【制作助手急募!】9/20・21東京近郊で撮影『Kisarazu Murder Case』
【作品の内容】
ニューヨーク大学卒業制作『小春日和』(2014年)で新人監督映画祭グランプリ、映文連アワード準グランプリ、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア ベストアクターアワードを受賞し、水戸短編映像祭、札幌国際短編映画祭、レインダンス映画祭、クレルモンフェラン国際短編映画祭公式上映などの高い評価を受けている齋藤俊道監督。今回はデンマーク発の映画制作プロジェクト「The Current」に参加する唯一の日本人監督として、新作『Kisarazu Murder Case』を制作します。
今年が第3シーズンとなる「The Current」は、世界各国で活躍する8人の監督が、それぞれ異なる社会的テーマに沿った5分以内の映画を制作するというデンマーク発のプロジェクトです。完成作品は、各作品が扱う社会問題の専門家による記事と合わせて、今年10月以降インターネット上で順次公開されます。(http://www.thecurrent.dk)
このプロジェクトに参加する唯一の日本映画が『Kisarazu Murder Case』です。本作が扱うテーマは「技能実習制度」。日本政府が実施している技能実習制度は、外国人に日本での就業機会を与えて技術や知識を移転し、発展途上国の経済発展に貢献するという建前のもとに運用されていますが、実際には、中国やベトナムをはじめとするアジア諸国の若者が安上がりな労働力として零細企業に派遣され、違法で劣悪な労働条件のもとで酷使されていると指摘されています。米国国務省や国連も、この制度を人身売買や強制労働の温床であるとして批判していますが、技能実習生が置かれた状況に改善は見られません。
『Kisarazu Murder Case』は、技能実習生として養豚場に派遣された中国人女性の職場での体験を追い、言葉もろくに通じない異国の地で過酷な扱いを強いられながらも、それに立ち向かっていく様を描きます。この作品を通して、国内外の多くの人々に技能実習制度の問題を認知してもらい、その是非を問う議論を活発にし、外国人にとっても生きやすい社会の実現に結びつけたいと考えています。
【募集するスタッフ】
制作助手2名
現場での制作部ヘルプに加え、美術助手または録音助手を兼任していただきます。
1日だけの参加でも結構です。現場経験を積みたい学生さんにはプロスタッフとの人脈を築く上でも絶好の機会です。
【撮影について】
撮影予定日・場所:9月20・21日(20日は渋谷で夜の数時間のみ撮影、21日は東京近郊で終日撮影)
ギャラ:恐縮ながらノーギャラですが、交通費と食事は支給させていただきます。
【作品の公開方法】
作品は編集作業を経て、9月末に完成予定です。10月以降、人身売買問題の専門家による記事と合わせてThe Currentのウェブサイト(http://www.thecurrent.dk)をはじめ、多数の閲覧者を持つ複数のウェブサイト上で公開します。また、世界各国の主要映画祭にも応募する予定です。
【制作者】
監督・脚本:齋藤俊道(http://www.toshimichisaito.com
前作『小春日和』はこちら → http://www.koharufilm.com)
制作団体:The Current(http://www.thecurrent.dk)
【応募方法】
応募を希望される方は、以下の①〜⑤を記載の上、the.current.japan@gmail.comまでご応募下さい。
① 氏名
② 年齢
③ 経歴(書式は問わない)
④ 電話番号
⑤ メールアドレス
皆様のご応募をお待ちしております!
小澤(アシスタント・プロデューサー)
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