上智大学卒制映画 照明募集(11月末撮影)
ご覧いただきありがとうございます!
『Tea Bowl(英題)』監督の押尾郁弥です。現在、私は上智大学で映画制作のゼミに所属しておりまして、このたび卒業制作として30分ほどの短編映画を制作しております。大正時代を舞台に、茶道をモチーフとした、怪談のようなストーリーの映画です。今回は、照明クルーとして協力いただける方を募集させていただきます。
【作品キーワード】
妖艶で幻想的な怪談の世界
茶器の持つ「日本の美」
制作の動機やあらすじを、このページの下の方に記しております。合わせてご覧ください。
【募集詳細】
1、募集クルー
…照明クルーとして経験のある方。
…応募の際は、お名前、年齢、お住まいの最寄り駅をご記載ください。また過去にご自身が照明クルーとして携わった作品も添付していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
2、撮影予定日
…11/26(金)、27(土)、28(日)と、11/29の早朝。(短縮の可能性あり)
…各ロケ地で一回ずつアングル決めを行う予定です。
…複数のロケ地で撮影いたします。移動は自動車で行いますので、ご承知ください。
…撮影は泊まり込みにはならない予定ですが、夜遅くまで行うことになると思います。
3、謝礼…15000円
(別途、撮影本番日の交通費、食事は支給いたします。)
気持ちばかりの謝礼となってしまい申し訳ございません。学生映画の制作に協力していただける方をお待ちしております。
その他、質問等ございましたら、押尾のメールアドレスまでご質問よろしくお願いいたします。
【制作の動機】
今回の作品には、私の学生時代の総括として「日本の美」、そして「罪と赦し」の二つのテーマを込めました。私が「日本の美」を意識するようになったのは、大学入学後に表千家に入門し、総合芸術として茶道の世界に触れてきたこと、そして、フランスに留学し、欧州の圧倒的な文化の蓄積を実感する中で「日本人としての私」を大きく自覚させられたことが挙げられます。また、「罪と赦し」の主題に関しては、上智大学の文学部で学ぶ中で出会った、キリスト教文学、パスカルやモーリヤックそして太宰の影響を受けたことが大きいです。「罪と赦し」という普遍的主題に向き合い、他方、茶器に代表される「日本の美」の独自性を表現する、この作品は世界に問うに値すると考えます。海外の映画祭への出品も視野に、これからも制作に取り組んでいきますので、どうかご協力いただければ幸いです。
【あらすじ】
(背景)
1927年の東京、山の手。主人公の良子(40代)は、雅和と結婚しようとしていた。雅一は、長年の不倫相手である。良子は若い時分に、貿易会社に勤める年長の男、清浦と結婚させられた。夫が洋行で不在の間に、良子と雅一は不倫の関係に陥り、まもなく良子は不義の子を設けてしまう。二人の関係が清浦に知れれば、二度と会うことはできない、そう考えた二人は、不倫の証拠である、息子を捨ててしまう。
(あらすじ)
ある日、良子は、茶道の師匠から、結婚祝いとして茶碗をもらった。不思議な美しさを持った茶碗だった。頂いた茶碗を雅一に見せていると、良子はその茶碗に、不思議な「子供の手のような影」があるのを発見してしまう。しかし、それは良子にしか見えない影だった。その後、良子は次第に不眠に悩まされ、奇怪な夢を見るようになる。狂気を帯びて、取り憑かれたように茶碗を見つめる良子。ついに、茶碗をつくった者こそが、かつて捨てた我が子だと確信する。茶碗の魔的な美しさによって開かれた夢と現実、彼岸と此岸の狭間で、良子は我が子と再会し、自分の犯した罪を告白する。
出演を希望していただける方は、押尾のメールアドレスまでご連絡よろしくお願いいたします。
沢山の方の募集をお待ちしております。
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掲載者情報
担当者 | 押尾郁弥 |
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お問い合せ先 | teabowl.filmmaker@gmail.com |
その他情報 |