撮影、いずれも監督の他、企画・撮影・編集等を担当。
今回の作品では監督・脚本・編集を担当。

<プロデューサープロフィール>
相馬 大和(ソウマ ヤマト)
日本大学法学部新聞学科四年。映画プロデューサー志望。
大学では著作権/知的財産法を専攻。
大学2年次より映画・映像業界を志し、主に制作部としてMVや映画、ドラマ(撮影部)の現場に参加する他、東京国際映画祭の学生スタッフ等を経験。
2022年に塩田明彦監督作品に制作部インターンとして参加し、プロの映画の現場を経験。
今回の作品ではプロデューサー・脚本・制作・その他全体進行管理業務を担当。

【予定スケジュール】
4月:準備稿完成済/メインスタッフ編成完了/キャスティング開始済/香盤表作成開始済
5月:キャスティング進行済/香盤表完成/ロケハン開始済
6月:キャスティング完了/スタッフ打ち合わせ開始/本読み・リハーサル・衣裳合わせ開始/ロケハン進行
7月:決定稿完成/本読み・リハーサル進行/スタッフ打ち合わせ進行/機材選定進行/ロケハン等進行
7月下旬〜8月上旬:予算内訳確定/機材・衣裳・美術周り・ロケハン完了/スケジュール確定/オールスタッフミーティング
8月25日〜9月10日:撮影本番期間
9月以降:ポスプロ、クラウドファンディングの募集、上映会、映画祭やコンペへの応募(24年度になる予定)

【おわりに】
長文失礼いたしました。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
たくさんのご応募をお待ちしております。


【ハラスメント防止対策ポリシー】
作品制作に携わる全てのキャスト・スタッフに対して敬意を持って接し、撮影現場と本作品制作過程において、あらゆる暴力やハラスメントに対して、これを容認しません。それら行為について徹底的に注意喚起と防止に努め、万一トラブルが生じた際は誠意を持って対応いたします。




※募集案件に対して応募後のやり取りについては、当サイトは関与できませんので個人情報の受け渡し、面談等直接会われる場合は、細心の注意をお願いいたします。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
ご利用についての注意事項・ハラスメントに対する対応について。

掲載者情報

担当者相馬大和
お問い合せ先somayamato01@gmail.com
その他情報応募用フォーム[https://forms.gle/Di7aNkUKfbSbBWUJ6
相馬大和Instagram【 @soma_daiwa 】
お問い合わせ ※ご利用の端末に設定されたメールソフトが開きます。

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