【10/14〆切】立教大学スカラシップ採択企画、ヘアメイクスタッフ募集
閲覧いただきありがとうございます。
映画「夢の塔」の監督を努めさせて頂きます、倉谷真由です。
本企画にヘアメイクとしてご参加頂けるスタッフさんを募集させて頂きます。
長くなってしまいますが、少しでも興味を持って頂くために、企画の詳細を下記に記載いたします。
【はじめに】
『夢の塔』はパート①〜③の三組の物語からなる群像劇で、各パートの内訳は以下になります。
パート① →第5回立教大学映像身体学科スカラシップ採択企画
※立教大学映像身体学科スカラシップ制度とは、映像身体学科生・映像身体学専攻の学生から企画を募集し、審査の後採択者には学科から助成金を支給される制度です。(https://www2.rikkyo.ac.jp/web/eishin/news/news20220712.html)
パート①〜③→立教大学現代理学研究科映像身体学専攻、2023年度修了制作
本作品はパート①のみ学内で成果発表後、全編通しで大学院の修了制作として完成させ、その後国内外の映画祭に出品予定です。
【企画概要】
作品名:「夢の塔」
監督:倉谷真由
完成尺:80分予想(パート①②各30分、パート③20分)
撮影場所:茨城県笠間市、東京近郊を予定
撮影日程:茨城県笠間市→11月19日~23日
東京近郊→11月26日~12月4日までの間の数日間
※ロケ地などの都合により変更の可能性はあります
スタッフ:立教大学の学生、映画美学校卒業生、学外の技術部さんが只今決定しております。
完成予定:2022年2月下旬
【制作動機】
「食べる」というテーマには数年前から私自身がかなり執着していて、数本の過去作や、大学4年次の卒業論文でも扱いました。今回は「食べる」ことから切り離して考えることの出来ない「欲」の部分に目を向け、映画を制作したいと思い、企画を立案しました。欲、と一言で言っても色々ありますが、この映画で扱いたいのは、手が届いたと思ったら更に次が芽生えてしまい完全に満たされることのない、いわば無限循環的な欲望です。お腹が空いて、どれだけ沢山ご飯を食べても、数時間後には消化、排泄されて、またお腹が空く。完全で永遠の満足は無いと薄ら自覚しつつ、その瞬間の欲を満たして生きてゆくしかない。そういう人間の抗えない仕組みは、不条理で滑稽で、個人的にとても面白いと思います。その面白さを、共有できると嬉しいです。完成後は、パート①のみを学内で上映、全編通しで国内外の映画祭に出品することを視野に入れております。
【あらすじ】
パーツモデルの事務所を解雇された女(31)は、物も人間も規則正しく動く工場で、手先や髪、足首を気遣うことなく黙々と重い荷物を運んでいた。女の頭の中は、とある写真家のことでいっぱいであった。最近結婚した元モデルの友人が、子供の分も食べないとなどと言いながら躊躇なく食べ物を口に運んでいた時に、ラジオで宣伝が耳に入って来た「食べる」こと専門の写真家である。女はモデルの募集フォームにメールを送り、写真家(48)に会うことになる。写真家のスタイルは徹底的に相手を否定し「食べる」行為を撮影するというもので、自身の撮影行為を「カウンセリング」と称していた。撮影を終えた数日後、女は闇医者(60)を訪ねて自身の胃袋の一部摘出を懇願する。ところが究極的な不食思想を持っていた闇医者は、承諾するばかりか、女に無断で胃袋を全摘出してしまう。助手は、摘出された胃袋をバケツに入れ、長い長い廊下を歩く。病院の外に出て、道を歩き、角を曲がってまた道を歩き、歩道橋を超え、ずっとずっと歩いてゆく間、バケツの蓋は徐々にずれ、1番上に乗っていた胃袋がずるりと地面に落ちる。しばらくして、身長の低いサラリーマンの男(54)がやって来る。男は立ち止まり、少しの間眺めた後、胃袋をカバンに入れて自宅に持ち帰ることにする。その日から、女は何も食べなくても生きてゆけるようになるが…。
「食べる」こと専門の写真家と胃袋を失った女、胃袋を拾った男と亡くなった娘、毎日白い塔の夢を見る少年。空腹のように、満たされ切ることのない欲望と共に生きてゆく人々の、シュールで不条理な物語。
【募集要項】
上記の企画において以下の役職を担当してくださる方を募集いたします。
●ヘアメイクスタッフ1名
・撮影中のキャストさんのヘアメイクの管理をお願い致します。
・事前に何度かzoomでの打ち合わせ、可能であれば衣装合わせへの参加をお願い致します。
・勉強中であったり、映画制作の現場に初めて参加される方も大歓迎です。
※笠間ロケに同行頂けるヘアメイクスタッフの方は既に決まっているため、今回の募集は基本的には東京ロケへご参加頂ける方になります。(東京ロケが前倒しになる可能性もございますので、笠間ロケを予定している期間のスケジュールも教えていただけますと幸いです)
※笠間ロケへ同行頂けるヘアメイクスタッフの方と、連携を取っていただいてヘアメイクを繋げて頂くことになります。
少額で大変恐縮なのですが、謝礼は撮影日に10000円/日となります。
(※撮影日の交通費、食事はご用意いたします。)
一度映画の撮影に参加してみたいという方、ご自身も映画制作をされている方大歓迎です。
必ず、関わって良かったと思って頂ける作品として完成させますので、ご検討いただけると幸いです。
【応募方法】
・お名前
・年齢
・経験
・資格
・最寄り駅
など簡単なプロフィールと、
・11月19〜12月4日までのスケジュール
・当企画に応募しようと思って下さった理由
などを記載しyumenotou.project@gmail.comまでメールをお願い致します。
件名は 「夢の塔」スタッフ応募 でお願い致します。
その後何度かこちらのスタッフとやりとりを重ねて頂き、スケジュールなどの兼ね合いで10月中には決定させて頂きます(応募者様が募集人数よりも多かった場合、大変恐縮ですがスケジュールや経験を優先して決定させて頂こうと思います)。
【感染症対策について】
・キャストの皆様には、撮影日の直前にP C R検査を受けて頂き、陰性だった方のみの参加となります。(状況に応じてやむなく予定を変更する可能性があります)
・換気、小道具等のこまめな消毒、黙食など、撮影現場での対策も徹底して行う予定です。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
もしも、少しでも気になる点や不明な点などあればお気軽にお問い合わせください。
まだまだ勉強中の身ですが、皆様と共にこの作品を完成させ、素敵な形で世に送り出すことが出来たらと思っております。ご応募を心よりお待ちしております。
【監督プロフィール】
1999年生まれ。京都の伏見出身。立教大学現代心理学部映像身体学科に所属。元々創作が好きだったこともあり、大学2年次から映画制作に興味を持って映画美学校に通い始める。現在までに5本程の短編映画と中編映画を1本制作。今回が初めての長編映画制作となる。
【ハラスメント防止対策ポリシー】
本作品の撮影及び準備期間における、出演者・スタッフを含む作品に関わる全てに対して、暴言、脅迫、などのあらゆるハラスメント行為を禁止し、お互いを尊重する現場を作ります。
万が一、トラブルが生じた場合は、誠意をもって早急に対処致します。
また、他のスタッフとのコミュニケーションに不安のある方は、ご相談頂くことが可能です。
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掲載者情報
担当者 | 白田悠太 |
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