こちらの募集は締め切らせて頂きました

閲覧いただきありがとうございます。本作品の監督を努めさせて頂きます、倉谷真由と申します。この度、京都を舞台に自主制作映画「ガンガー様の魚」を制作することになり、協力者として参加頂けるスタッフさんを１名募集致します。以下に簡単な企画内容を記載させて頂くので、合わせてご覧ください。

【企画概要】
作品名：「ガンガー様の魚」
監督：倉谷真由
完成尺：40~50分予想
撮影場所：京都府京都市、大阪府茨木市
撮影日程：12月12日〜17日（予備日含む）
スタッフ：映画美学校の同級生、学外のプロの技術部数名が只今決定しております。（20代〜30代）
完成予定：2021年2月下旬

【制作動機】
死について、日常の一部として向き合う作品を描きたいと思い、脚本を書きました。たいそうなことを言っているなと自分でも思いますが、認知症のおばあちゃんからも、女子大生からも、美味しいインドカレーや、ドジョウ鍋、小さいアパート、その辺を流れる川からさえも切り離せないことだと思うのです。大切な作品なので地元である京都で撮りたいと思い、全編関西弁になっています。また、大変個人的で恐縮ですが、大学と二年間通った映画美学校を卒業する集大成としてこの作品を撮りたいという思いもあります。完成後は国内外の映画祭に出品することを視野に入れております。

【あらすじ】
インドカレー屋のソファに大きなドラッグストアの袋と一緒に腰掛けながら、私（18）は友達(18)の恋愛相談を聞いていた。18歳らしいみずみずしい表情で、“従兄弟”という希望の薄い相手への恋心を語る幼なじみに、苦笑いをしながらも適当に相槌を打ち、ラッシーを飲み干す私。母と二人、重度の認知症を患う祖母を介護をする日々を送っている私にとって、友達との時間は唯一の息抜きであった。そんなある日、私の元へ友達から泣きながら電話がかかってくる。「……殺しちゃったかもしれへん」私がアパートへ到着すると、一言そう呟く友達。大好きな従兄弟のカケルくんと同じ名前をつけて育てていたドジョウが、水槽の掃除中に死んでしまったと言うのだ。鍋の具材として友達が食べることによって弔われたドジョウは、腹の中でだんだんと歪に姿を変え、彼女を突き動かしてゆく。そんな友達の面倒を見ることで一時的に実家から離れることになった私。しかし依然として重たい何かから解放されることはなく、18歳の冬、ぼんやりと今も遠い地を洋々と流れる「ガンガー様」に思いを馳せる。
二人の若者が、それぞれ「死」に対して向き合うお話です。タイトルの「ガンガー様」というのはインドのガンジス川のことで、主人公である私がいつか行って見たいと憧れを持っている川です。

【募集要項】
上記の企画において以下の役職を担当してくださる方を募集いたします。

●制作部１名
・撮影日の食事の手配、物の移動、その他各部補佐を担当して頂きます。
・既にチーフが決まっているので、その方の指示に従って動いていただきます。
・映画制作の参加経験は問いません。興味があるというだけでも大丈夫です。

基本的に撮影期間は全日参加、終日の拘束となりますが、相談も可能です。

大変心苦しいのですが今回は報酬はお出し出来ず、協力者様の募集になります。
（※撮影日の交通費、食事はご用意いたします。）
一度自主制作映画の撮影に参加してみたいという方、ご自身も自主的に映画制作をされている方大歓迎です。もしも今後こちらにお手伝いできることがありましたら、積極的に協力させて頂きます。
必ず、関わって良かったと思って頂ける作品として完成させますので、ご検討いただけると幸いです。

【応募方法】

・お名前
・年齢
・経験
・志望する役職
・最寄り駅
など簡単なプロフィールと、

・12月12〜17日までのスケジュール
・当企画に応募しようと思って下さった理由

などを記載しkmayu990924@gmail.comまでメールをお願い致します。
件名は　「ガンガー様の魚」スタッフ応募　でお願い致します。

その後何度かこちらのスタッフとやりとりを重ねて頂き、スケジュールなどの兼ね合いで10月中には決定させて頂きます（応募者様が募集人数よりも多かった場合、大変恐縮ですがスケジュールや経験を優先して決定させて頂こうと思います）。制作の様子に馴染んで頂くために、本番までにZoomでミーティングなども行いたいと考えております。

【感染症対策について】
・スタッフ全員とキャストの皆様には、撮影日の直前にP C R検査を受けて頂き、陰性だった方のみの参加となります。（状況に応じてやむなく予定を変更する可能性があります）
・換気、小道具等のこまめな消毒、黙食など、撮影現場での対策も徹底して行う予定です。

最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
もしも、少しでも気になる点や不明な点などあればお気軽にお問い合わせください。
まだまだ勉強中の身ですが、皆様と共にこの作品を完成させ、素敵な形で世に送り出すことが出来たらと思っております。ご応募を心よりお待ちしております。

【監督プロフィール】
1999年生まれ。京都の伏見出身。立教大学現代心理学部映像身体学科に所属。元々創作が好きだったこともあり、大学2年次から映画制作に興味を持って映画美学校に通い始める。現在までに５本程の短編映画を制作。今回が初めての中編映画制作となる。