【映画】美術・照明・ヘアメイク募集！！

はじめまして。多摩美術大学４年の水谷と申します。

この度、卒業制作『田園』を制作するにあたり、スタッフを募集させて頂きます。
この作品は、卒業制作として出発する作品ですが、
学生映画、自主映画という枠にはまらない、一つの映画として素晴しいものにしたいと思っております。
良い作品を作りたいと思っている方、少しでもこの作品に興味を持って頂いた方、どうぞよろしくお願いします。熱意のある方であれば、経験は問いません。


《募集スタッフ》美術、ヘアメイク、照明、
　　　　　　　　その他、ご協力頂ける方を募集しております

＊長期にわたる撮影になりますが、一回のみの参加でも構いません
　経験は問いませんが、やる気のある方、真剣に良いものを作ろうと
　考えておられる方を求めております。

お手数ですが以下の連絡先かメッセージにて、ご連絡下さい。
kiyokatasan@yahoo.co.jp

こちらから改めて詳細をお送りします。

自主制作ということもあり申し訳ございませんがギャラはお支払いする事が出来ませんが交通費、食費、宿泊費等はご用意させて頂きます。


【タイトル】『田園』
【尺】　　　１２０分 　DV作品
【あらすじ】

「ねえ、ママ、この世で最も美しい言葉の名前を知っている？」
　廃墟に響く少女の声

1932年
少年アリョーシャは母エストーリアと共に父・振一郎の祖国である日本に降り立った
程なく外交官である父は母子に「言葉は皆が教えてくれる」と言い残して旅立つ
だが、、父の言葉とは裏腹に翌日から祖母・たつ子はアリョーシャを「英一郎」と呼び始め、
エストーリアと引き剥がし、厳しく日本風の教育を施しはじめる
それを、止めようと必死に一人、言葉を憶えるエストーリア
しかし、そんな努力も虚しく、振一郎は旅先で失踪し、
エストーリアも無実の罪で、公安の手によって捕らえられてしまう

やっと、釈放されて家に戻ったエストーリアに、
たつ子はアリョーシャを置いて国に帰るように進言する
激しく反発するも、やっとの思いで会えたアリョーシャは
既に母の国の言葉を忘れ、日本語を話し始めていた
そんなアリョーシャの姿を見て、エストーリアは決意する
「この花の名前を決して忘れないで」
そう言って、息子に自ら名付けた名を捨てさせ、
その日を境に、自らは言葉を閉ざすようになる

七十年後、一人の作家が少年の物語を書き上げる
作家は、書き上がったばかりの原稿を手に一人、旅に出る
しかし、ひょんな事から、担当編集者と再会し、
行き先を告げぬまま、共に旅をすることになる
旅の道中、青年は作家にサインが書かれていない、ある画家の絵を見せる
その絵をきっかけに、作家は幼き頃、両親と過ごした家での事を思い出す
決して、語らず、幼い作家に触れようとさえしなかった、父の姿を・
やがて、二人の旅は朽ちかけた廃墟へと辿り着く

そして、物語りは作家の記憶と混じり合い
父が決して語らなかった過去へと繋がってゆく

「言葉は皆がおしえてくれる」そう言い残し、旅立った父
　　
「この花の名を決して忘れないで」そう言って息子に自ら名付けた
　　名を捨てさせ、この日を境に口をつぐんだ母

「言葉はやがて忘れ去られる」
　決して言葉を信じない作家が書き上げた物語りとは？
　　
それぞれの人物が残した《言葉》を通じて《言葉》とは人間にとって何なのか？

そう問いかけると同時に《言葉》を通して人間の本質を描き出す

【撮影期間】　六月下旬〜来年一月下旬

　　　　　第一回　終了　　
　　　　　第二回　７月19日〜21日・27日〜８月3日
　　　　　第三回　８月22日〜26日
　　　　　第四回　８月28日29日
　　　　　第五回　９月13日〜15日
　　　　　第六回　９月下旬《現代》
　　　　　第七回　１０月上旬《現代》
　　　　　第八回　１０月中旬《現代》
　　　　　第九回　１０月下旬《現代》《1932年〜1950年》
　　　　　第十回　１１月中旬《現代》《1932年〜1950年》
　　　　　第十一回１１月下旬（雪が降らなければ１月以降）